通信社などの勤務を経て、フリーのジャーナリストに。1997年から日本の「ひきこもり 」界隈を取材。東日本大震災直後、被災地に入り、ひきこもる人たちがどう行動したの かを調査。新刊は『ルポ「8050問題」高齢親子〝ひきこもり死〟の現場から 』(河 出新書) 他に『ルポ ひきこもり未満』(集英社新書)『ひきこもる女性たち』(ベ スト新書)、『大人のひきこもり』(講談社現代新書)、『あのとき、大川小学校で何 が起きたのか』(青志社)など多数。TVやラジオにも多数出演。KHJ全国ひきこも り家族会連合会本部広報担当理事。東京都町田市「ひきこもり」ネットワーク専門部会 委員なども務める。YAHOO!ニュース個人オーサー『僕の細道』 「引きこもり」するオトナたち 「会社に行けない」「働けない」――家に引きこもる大人たちが増加し続けている。彼らはなぜ「引きこもり」するようになってしまったのか。理由とそ
不登校の子を持つ親から「先生に相談したけどダメだった」という話を、この20年間、さんざん聞かされてきました。 続きを読む
ひきこもりの人の自立支援をうたう業者に、実態のない活動名目で多額の契約料を支払わされるなどの被害が各地で相次いでいる。関東在住の20代女性と母親は4月、家族間のトラブルを相談した東京都内の業者を相手取り、慰謝料など約1700万円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こした。女性は自宅から無理やり連れ出され、暴力や脅しで軟禁状態に置かれたとしている。3カ月分の契約料約570万円を支払ったが、支援は行われなかったという。 内閣府調査では、ひきこもりは全国に54万人(15~39歳)で長期化、高年齢化。今回の提訴ケースのように拉致・監禁まがいの手口で連れ出し、高額の料金を請求する「引き出し屋」と呼ばれる悪質業者の存在も指摘されている。 国民生活センターには「工場で働くと説明されたが場所を教えてくれない」「子供に会いたいと言っても『親を憎んでいるから』と拒否される」など複数の業者に関する相談が寄せられ
「お帰り」。子どもたちが来ると、そう声をかける駄菓子屋のおばちゃんが大阪府富田林市にいる。先生や親に言えないことも、おばちゃんにはつい相談してしまう子も。そんな「居心地のよさ」にひかれた元引きこもりの大学生が3年余り店に通い、ドキュメンタリー映画「ぼくと駄菓子のいえ」を作った。 近鉄喜志駅そばにある駄菓子屋「風和里(ふわり)」。3学期が始まったばかりの今月中旬の夕方、10坪ほどの店は学校帰りの子どもたちでにぎやかになる。「今朝はさぶかったやろ」。声をかける松本明美(あけみ)さん(79)は子どもたちから「あけみちゃん」と呼ばれている。ある女の子が100円玉を差し出し、言った。「あけみちゃん、ポップコーン!」 明美さんが亡き母の家を改装し、駄菓子屋を開いてから約20年。「古里のように戻れる場所にしよう」。3人の娘と話しあい、店名に「里」の字を入れた。開店間もないころの「常連」は今や成人し、家庭
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