来る東京五輪を前に、パラスポーツの注目度も上がりつつある。しかし盛り上がりを見せる一方で、関係者らは懸念も口にする。 続きを読む
平昌(ピョンチャン)パラリンピック代表で女子アルペンスキー座位の村岡桃佳(20)=早大=には、特別な1台のチェアスキーがある。名前と同じ桃色だ。地元・埼玉県深谷市が障害児のスポーツ用具代を支援する制度を使い、49万5000円の助成を受けた。 財源は市民などからの寄付金だ。村岡は「経済的に助けられたし、みなさんの寄付を使わせてもらっているからこそ頑張らなきゃという気持ちにもなる」と話す。 深谷市のゆるキャラの名前を冠した「ふっかちゃん子ども福祉基金」。事業の一環で2013年度から、市内の障害児にスポーツ用具代を助成する取り組みを全国で初めて始めた。高校2年の時、ソチ・パラリンピックに初出場した村岡が助成第1号になった。徐々に拡大し、現在は競技用車椅子などの補装具に年間上限50万円、靴などの消耗品に同1万円を助成する。20歳まで利用できる。
2020年東京五輪・パラリンピック大会を3年後に控え、都教育委員会は29日に「ボッチャ交流大会」を都立府中けやきの森学園(府中市)で初めて開催する。大会開催に向けて、都立田無工業高校(西東京市)の生徒が障害でボールが投げられない選手が使用する「ランプ」と呼ばれる補助具をボランティアで作成し、その様子が18日報道陣に公開された。 ランプはボッチャ競技で、手の代わりにボールを転がす装置。作業を行う同校3年の加賀谷友冴さん(17)は「ボールの転がる方向を左右するレーンの作成がうまくできた」と自賛。器具の角で選手がケガをしないよう心を込めたといい、「こうした形でパラリンピックの普及活動に携われてうれしい」と喜びを語った。 大会には、都内の特別支援学校など計24校から34チームが出場する。都立高生は大会運営のボランティアとして参加するという。 都教委の担当者は取り組みについて、「大会をパラスポーツの
過去の選手宣誓 英語、手話…名スピーチから引用も
文部科学省は7日、平成28年度版文部科学白書を公表した。巻頭で今年1月に発覚した組織的天下り問題について「省を挙げて猛省」と言及し、国民に謝罪。リオデジャネイロ五輪・パラリンピックでの日本人選手の活躍や、3月に告示した小中学校の次期学習指導要領の改定内容なども取り上げた。 天下り問題は3ページにわたり記載され、人事課職員やOBらによる違法行為が計62件あり、延べ43人を処分したと説明。このうち斡旋(あっせん)構造の構築や運用に関わっていた事務次官経験者3人の責任を「極めて重く受け止め停職相当の評価とした」と記載した。松野博一文科相は同日の閣議後会見で「こうした問題が二度と起きないようにとの意識で白書に入れた」と述べた。 昨年8、9月に開かれたリオ五輪・パラリンピックを特集し五輪でのメダルが過去最多の計41個に上り、車いすラグビーと重度脳性まひ障害者らの球技「ボッチャ」で初のメダルを獲得した
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