軽度の障害のある子供が通常の学級に在籍しながら、障害に応じた特別指導も受けられる仕組みを、文部科学省は高校にも導入する。小中学校で特別指導を受ける児童・生徒は2014年度に約8万3千人と年々増えており、高校進学後も学習支援を続けてほしいとの要望が高まっている。早ければ18年度から導入する方針だ。こうした仕組みは「通級指導」と呼ばれ、1993年度に小中学校で始まった。対象となるのは発音が正しくで
鉛筆が苦手ならキーボードを使えばいい――読み書きの困難な子どものICT利用 近藤武夫 特別支援教育、発達神経心理学 教育 #DO IT Japan#印刷物障害 障害があるから学べないのではなく、彼らなりの学び方が必要なだけです――鉛筆で文字が書けない、紙の教科書やテストの問題を読めない「印刷物障害」の子どもたちは、たとえ勉強にやる気があっても、知的に高い水準であったとしても、教育のメインストリームから疎外されやすい状況にありました。しかし、パソコンで仕事をしている人が多い現在、それは「障害」といえるのでしょうか。読み書きの困難な子どものICT利用について、東大先端研の近藤武夫氏に話を伺いました(聞き手・構成/山本菜々子) ――「読み書きの困難な子ども」は学習でどんな難しさを抱えているのですか? まず、読み書きの障害といって思い浮かぶのが、学習障害(Learning Disabilities
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