11人の写真家が協力し、作品を通じて「人」への思いを伝えようという写真展「人権という希望 11人の写真家がいま、伝えたいこと」が港区芝2丁目の都人権プラザで開かれている。 アイヌ民族の姿を全国で取材する宇井眞紀子さん、ホームレスの写真を撮り続けている高松英昭さん、アフガンやイラク戦争などを取材してきた報道写真家の片野田斉さんがそれぞれ監修者となり、8月までの会期を3期に分けて開く。 宇井さん監修の第1期は「すべての人は、この世に一人しかいない。」をテーマに13日まで開催中。乳幼児を抱えながら働く人の姿に向き合った落合由利子さん、全国の精神科病棟を訪ねた大西暢夫さん、認知症になった父親が亡くなるまで書きつづった日記を記録した太田順一さんの作品計71点が展示されている。 20日から7月1日までの第2…
17歳以下のおよそ6人に1人が貧困の状況にあり、その割合は増え続けているという。このまま放置すれば、大きな経済的損失を日本にもたらすとする報告書が発表された。貧困状態に置かれ、孤立しがちな子どもたちへの支援は、人道的な理由からだけでなく、将来の国の経済や財政にとっても不可欠だ。子どもの貧困を研究する湯澤教授に寄稿してもらった。 2016年の新しい年を迎えた。子どもたちにとっては、クリスマス会、大晦日(みそか)、お正月などイベント続きの冬休みを過ごす時期である。しかし、「おめでとう」の言葉が行きかうこの時期に、しんどい思いをする子どもたちがいる。 「何年もクリスマスケーキを食べたことがない」「お年玉はない」「友だちと遊びに行く交通費もない」「家の中は十分な暖房がない」。そのような子どもたちのなかには、いつもお腹(なか)をすかせている子どもも少なくない。 これは、現代の日本の話である。 むろん
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