拡大 「福岡おやじたい」発足4年 啓発イベントであいさつに立った「福岡おやじたい」のメンバーたち。マイクを握る理事長の吉田正弘さんと、息子の陸人さん(左から2人目) ●「福岡おやじたい」発足4年 一見して障害とは分かりにくい自閉症や知的障害のある子どもたち。彼らへの理解を深めてもらおうと、父親ら男性だけで活動するグループがある。その名も「福岡おやじたい」(一般社団法人、福岡市)。仕事上の幅広い人脈や行動力を生かし、啓発イベントや勉強会を企画。「だれもが互いに認め合う、温かい社会」を目指して活動する原動力とは-。 今月6日、同市東区のホール。「笑顔と絆のスクラム」と銘打ち、年に1度開催している啓発イベントに、本年度はダウン症の書家として全国的に知られる金澤翔子さん親子らを招き、700人以上を集めた。 そろいの青いTシャツで運営に当たったメンバーたち。冒頭、理事長の吉田正弘さん(61)はいつも
ヤフーが開設した都議選サイト「聞こえる選挙」を体験する視覚障害者。音声だけでサイト内の項目を判別する感覚を健常者にも体感してもらうため、あえて画面を真っ暗にした=東京都文京区で2017年6月22日、芳賀竜也撮影 東京都議選(7月2日投開票)に合わせ、視覚障害者がインターネット上で選挙情報を得るためのサイトができたり、知的障害者の投票をサポートするDVDが作られたりするなど、選挙の「バリアフリー化」が広がっている。都の統計では18歳以上の視覚、知的障害者は都内に計約10万6000人いるとされ、当事者が投票する際のハードルが下がることが期待されている。 IT大手のヤフーは告示前日の22日、特設サイト「Yahoo!JAPAN 聞こえる選挙」(https://kikoeru.yahoo.co.jp)を開設した。独自調査による「候補予定者を知る」(26日に『立候補者一覧』に差し替え)「マニフェストを
「知的障害者の自立生活 なぜ必要? どう実現する?」イベントチラシ=知的障害者自立生活声明文プロジェクト提供 知的障害者の1人暮らしなどについて考えるイベント「知的障害者の自立生活 なぜ必要? どう実現する?」が6月3日午後6時、東京都大田区の区消費者生活センターで開かれる。 国連障害者権利条約は、居住地や誰と生活するか、障害者が選択できる重要性をうたっている。しかし、国内では軽度の知的障害者なら1人暮らしをしている人はある程度いるが、重度の人たちは本人が望まなくても施設やグループホーム、家庭で生活していることがほとんど。 2014年から知的障害者も長時間の見守りができる重度訪問介護を利用できるようになったことから、制度上は自立生活がしやすくなった。しかし、知的障害者の支援者の間からも、1人暮らしへの不安や、サポートする人材の不足を懸念する声が出ている。その結果、自立への提案をしなかったり
ホームページで番組を見られる 知的障害者が企画・制作した番組を毎月1回流す「インターネット放送局」が昨年9月に立ち上がった。発信元は社会福祉法人創思苑(林淑美理事長、東大阪市)。知的障害者の暮らしぶりを広く知ってもらうことが狙いで、今年7月には撮影や編集に使う専用のスタジオも建てる。 「彼らにできるなら自分たちもと思いました」。そう話すのはチーフ・プロデューサーの梅原義教さん(42)。障害支援区分6で、車いすを使う。法人の運営するグループホームに住み、「パンジー3」(生活介護事業所)に通っている。 梅原さんは2001年、視察先のスウェーデンで知的障害者が地元の選挙立候補者の公約などを仲間に知らせる番組を作っているところを見た。 帰国後は映像制作の専門家との出会いもあり、過去の出来事をドラマ仕立てで再現する手法などを学んだ。 番組名は「きぼうのつばさ」。1回約50分で、内容は「ニュース」「私
× 174 この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。 53 87 34 シェア NHK Eテレ「バリバラ」に、知的障害者で構成されたロックバンド・スーパー猛毒ちんどんが2週にわたって登場。その前編が明日4月16日(日)19:00からオンエアされる。 スーパー猛毒ちんどんは派手な衣装に身を包み、いじめや仲間外れ、失恋、親からの独立など自身の実体験を赤裸々に歌うバンド。普段は福祉事業所が運営するリサイクルショップで働いている彼らは、仲間たちと自立生活を送る中で、障害ゆえに奪われてきた体験を少しずつ取り戻し、少し遅めの“青春”をおう歌している。番組ではそんな彼らの日常を2週にわたって紹介する。
ダウン症のある子どもとその親たち約500人が、「本当の姿を知ってもらいたい」と初めて公道をパレードすることになりました。 龍円愛梨さん:「パレードという形で、皆さん見て下さい。見ていいものなんですよ。私たち可哀想じゃないんですよ。幸せなんですよ。ということを伝えたかったんです」 パレードは13日に東京・渋谷で開催されます。ダウン症への理解を求めるイベントはこれまでにもありましたが、公道をパレードするのは今回が初めてです。主催する母親らは「ダウン症のある子は可哀想だと思われているが、笑顔が素敵で人を明るくするような子どもたちだということをパレードを通じて見てもらいたい」と話しました。4年後のパラリンピックに向けて、ダウン症に限らず障害のある人を持つ家庭への法的な支援についても、国や自治体などに求めていきたいとしています。会見では、ダウン症の娘を持つ空間デザイナーの女性がデザインしたダウン症啓
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