福岡県宅地建物取引業協会(福岡市)は、性犯罪被害防止を呼びかける1人暮らしの女性向けの啓発ノートを4000冊作り、県などを通じて無償配布している。 進学や就職で生活環境が変わり、性犯罪が増加する春先に合わせて製作。目に付きやすい表紙裏に、自宅の窓や帰宅後の鍵掛けの徹底などの防犯ポイントを記載してい…
子どものSOSを見逃さないで--。NPO法人「女性と子ども支援センター ウィメンズネット・こうべ」は、ドメスティックバイオレンス(DV)や虐待など、困難な家庭環境で過ごした子どもたちの手記を刊行した。 タイトルは「子どもの“困(こん)”に寄り添うノート 子どもの貧困をなくすために」。3章で構成され、1章は「子ども時代の私からのメッセ…
女子高生らの接客を売りにする「JKビジネス」や、インターネットで知り合った相手にだまされたりして、自分の裸の写真などを送ってしまう「自画撮り」など青少年の性被害を防ごうと、都は16日、危険性を情報発信するウェブサイトを開設した。 都では7月から、JKビジネスで18歳未満の接客を禁じる条例が施行されるほか、都の協議会は5月、画像の送付を勧誘する行為を禁止する条例改正を求める答申をまとめている。情報発信することで、中高生自身にも改めて注意を促す。 サイトでは、JKビジネスで対応した客がストーカーになるといった被害事例や、ネット上に写真が流れれば完全には消せないことなどを紹介。女子高生に人気のあるモデルでタレント、藤田ニコルさん(19)が「絶対、やっちゃダメ」と訴える。また、都内全高校生にリーフレットを配布する。 小池百合子知事は同日の定例会見で、「性被害から自分自身の身を守る力を身につけてほし
Case: Bruise Automat – The photo booth against domestic violence ドイツ ベルリンの街のあちこちで見られる、プリクラのようなフォトブース『photoautomat』。 女性権利団体・Terre Des Femmesは、“家庭内暴力”の深刻さを市民に実感してもらうことを目的に、『photoautomat』を活用した斬新な啓発キャンペーンを実施しました。 一見何の変哲もない、こちらのフォトブース。お客さんはいつも通り、硬貨を入れて楽しそうに撮影を行います。 しかし、現像された写真を見てビックリ。 4枚中1枚の写真に、“青あざ”や“傷”だらけになった自分の顔が写っているではありませんか… 女性たちはあまりの衝撃に思わず言葉を失います。 写真と一緒に渡されるのは同団体のパンフレット。撮影した本人を含め、身近に家庭内暴力に困っている人が
性暴力被害者の二次被害防止を考えるシンポジウムに出席し持論を展開した水井真希監督 20日、自らが経験した連続少女拉致事件をモチーフに撮影した映画『ら』の水井真希監督が、都内で行われた「性暴力に対する第三者の向き合い方 報道やネットによる二次被害防止を考える」シンポジウムに、ジャーナリストの安倍宏行氏、ジェンダー研究の牧野雅子氏、弁護士の白木麗弥氏、女性とアディクション研究会の田中紀子氏と共に参加した。 拉致誘拐事件を経験した・水井真希監督、性暴力被害者の二次被害防止を考える 画像ギャラリー 水井監督は、自らが10代のときに連続少女拉致事件の被害にあい、性暴力被害者としての経験を持つ。そのときの出来事を映画として発表したが「ちょっとした通り魔的な犯罪だと信じてもらえるのだけれど、拉致について話してもほとんど信じてもらえなかったんです。だから自分の中で何らかの形でアウトプットしたいと思って作品
ドイツ南西部シュツットガルトでAFPのインタビューに応じるラミア・アジ・バシャルさん(2016年10月28日撮影)。(c)AFP/THOMAS KIENZLE 【10月29日 AFP】イラクの少数派ヤジディー(Yazidi)教徒で、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」に2年近く性奴隷として拘束された末、脱出に成功したラミア・アジ・バシャル(Lamia Haji Bashar)さん(18)が28日、AFPの取材に応じ、いつの日かヤジディー教徒の「声」になりたいという思いが、悪夢のような体験を切り抜ける原動力になったと語った。 バシャルさんは前日の27日、欧州連合(EU)の欧州議会(European Parliament)による権威ある人権賞「サハロフ賞(Sakharov Prize)」を、同じくヤジディー教徒でISの奴隷として拘束されていたナディア・ムラド(Nadia Murad)さんと
みなさま 松元ちえです。 私も長年かかわっているドメスティックバイオレンス被害当事者のパレードのお知らせと 、カンパの呼びかけです。 ぜひご協力お願いします。当日の参加やボランティアも大歓迎です!開催は11月6日( 日)です。 ========================================================================== DVや性暴力の被害にあったサバイバーが、暴力のない社会を求めてパレードします! 〜クラウドファンディングと「あるこうよ むらさきロード」支援・参加のお願い〜 沖縄で、東京で、ブラジルで、インドで・・・性暴力やDVの被害はいっこうになくなる 気配がありません。自分の思い通りにしたい、気に入らない、そんな理由で相手を支配し ようとする暴力にはNO と言おう――。なぜかいつも被害者が「恥」とされ、逃げ隠れる ことをしいられて
1981年、写真家ドナ・フェラットは愛し合う人々の写真を撮りたいと思っていた。もっと正確に言うと、フェラットはニューヨークのセックスクラブに訪れる、フリーセックスを楽しむ人たちの写真を撮ることに関心があったのだ。 そして、フェラットはレンズを向けて撮影する被写体として完璧な、ポリアモリスト(複数の人と同時に性愛関係をむ結ぶ人)のカップルと出会った。彼らの生活は幸福で裕福、そしてファッショナブルだった。彼らはフェラットをニュージャージーの家に数週間迎え入れ、その間にフェラットは彼らの生活を間近で記録することができた。 しかしある夜、フェラットは思いもよらない現場を目撃した。夫が妻に暴力を振るい、妻の顔を殴っていたのだ。フェラットは、自分がカメラを構えていたら夫は暴力をやめるだろうと思ってカメラを構えたが、彼を止めることはできなかった。 フェラットは未現像の写真を前に、どうするべきか数カ月考え
「避難所・避難先では、困っている女性を狙った、性被害・性暴力などが増加します」――。熊本市の男女共同参画センター「はあもにい」が、2016年4月に発生した熊本地震で、いまなお避難所生活を送る女性に向け、こんな内容の啓発チラシを作成し注意喚起を行っている。 チラシの中では、「男の人が毛布の中に入ってくる」「授乳しているのを男性にじっと見られる」など、過去の震災時に起きた性被害の事例を紹介している。実際、こうした災害時の性被害を避けるため、避難所では「ピンクや赤色など一目で女性と分かるような格好は避けるべき」だと指摘する専門家さえいる。 見て見ぬふりをして助けてくれない 避難所で、夜になると男の人が毛布の中に入ってくる(20代女性) 更衣室をダンボールで作ったところ上からのぞかれた(13~16歳女子) 避難所で成人男性からキスしてと言われた。トイレまでついてくる(6~12歳女子) 熊本市男女共
Case: Live Billboard 11月25日に定められている「女性に対する暴力撤廃の国際デー」に合わせ、スイスの慈善団体・Frauenzentrale Zürichが、ユニークなプロモーションを実施しました。 女性が夫やパートナーから受ける身体的、精神的暴力に対しては、被害者が助けを求めるのがまず第一ですが、それと同じくらい重要なのが『周りがDVに気づき、声をあげる』こと。夫婦の、恋人同士の問題だからと介入することをためらってしまうと、事態の深刻化につながりかねないからです。 このことを広く人々に知ってもらおうと、Frauenzentrale Zürichは、市民が多く集まるショッピングセンターにでデジタル看板を設置しました。 画面にはまず、「あなたには(DVを)阻止する力があります。マイクに向かって話してください」というメッセージが表示され、その後夫婦と思われる男女が自宅で言い
思いがけない妊娠に対するさまざまな対応が記されたガイドブック=2015年12月12日午後4時8分、井川加菜美撮影 思いがけない妊娠・出産をした女性を支援するため、相談窓口を運営する全国各地の団体が結びつきを強めている。連絡会議の発足を呼びかけたメンバーらは相談窓口に関わる人向けに、幅広い情報や支援方法を記したガイドブック「妊娠SOS相談対応ガイドブック」をまとめ、日本財団から発行した。 思いがけない妊娠を専門に扱う相談窓口は現在、全国に約30カ所あり、自治体が直接開設したり、自治体の委託を受けて助産師会やNPOが運営したりしているという。情報を共有しながら自治体の垣根を越えた支援態勢づくりを進め、窓口をさらに普及させようと今年4月、全国の相談窓口をつなぐ「全国妊娠SOSネットワーク連絡会議(全妊ネット)」が設立された。 全妊ネットは、親が育てられない子供を受け入れる「赤ちゃんポスト(こうの
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