日本プライマリ・ケア連合学会のワクチンプロジェクトチームは、乳児から高齢者まで全世代を対象としたワクチン・予防接種の総合情報サイトを開設し、ウェブ上で一般公開した。2018年6月16~17日に三重県津市で開催された日本プライマリ・ケア連合学会学術大会で同チームのリーダーである中山久仁子氏(マイファミリークリニック蒲郡 院長)が報告した。サイト名は「こどもとおとなのワクチンサイト」(https:/
昭和20年代に撮影された群馬県草津町の国立ハンセン病療養所「栗生楽泉園」全景写真のパネルが完成し、園内の重監房資料館で公開されている。かつて懲罰に使われた監禁施設「重監房」(特別病室)と居住地区の位置関係が分かり、当時の暮らしぶりの一端を知る貴重な資料になりそうだ。 設置されたパネルは縦1・2メートル、横3・6メートル。昨年、入所者自治会で発見された写真3枚をつなぎ合わせて合成し、一つのパネルにした。重監房をはじめ、一定期間しか存在しなかった建物も写っており、1950(昭和25)年前後に撮影されたと思われる。 3枚の写真のうち、重監房が写った写真は昨年5月、他の2枚は11月に発見され、3枚を横に並べると、それぞれの端の部分に撮影されたものが一致。同資料館は同一人物が同時期に撮影した写真と断定した。 後で見つかった2枚は、52年に作成された楽泉園開園20周年誌に掲載された写真と同じものだった
週プレNEWS TOPニュース社会作者自らが赤裸々告白し反響を呼ぶ、漫画『セックス依存症になりました。』ーー「心の中で悪魔が囁くような感じでした」 漫画『セックス依存症になりました。』の監修をしていただく斉藤章佳氏(左)と作者である津島隆太氏4月13日より、『週プレNEWS』で新たに連載をスタートし、反響を呼んでいる漫画『セックス依存症になりました。』――本作がデビュー作となる漫画家・津島隆太氏が自身の壮絶な実体験をベースに性依存症の実態、そして克服への道のりを描く異色作だ。 今回、その津島氏と本作の監修を務める精神保健福祉士・社会福祉士の斉藤章佳(あきよし)氏との対談が実現。現在も依存症からの回復の半途にいる津島氏が、2千人以上の性犯罪加害者と面談してきた斉藤氏とともに知られざるその実情を明かす! 前編『“楽しくない、でもやめられない”苦悩とは』では「彼女にハンマーで殴られても、他の女性
福島原発被害訴訟原告の藤原理恵さん(仮名、47)が子ども2人を連れて3月24~25日、ドイツの2都市を訪れ、東日本大震災から7年間におよぶ苦難の生活について講演した。藤原さんは被ばくから子どもを守るため、福島県いわき市から東京に「自主避難」中で、同じく自主避難の2組の母子とともに、国連人権理事会出席のために渡欧した。フランスでも講演し、深刻な放射能汚染や健康被害などの「福島に帰れない理由」を訴えた。(ドイツ・アーヘン=川崎陽子) 「3.11から7年後の問題の実情を知ることができた」と感想を述べる国会議員のオリバー・クリシャー氏東日本大震災が起きた時、放射能被ばくによる健康被害の予備知識があった藤原さん一家は、福島第一原発の冷却がおかしくなるだろうと予測し、すぐに車で風上に逃げた。 原発事故後も、自宅のあるいわき市には政府からの避難指示は出なかったため、東京の避難所では、同じく福島から避難し
クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。 マイクリップ一覧へ 東京都は、従業員のがん治療と仕事の両立や、がん予防に積極的な企業24社の取組みをまとめた「企業でできるがん対策事例紹介集」を作成した。都が表彰した企業の取組みを紹介したもので、がん罹患者の就労継続に向けて、時差出勤やフレックスタイム、所定労働時間の短縮措置などのほか、有給休暇の積立制度を整備している企業が多い。 産業医や所属長、両立支援コーディネーターなどがチームとなる支援態勢を構築している伊藤忠商事㈱では、一人ひとりの状況に応じた両立支援プランを作成。長期特別傷病休暇や、勤務日を週3~4・5日の範囲で選べる「勤務日選択制度」、フレックスタイム、短時間勤務制度なども整備済みで、従業員向けの「がん・長期疾病との両立支援ハンドブック」を作成し、支援制度の周知
HIV/エイズと聞いて「死」を連想する人は近ごろでは少ないだろう。だが20数年前ならそうはいかなかった。その時代に死んでいったのは、イギリスのロックバンド クイーンのフレディ・マーキュリー、アーティストのキース・ヘリング、学者のミシェル・フーコー、俳優のジャック・ドゥミなどの著名人を含む多くの人々。 社会派の映画を紹介する『GOOD CINEMA PICKS』では今回、そんな時代のエイズ問題を見て見ぬふりをする政府や、抗エイズ新薬の研究結果を出し渋る製薬会社と闘ったアクティビストたちを、ドキュメンタリーのようにリアルに、ハウスミュージックのビートを織り交ぜながら描いた映画『BPM ビート・パー・ミニット』をピックした。 80〜90年代のエイズ・エピデミック時代の若者たち 映画に登場するのはHIV/エイズ*1が発生してほぼ10年しか経っていない90年代初頭のパリを舞台に、世界的に「エイズ問題
入院中にエコノミークラス症候群になるのを防ぐため、患者に足首の運動を呼びかけるイラスト(日本医療安全調査機構提供) 医療死亡事故を再発防止に生かす医療事故調査制度で、今年3月までに原因調査を終えた330件のうち、入院中にベッドで寝ていたことによる急性肺血栓塞栓(そくせん)症(エコノミークラス症候群)が原因のものが8件あったことが、第三者機関「日本医療安全調査機構」のまとめで分かった。同機構は、患者自身も予防に努めることが重要として、ベッド上で足首を動かすよう呼びかける「患者参加型」の提言をまとめた。 同症は、血の塊(血栓)が肺の血管に詰まり、呼吸困難や動悸(どうき)を起こす病気。狭い機内や車内で同じ姿勢を長時間続けると発症することで知られる。
「知って、肝炎プロジェクト Save The Life 2017」に登壇した、(写真左より)瀬川瑛子、小室哲哉、徳光和夫 画像を拡大して見る 厚生労働省 肝炎総合対策推進国民運動の「知って、肝炎プロジェクト」は、世界肝炎デーに先がけ2017年7月26日(水)に「知って、肝炎プロジェクト Save The Life2017」を開催しました。 肝炎は世界で3億人以上が感染していると推計されている、世界最大規模の感染症です。肝炎は放置すると肝硬変・肝がんという重篤な疾患に進行する可能性があります。肝炎総合対策推進国民運動事業「知って、肝炎プロジェクト」は、2012年より、肝炎に関する知識や肝炎ウイルス検査の必要性を分かりやすく伝え、あらゆる国民が肝炎の正しい知識を持ち、早期発見・早期治療に向けて自ら積極的に行動していくことを目的として活動しております。 本イベントの1部では、塩崎恭久厚生労働大臣
いとこの過労死の経験を描いた漫画がTwitterに掲載され、話題となっています。 漫画「いとこが過労死した」(画像提供:テンジクさん) 漫画を掲載したのはイラストレーター兼ライターのテンジク(@ikinariTenjiku)さん。大手居酒屋チェーンで店長をしていたいとこは1カ月前、1人で開店準備をしていた時に倒れ、死亡しました。いとこは多くの人に愛される人柄で葬儀にはたくさんの人が訪れましたが、いとこのスマホに残っていたLINEの記録を見て、テンジクさんはその勤務状況にゾッとしたそうです。 朝8時前に帰宅し昼12時には起きる生活だった いとこは、15時から翌朝3時までの勤務で、帰れるのは6時台の始発を待ってから。8時前に帰宅して12時には起きるという生活を繰り返していたようです。会話の最後には「地獄です」と書いてあったとのこと。 「週休2日取らせてたら、何してもいいの?」という疑問が その
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