相次ぐ児童虐待を受け、大阪府警は来年4月に、都道府県のわくを超えて所在不明の子どもを追跡し、安否を確かめる専門部署「児童虐待対策室」を設ける方針を決めた。捜査関係者が明らかにした。トップに警視の専属所属長を据える。警察庁は都道府県警のこうした部署を「ほかに把握していない」としており、全国初とみられる。児童相談所(児相)や自治体と連携し、事件を未然に防ぐ。 対策室は生活安全部少年課に設置。計15人程度の組織となる見通しだ。大阪府内では11月、行政側が3年前から所在を確認できていなかった梶本樹李(たつき)ちゃん(死亡当時3)=堺市北区に住民票=の遺体が山中で発見される事件が起きた。府警が死体遺棄などの疑いで逮捕した父母は様々な理由で、樹李ちゃんの健康診断の受診を拒んでいた。 これまでは健康診断を受けずに転居するなど、理由がわからないまま子の所在が長期間確認できない場合、多くは転居先の警察に情報
1963年、福岡市長浜生まれ。1990年、東京理科大学大学院修士課程(物理学専攻)修了後、電機メーカで半導体デバイスの研究・開発に10年間従事。在職中より執筆活動を開始、2000年より著述業に専念。主な守備範囲はコンピュータ全般。2004年、運動障害が発生(2007年に障害認定)したことから、社会保障・社会福祉に問題意識を向けはじめた。現在は電動車椅子を使用。東京23区西端近く、農園や竹やぶに囲まれた地域で、1匹の高齢猫と暮らす。日常雑記ブログはこちら。 生活保護のリアル~私たちの明日は? みわよしこ 生活保護当事者の増加、不正受給の社会問題化などをきっかけに生活保護制度自体の見直しが本格化している。本連載では、生活保護という制度・その周辺の人々の素顔を紹介しながら、制度そのものの解説。生活保護と貧困と常に隣り合わせにある人々の「ありのまま」の姿を紹介してゆく。 バックナンバー一覧 毎日の
3日から9日まで行われる障害者週間を前に、目や耳などが不自由な人の社会参加を助ける補助犬の活動を知ってもらおうと、所沢市は2日、市内で活躍中の聴導犬1匹と盲導犬2匹に特別住民票を交付した。市が補助犬に特別住民票を贈るのは初めて。 聴導犬は同市小手指南の東彩さん(45)のパートナーで10歳の雄のミックス、あみのすけ。東さんは「聴導犬と生活を始めて9年目。聴導犬と一緒に出かけ、皆さんに優しい気持ちをいただけると心が温かくなります」と話し、特別住民票に感謝した。 2匹の盲導犬はいずれもラブラドルレトリバー。4歳の雌、バンビのパートナー、引田みや子さん(76)=同市東所沢=は「これを機に補助犬の存在を知ってほしい」。もう1匹のパートナー、矢吹美智子さん(60)=同市弥生町=も「以前は1人で歩くと怖い思いもしたが、パートナーが来てからは外に出たいと思うようになった」と話し、理解を訴えた。 藤本正人市
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