子宮頸(けい)がんなどを予防するHPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンの積極的な接種呼び掛けが、相次ぐ副作用報告によって中止されてから、14日で5年が過ぎた。対象年齢の子を持つ保護者は、分かりにくい国の対応の中で、接種のメリットとリスクの比較を迫られてきた。自治体からの案内も届かなくなり、こうしたワクチンがあることを知らないままの保護者も少なくない。 「副反応(副作用)の不安は最後まで消えなかった」。埼玉県所沢市の女性(53)は3月、中学3年の次女(14)への3回目の接種を終えた。
女性運転手が買い物や通院に付き添います――。青森県弘前市のタクシー会社「北星交通」(下山清司社長)は7日、高齢者の生活サポートも行う女性運転手のチーム「北星桜こまち」を立ち上げた。高齢化社会のニーズに応じた取り組みだが、運転手の大半を男性が占めるタクシー業界に、女性の参画を促す狙いもある。 メンバーは今夏入社した樋口要さん(29)、高谷文(あや)さん(35)、三上みさきさん(42)の3人で、近く20代の2人が加わるという。 同社の運転手計約190人のうち、女性は11人。チーム発足にあたり、同社は子育て中の女性が働きやすい環境を整備した。従来の運転手は流しが中心の歩合制で早朝や夜間の乗務も多いが、チームは配車中心の時給制で平日午前8時~午後5時の日勤にした。さらに社内に保育所も設けた。 この日午前10時から行われた… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。
乳がんのについての正しい知識を広めるためのデモにピンクの風船を持って参加した女性たち。コソボ・プリシュティナで(2016年10月29日撮影、資料写真)。(c)AFP/ARMEND NIMANI 【11月2日 AFP】がんによる女性の年間死者数が2030年までに550万人に達する見通しであることが、米国がん協会(ACS)などが1日に発表した報告書で明らかになった。これは、デンマークの人口にほぼ匹敵する数字で、20年足らずで60%近い増加となる。 報告書によると、世界の人口が増大、高齢化するにつれて、がんによる女性の死者数が低所得国と中所得国で過去最悪となるが、その大半は、ほとんどが予防可能だという。 米国がん協会の世界保健部門を統括するサリー・コーワル(Sally Cowal)氏は、女性のがん死の大半が若年成人期と中年期に起き、家庭と国家の経済に重い負担がかかると指摘した。ACSは、米医薬品
がんにかかり、抗がん剤や放射線を使う治療が始まると、子どもをつくる機能に影響が出ることがある。「将来、子どもが欲しい」と願う患者の希望に沿い、生殖機能を保つために、がんの診療科と産婦人科などとの連携が進みつつある。事前に十分な情報を得て、患者自身や家族がよく考えて納得してから治療を始めることが大切だ。 卵子・受精卵など保存 中部地方の会社員女性(35)は2年前、左乳房にがんが見つかった。婚約中で3カ月後に挙式を控え、頭の中が真っ白になった。 いくつか病院を回り、岐阜大病院を受診。がん自体は小さかったが再発リスクを下げるために全摘し、その後約5年間、女性ホルモンの働きを抑える薬を飲むことになった。 結婚間近と聞いた乳腺外科医は産婦人科医と連携、「できることはやっておきましょう」。手術後に挙式、ホルモン剤を飲み始める前の約3カ月で卵子を2回にわたり採取、受精卵にして凍結した。費用は約100万円
1964年大阪生まれ、福井育ち。小1のとき読書と読みかじりを人に教える快感に目覚め、駿台予備校では教えることの技術に衝撃を受ける。東京大学 理学部物理学科卒業後19年半、BCG、アクセンチュアで戦略コンサルタントとして働く。2003年から06年までアクセンチュア 戦略グループ統括。途中、INSEADでMBA修了。 2006年から教育の世界に転じ、社会人教育と同時に、子どもたち・親たち・教員向けの授業や講演に全国を飛び回る。「決める力」「発想力」と「生きる力」をテーマに毎年8000人以上と接している。現在K.I.T.(金沢工業大学)虎ノ門大学院 教授(専攻副主任 MBA担当)の他に、早稲田大学ビジネススクール、女子栄養大学で客員教授、放課後NPO アフタースクール及びNPO法人 3keys 理事を務める。 著書多数。『一瞬で大切なことを伝える技術』(かんき出版)は啓文堂書店2012ビジネス書
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