パラリンピックの選手77人を対象に共同通信がアンケートをした結果、2020年大会の東京開催が決まって以降、パラスポーツの環境が改善したとする選手が9割近くに上った一方、6割超が「パラスポーツの魅力向上」を課題に挙げた。メディアへの露出やスポンサー企業は増えていても、競技自体の魅力はまだ十分、人々に浸透していないと感じている実態が浮かんだ。アンケートは今月、聞き取りを中心に実施。アーチェリー、陸
パラリンピックの選手77人を対象に共同通信がアンケートをした結果、2020年大会の東京開催が決まって以降、パラスポーツの環境が改善したとする選手が9割近くに上った一方、6割超が「パラスポーツの魅力向上」を課題に挙げた。メディアへの露出やスポンサー企業は増えていても、競技自体の魅力はまだ十分、人々に浸透していないと感じている実態が浮かんだ。アンケートは今月、聞き取りを中心に実施。アーチェリー、陸
パラスポーツ専用体育館「日本財団パラアリーナ」が完成 オープンセレモニーに森組織委会長、小池都知事ら出席 2018年6月1日より、運営開始 この度、日本財団パラリンピックサポートセンター(以下、パラサポ)は、パラアスリートの練習環境整備を目的に、パラスポーツ専用体育館である「日本財団パラアリーナ」を建設しました。東京臨海副都心地区にある「船の科学館」の敷地スペースを活用し、2018年6月1日より、運営を開始いたしました。 (後列左から3番目より)日本財団パラリンピックサポートセンター 山脇康会長/東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 森喜朗会長/日本財団 笹川陽平会長/小池百合子東京都知事/日本障がい者スポーツ協会日本パラリンピック委員会 鳥原光憲会長/日本海事科学振興財団 鈴木浩司常務理事、各競技の選手らがオープンセレモニーに出席。 2020年東京パラリンピック競技大会開幕
「昨日デートでボッチャやってきたよ」。そんな会話がある日常を実現することが、パラリンピック競技の真の普及となる-。2020年東京五輪・パラリンピック大会組織委員会のアドバイザーで、クリエーティブ会社「ワン・トゥー・テン」の沢辺芳明社長(44)が、パラスポーツの見方を180度変えようと挑戦している。「サイバースポーツ・プロジェクト」としてボッチャ、ウィル(車いす)に続き、来年前半までにサイバー車いす・テニス、バスケットボール、ラグビーの完成を目指していることも明かした。【三須一紀】 サイバーボッチャを開発した沢辺芳明社長(撮影・三須一紀) 「『パラスポーツを応援しましょう』『障がい者を応援しましょう』ではお客さんは見に来ない。それは正直、きれい事」 歯に衣(きぬ)着せぬ直球で、厳しく本質に迫る。自身も18歳でバイク事故に遭い、車いす生活を送る身だが、むしろ、きれい事をぬぐい去ることで初めて、
2017年9月のジャパンパラリンピック水泳競技大会で、同僚の選手に声援を送るあいおいニッセイ同和損保の社員ら(同社提供) 選手が同僚になり社員に一体感 企業等に義務付けられた障害者の法定雇用率が4月から0.2ポイント上がり、民間企業で全従業員の2.2%となった。一方、昨年12月の厚生労働省発表によると、この率を達成した企業は半数にとどまる。今回は、選手の雇用を機軸にパラスポーツ普及に努めるあいおいニッセイ同和損保(東京都渋谷区)の取り組みを紹介したい。 昨年3月。静岡・富士水泳場でのパラ水泳記録会の観客席に、一塊の緑色の集団があった。そろいのビブス姿で、手には応援用のスティック型風船。スタート台前に立つ同僚の選手名と所属企業名がコールされると、風船の拍手音と歓声がプールにこだました。
パラリンピックに向けて2018年4月16日(月)より車椅子視線と介助者視線のストリートビュー撮影編集登録を行います。目的地や経路の情報で、選手や関係者、観戦者はもちろん観光やグルメなど事前に撮影する事により世界中から確認できます。全国対応の為各地に支部を作り会員(無料)を募集します。同時に全国の車椅子移動を支援するNPOとの連携を模索します。 報道関係各位 2018年4月6日 一般社団法人VR革新機構 《車椅子視線でストリートビュー パラリンピックを360°で》 〜 介助者も一緒により便利にそして安心安全に 〜 一般社団法人VR革新機構(本社:東京都千代田区、代表理事:横松繁)ストリートビュー認定フォトグラファーパートナー会は、車椅子や避難車(お散歩カー)視線のストリービューを撮影、編集、登録する「120sv:one twenty streetview」を2018年4月16日(月)より発売
ピョンチャンパラリンピックが盛況のうちに終わった。今年は民放のテレビ局でも競技の様子や選手についての特集が組まれるなど、人々の関心を持たせる取り組みが目立った。 そんな中、メダル一番乗りとなったのはアルペンスキー女子滑降座位の村岡桃佳選手。“雪上のF1”の異名を持つこの競技では、今年からトヨタ自動車がマシーンの開発に乗り出した。男子チェアスキー座位で5種目全てに参加した森井大輝選手のマシーンがそれである。 以前から村岡、森井両選手のマシーン開発にかかわる株式会社RDS専務取締役でデザイナーの杉原行里氏は「ここ数年、パラスポーツに対する視線が変わってきている」と話す。 もともと、障害者のリハビリとしてはじまったパラスポーツが、競技性を強め、パラリンピックでは純粋に選手自身の身体能力、限界への挑戦を見るものへと昇華しているというのだ。競技用プロダクトの開発は「F1と同じだ」とうたう競技用義足の
パナソニックが「IBSA ブラインドサッカーワールドグランプリ 2018」で、パラスポーツ観戦ソリューションと情報配信サービスの実証実験を実施 パナソニックグループ(パナソニック株式会社、パナソニック システムソリューションズ ジャパン株式会社、パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社、以下、パナソニック)は、2018年3月21日(水・祝)~25日(日)に東京・品川区立天王洲公園で開催される「IBSA(※1) ブラインドサッカーワールドグランプリ 2018」において、(1)多視点映像で観戦を楽しめる「スポーツ観戦ソリューション」と、(2)配電地上機器(※2)を活用した情報配信サービスの実証実験を実施します。 ※1 国際視覚障害者スポーツ連盟 ※2 電線網の地中化に伴って、電柱に設置した変圧器や開閉器を地上のボックスに納めた電気設備 「IBSA ブラインドサッカーワールドグランプリ
障害者スポーツを見た人は2016年リオデジャネイロ・パラリンピック当時の71%から57%に減少――。東京都が昨年9月に実施した都民調査で、こんな結果が出た。2年後の東京大会を控え、都は「盛り返しのきっかけに」と平昌大会(3月9日開幕)に期待を寄せる。 調査は18歳以上の都民3千人が対象で1907人が回答。「この1年で障害者スポーツを見たことがある」と答えた人は57%で、リオ大会中の16年9月に調べた前回から14ポイント下がった。「テレビやインターネットで見た」という人が前回の70%から56%に落ち込み、競技場で観戦した人はわずか3%で前回とほぼ同じだった。 五輪選手については「5人以上知っている」と答えた人が85%だったのに対し、パラリンピック選手は「1人も知らない」が38%で最も多かった。 障害者スポーツに「関心がある」「やや関心がある」は計57%(前回58%)。前回並みだった点について
■競技でばらつきも 「障害者スポーツへの関心がある」と考える都民が57・1%に上り、2年前の調査と比べ12・2ポイント増えたことが、都の世論調査で分かった。2020年のパラリンピックで観戦したい競技(22競技)は、4割以上の人が車いすテニスや車いすバスケットボールを挙げる一方、14競技が8%未満にとどまり、競技による関心のばらつきが目立った。 調査は、都が平成29年9月、18歳以上の都民を対象に実施。戸別訪問の聞き取りで1907件の回答を得た。結果によると、障害者スポーツに「関心がある」「やや関心がある」と答えた人は合わせて57・1%で、「関心がない」「あまり関心がない」の計39・0%を大きく上回った。 関心がない理由(複数回答)は「どんな選手がいるか知らない」(35・5%)が最多。「競技のルールや見どころが分からない」(28・2%)も3番目に多く、いずれも2年前の調査より10ポイント程度
「後ろから声かけられても聞こえません。ゴメンね! 皆頑張ろう!」。ビブス(競技用ベスト)の背中にこんな文字を書いた「聴覚ビブス」の普及、啓発に取り組んでいるマラソンランナーがいる。聴覚障害がありながらフルマラソンを30回完走した大阪府高槻市の職員、黒川大樹さん(28)だ。レース中に接触・転倒するアクシデントをきっかけに考案し、2年前から着用。18日の京都マラソンでは夢の3時間切りに意欲を燃やしている。(田中幸美) 20歳でフルマラソン初挑戦、完走 黒川さんは4歳のとき、内耳や聴神経などに障害がある感音性難聴と診断された。徐々に悪化し、高校生のときに電話が使えなくなり、社会人2年目で自分の声が聞こえなくなった。 普段は補聴器を装着し、わずかに聞こえる音と相手の表情や口の形から話の内容を類推する。これまでの経験や勘で8割くらいまで理解できるが、仕事や日常生活でたびたび聞き間違いや誤解が生じると
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