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LITALICOは29日、発達障害の子どもを支援するスマートフォンアプリの新作として、時間の長さをねずみがリンゴをかじる表現で伝えるアプリ「ねずみタイマー」(海外タイトル:Mouse Timer)を世界150以上の国と地域に向けて配信開始したと発表した。 「ねずみタイマー」は、無料で全年齢対象。食いしん坊のねずみがリンゴをかじっていく表現で、時間を「見える」ようにして時間の長さを伝えることで、子どもが時間の長さをイメージできるよう補助する。学習用のツールとしてだけでなく、生活場面で通常のタイマーとしても活用できる。 LITALICOでは、今年4月から発達障害のある子どもを支援するスマートフォンアプリの配信を開始。4月に配信を開始した、イラストカードを使った音声でのコミュニケーションを代替し、子どもの特性に合わせたコミュニケーションを可能にするアプリ「えこみゅ(英語名:Card Talk)」
障害児向けに制作された電子図書の昔話「道後温泉の鷺石と玉の石」の原画展=松山市堀之内の県立図書館で、花澤葵撮影 障害があって活字を読むことが難しい子どもたちに日本の昔話を楽しんでもらおうと、県立図書館と松山南高校砥部分校デザイン科を今春卒業した生徒9人が、道後温泉に伝わる石にまつわる昔話の電子図書を制作した。同館では7月27日まで原画展が開かれている。【花澤葵】 公益財団法人「伊藤忠記念財団」(東京都)が、障害のある子どもたちを対象に2010年から始めた読書支援事業の一環。 財団が全国の図書館などに協力を呼びかけ、絵と文、音を組み合わせた電子図書が制作されている。これまでに絵本や小説など348作品が作られ、財団が全国の特別支援学校などに寄贈している。県立図書館では全てが所蔵されており、1階の子ども読書室などで閲覧できる。
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