高齢者や子供、障害者らを含めすべての地域住民が自由に出入りできる居場所を目指した交流施設「AGALA」が、有田市箕島の本町商店街入り口に6日、オープンする。空き家を借りてボランティアらで改修し、1階に障害者が働くカフェ、2階には集会などに利用できるフリースペースが完成。幅広い世代が集い、まちづくりを考える場としての活用も期待される。 市役所などの公共施設、病院や大型店舗が立地し、有田市の中心市街地を形成する箕島地区。商店街はかつて約120の商店でにぎわっていたとされるが、現在は空き家や空き店舗が増え続けている。 空き家を活用した居場所づくりは、同市社会福祉協議会と関連事業所でつくる「市地域福祉ネットワーク会議」が企画した。設計や塗装、電気工事などは職人らがボランティアで行い、材料費には同協議会が積み立ててきた寄付金を活用したという。 1階のカフェは18日にオープンする予定で、働く障害者に最
福島・いわきに根ざし、アイデアをあらゆるかたちで発信していく。企画・編集・PR事務所「ヘキレキ舎」代表・小松理虔さんによる、いわきレター。 「介護」や「福祉」という言葉を聞いたときの印象、皆さんどうでしょう。大変、後ろ向き、仕事も忙しそう、など、ネガティブなイメージが湧きませんか? そんなイメージを変えて、介護、福祉、高齢者、といったワードをポジティブに捉え直しできないだろうか、というのがこの「フクシノワ」の活動。 第1回目のイベントとして、4月29日(土)に、地域の高齢者や若者、いろいろな人を集めて「昭和のレコードを聴きながらお茶を飲みつつフクシについて話し合おう会」が開催されることになりました。DJが昭和歌謡をかけ、それをBGMにしながら地域の福祉を語ろうじゃないか、という内容です。 地方に暮らしていると、人のつながりやコミュニティの濃密さを感じる一方、きれいごとばかりではない「高齢化
高齢化が進む中で、多様な老後の暮らし方を提案する展覧会「ライフ・イズ・クリエイティブ展」(NPO法人プラス・アーツ、デザイン・クリエイティブセンター神戸〈KIITO〉主催、朝日新聞社など後援)が、千代田区外神田6丁目のアーツ千代田3331で開かれている。 ファッションや食、防災などの分野で高齢者たちが参加する新しい交流の場の取り組みを紹介している。 高齢者と学生が連携した社会福祉協議会の広報紙作りや、洋裁を得意とする女性たちのファッションショーへの出演、高齢化が進んだ街で世代を超えた住民の交流といった実践例を展示。多摩美術大学の学生が高齢者向けに開発した化粧品や介護用品も並ぶ。 KIITOスタッフの坂本友里…
2016年12月7日。さいたまスーパーアリーナ。東京2020公認文化オリンピアード「1万人のゴールド・シアター2016 『金色交響曲~わたしのゆめ、きみのゆめ~』」を見にいった。久しぶりの事件、それも文字通り「大」が付く事件な気がした。もう、こういう破天荒が次にいつ生み出されるかもわからないし、そうそうできる時代ではなくなってきている。さいたまスーパーアリーナへは格闘技を見に足を運んだことは何度かあったが、客席についた途端、彩の国さいたま芸術劇場大ホールのステージ上での稽古に果たして意味があったのかと思わされるほど、巨大な空間を目の当たりにした。この空間を想像し、戦った演出のノゾエ征爾、そしてスタッフはまさに頑張った。本来だったら頑張ったなんてなんの褒め言葉でもないのかもしれないけれど、今回は最大級の敬意を込めてそう声をかけずにはいられない。なんてたって、身体は言うことを聞かずとも、どこま
NPO法人「ママの働き方応援隊(ママハタ)」静岡校がこのほど、乳幼児と母親が高齢者施設や学校などを訪問する「赤ちゃん先生プロジェクト」を始めた。1回目は静岡市葵区の高齢者福祉施設「城東コミュニティプラザHapiSpo」を訪れ、デイサービスの利用者と触れ合った。 この日施設を訪れたのは11カ月から5歳までの乳幼児7人と母親ら4人。子どもたちは「こっちにおいで」「かわいいね」と声を掛けられ、握手をしたり歌遊びをしたりした。同区の野田成子さん(74)は「昔を思い出す。元気をもらって若返ったみたい」と満面の笑みを見せた。 同プロジェクトは、応援隊が2012年に本格始動させ、全国に活動を広げている。赤ちゃんとの交流を通じて癒やしを提供し、命の大切さを伝えることが目的。育児中の母親を孤立させず、報酬のある「仕事」として社会とつながる場を提供する狙いもある。 静岡市駿河区に越してきた天野育子さん(
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