パナソニックが「IBSA ブラインドサッカーワールドグランプリ 2018」で、パラスポーツ観戦ソリューションと情報配信サービスの実証実験を実施 パナソニックグループ(パナソニック株式会社、パナソニック システムソリューションズ ジャパン株式会社、パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社、以下、パナソニック)は、2018年3月21日(水・祝)~25日(日)に東京・品川区立天王洲公園で開催される「IBSA(※1) ブラインドサッカーワールドグランプリ 2018」において、(1)多視点映像で観戦を楽しめる「スポーツ観戦ソリューション」と、(2)配電地上機器(※2)を活用した情報配信サービスの実証実験を実施します。 ※1 国際視覚障害者スポーツ連盟 ※2 電線網の地中化に伴って、電柱に設置した変圧器や開閉器を地上のボックスに納めた電気設備 「IBSA ブラインドサッカーワールドグランプリ
「後ろから声かけられても聞こえません。ゴメンね! 皆頑張ろう!」。ビブス(競技用ベスト)の背中にこんな文字を書いた「聴覚ビブス」の普及、啓発に取り組んでいるマラソンランナーがいる。聴覚障害がありながらフルマラソンを30回完走した大阪府高槻市の職員、黒川大樹さん(28)だ。レース中に接触・転倒するアクシデントをきっかけに考案し、2年前から着用。18日の京都マラソンでは夢の3時間切りに意欲を燃やしている。(田中幸美) 20歳でフルマラソン初挑戦、完走 黒川さんは4歳のとき、内耳や聴神経などに障害がある感音性難聴と診断された。徐々に悪化し、高校生のときに電話が使えなくなり、社会人2年目で自分の声が聞こえなくなった。 普段は補聴器を装着し、わずかに聞こえる音と相手の表情や口の形から話の内容を類推する。これまでの経験や勘で8割くらいまで理解できるが、仕事や日常生活でたびたび聞き間違いや誤解が生じると
バリアフリー・モータースポーツフェスティバル2017 「障がい者と健常者が同じフィールドでモータースポーツを楽しもう!」というコンセプトで行なわれる「乗りもの大好き!バリアフリー・モータースポーツフェスティバル2017(BMF)」が昨年に引き続いて、9月3日(日)に、好天に恵まれての開催となった。 その会場となるのは、北海道・新千歳空港に隣接する新千歳モーターランド。今回は、モータースポーツ以外にも障がい者と健常者が一緒に楽しめるコンテンツも、ということで、横浜ゴムの「ADVAN FLEVA(アドバン・フレバ)V701」のウェブ・プロモーションビデオに出演している女性3名のインストゥルメンタル・ユニット「MODEA (モーディア)」ほか、音楽コンテンツも盛り込み、誰もが楽しめるイベントに進化した。 このBFMを主催するのは、約25年前にバイク事故によって下半身麻痺の障がいをもち、車イス生活
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国土交通省は、マリーナでのバリアフリー化に向けて湘南港(神奈川県、江ノ島)で、車椅子使用時の船着場の安全性を確認する全国初の実証実験を実施する。 2020年東京オリンピック・パラリンピック開催もあって、バリアフリー化やユニバーサルデザインによる施設整備が重要となることを踏まえ、マリーナにおける障害者設備指針を作成している日本障害者セーリング協会(PSAJ)は、既存の指針を改訂・拡充して、「海の障害者設備指針」を作成している。 今回、マリーナにおける車椅子使用時のポンツーン(浮き桟橋)とスロープの傾きなどの安全性に関する事項を確認し、改訂中の指針に反映するため、6月12日に湘南港で全国初の実証実験を実施する。 国土交通省港湾局、国土技術政策総合研究所は、これらの取り組みが海洋性レクリエーションを振興する上で重要な意義を持つことから、PSAJからの協力要請を受けて、検討に参画・協力している。
なぜ、障害者スポーツにヒーローが求められているのか 2020年東京パラリンピックの開催まで4年を切り、障害者スポーツへの注目度は日増しに高まっている。それに伴って障害者スポーツを支援する企業も増えてきており、今、障害者スポーツを巡る環境は変わり始めている。しかし、障害者スポーツに関わる人々は、現在の状況を楽観視していない。「2020年以降もこの熱が持続するのか」「2020年に向けた一過性のものではないか」という疑念を抱いていることが多いのも事実である。 熱を持続させるためには、国の支援や競技団体の地道な普及活動など、必要なことはいくつもあるが、その中でも最も分かりやすいのは「ヒーローの登場」だといえるだろう。「障害者スポーツ」「健常者スポーツ」という垣根どころか、「スポーツ」という枠自体を飛び越え、社会現象を巻き起こすような存在が登場すれば、否応なしに熱は高まる。もちろん、ヒーローが誕生し
今年度、開校40周年を迎えた市立和田中学校(福田洋一校長)は11月1日、シドニーパラリンピック男子車椅子バスケットボール日本代表キャプテンの根木慎志さんを招いて記念授業を行った。 同校は、五輪・パラリンピックで活躍したトップアスリートを招き、講演や交流活動を通して、生徒が未来への夢や希望を持ち、目標に向けて努力しようとする態度を育むことを養ってもらおうと、40周年記念企画として特別授業を計画。10月には、バレーボール元アメリカ代表として五輪で活躍したヨーコ・ゼッターランドさんを招いて授業を実施した。 今回講師に招いたのは、日本財団パラリンピックサポートサンターが主催し、全国で「あすチャレ!School」の講演等を行っている根木慎志さん。根木さんがデモンストレーションとしてドリブルやシュートを披露すると、その速さなどに会場から感嘆の声があがった。また、生徒たちも競技用の車椅子を使ってミニゲー
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