【5月28日 AFP】コートジボワールの実質的首都アビジャン(Abidjan)で24日、障害のある女性のビューティーコンテストが開催された。 コートジボワールで初めて開催された障害者のためのビューティーコンテスト「ミス・ハンディキャップ2018」は、「障害のある人々に対する新たな視点と、新たな美の定義」を示す目的で実施された。参加者10人は全員障害のある女性だ。 アフリカでは障害のある人々はあからさまな偏見に直面することも多く、参加者にとってこうしたイベントに出場することは勇気がいることだ。 コンテストで優勝したルコー・ジュテメ(Loukou Getheme)さんは、きらびやかなガウンを身に着け、顔を輝かせながら審査員にアピールした。ジュテメさんは「コンテストは、いつも自分の周りの世界にとどまって、人前に出る勇気がない私のような障害のある女の子みんなに勇気と力を与える」と述べた。 「ハンデ
一般社団法人障がい者スポーツ・アート・ミュージック振興協会(以下、HANSAM)所属の“義足のダンサー”大前光市が、現地時間3月1日、アメリカ・ラスベガスのMGM GRAND LAS VEGASで行われた大人気ダンスグループ『JABBAWOCKEEZ』のショーにゲストダンサーとして出演した。 大前光市は、リオデジャネイロ・パラリンピック閉会式への出演や、2017年末『第68回NHK紅白歌合戦』での平井堅とのコラボレーションで注目を集めているダンサー。今回、大前光市の活動を知ったMGM GRAND LAS VEGASより招待を受け、初めてラスベガスのステージに立った。 JABBAWOCKEEZは、MTVの人気番組『America's Best Dance Crew』で優勝したことをキッカケに、爆発的な人気となったアメリカの6人組ダンスグループで、白いマスクを被ってのパフォーマンスが特徴。白い
カードゲーム「UNO」を販売する米玩具メーカーMattelが、色覚障害者向けの「UNO ColorADD」を発売しました。価格は5.99ドル(約650円)。 UNO ColorADD 色覚障害者のアクセシビリティを推進する団体ColorADDと協力してデザインしたもの。どんなタイプの色覚障害でも色が分かるよう、赤、青、緑、黄色の色を表すColorADD独自の記号をカードの左上と右下に配置しています。 UNO ColorADDのカード ColorADDは「われわれの色記号は、文法学校や公共交通機関、病院、色えんぴつといった日用品などに取り入れられてきた」とし、UNOとの提携でより多くの人に使命を伝えられ、見落とされがちな色覚障害に対する意識を高められると述べています。 ColorADDの色記号(ColorADDのWebサイトから) advertisement 関連記事 カードゲームの「UNO
最近マスコミで取り上げられる機会が増えた「発達障害」。書店でも発達障害に関する本が、目立つ場所に並べられている。 発達障害が注目を集める一方で、言葉だけが独り歩きをしていないだろうか? 学校や職場で、自分たちとどこか様子が違う人を「あれは発達障害だね」と決めつけたり、「発達障害だから他人にまったく興味がないんだ」と勝手に解釈したりしてはいないだろうか? アメリカでは、発達障害を理解しようという取り組みが医療機関やメディアで進んでいる。今回はその一部を紹介しよう。 米国では「自閉スペクトラム症(自閉症スペクトラム障害)」が10年で約2倍に 発達障害者支援法では、発達障害を次のように定義している。 --------------------- 第二条 この法律において「発達障害」とは、自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であ
広告業界にはディスレクシア(読み書き障害)を抱えている人が非常に多いようだ。「ほかのクリエイティブ業界と同様に、広告業界も学習障害をもった人で溢れている」と、サーチ&サーチ(Saatchi & Saatchi)の元クリエイティブチーフで、彼自身もディスレクシアであるクリス・アーノルド氏は語る。 リッチ・シルバースタイン氏は、成長の過程で大変な時期を経験した。広告エージェンシーのグッドバイ・シルバースタイン&パートナーズ(Goodby Silverstein & Partners)で共同議長とパートナーを務める、広告業界のレジェンドの中学・高校時代は困難の連続であった。先生は彼を「能無し」や「怠け者」と呼んだ。彼は成績不振児が集まるクラスに割り当てられた。「それがどんなに恐ろしいものだったか、よく覚えている」と、彼は語る。「モノを思い描く能力には自信があったが、それと比べると読み書きは上手に
写真左から22才のスージー、15才のイタリー、17才のロサウラ、13才のパティは初めてのダンス公演でステージに呼ばれるのを待っている。メキシコ南部のチアパス州。 ロレーナ・ニーヴァ先生は、心理療法とバレエを融合させたスタイルのダンスを使って、視覚障害者の少女たちが自信をつけ、絶望と戦い、自分自身の限界について考え直す手助けをしている。写真家のエヴァ・クリフォードは、スタジオでリハーサルをし、ステージ上で人々を魅了する少女たちの姿を捉えた。 メキシコの首都メキシコシティのとあるダンススタジオで、ロレーナ・ニーヴァはバレエ教室でバレエを教えている。「プシコバレエ」の国際コーディネーターであるニーヴァは、毎週末自宅から中部の都市プエブラまで80マイル(約130キロ)の距離を移動して少女たちにレッスンをしている。その少女たちは、修道女たちが運営するカーサ・ローサ・デ・ラ・トッレと呼ばれる施設で暮ら
日本でも今年2月、障害者ダンサーと健常者ダンサーが一緒に踊る国内初のダンス・カンパニー「響-Kyo」が旗揚げした。 7月19、20の両日に東京芸術センター(東京都足立区)で行われる公演に向け、英国の振付家、アダム・ベンジャミン(57)の新作「OPEN STATE」の稽古(けいこ)が進む。 ベンジャミンは1991年、英国で障害者と健常者によるプロのダンス・カンパニー「カンドゥーコ」を設立。98年に独立したが車椅子の機動力を生かしたスピーディーな振り付けは世界的に評価された。同カンパニーはこれまで世界50カ国以上で公演し、2008年北京、12年ロンドン五輪・パラリンピックの式典にも出演した。 「カンドゥーコが愛されたのは、観客に同情という感情を忘れさせ、『ダンスとして面白い』と思わせたからだと思う」 新作タイトルは裸舞台を意味するが、障壁のない心も表現する。「観客の障害を持つ人へのバリアが消え
文化の祭典としても高く評価された2012年のロンドン五輪。その文化プログラムの主要な柱の一つが、障害のあるアーティストの活動を英国全土で支援するプログラム「アンリミテッド」だった。自身も聴覚障害があり、五輪後も同プログラムシニア・プロデューサーとして活躍するジョー・ヴェレントさん(49)に「アンリミテッド」について聞いた。(飯塚友子) ◇ 「アンリミテッド」は、ロンドン五輪・パラリンピック組織委員会や英国の公的な国際文化交流機関であるブリティッシュ・カウンシルなどが運営したプログラム。五輪文化プログラム「ロンドン2012カルチュラル・オリンピアード」に向け、10年から3度の公募を経て、障害のあるアーティストや団体に29作品の制作を委託した。 作品は、文化五輪のクライマックス「ロンドン2012フェスティバル」で披露されたほか、アーティストがパラリンピックの開会式・閉会式に出演。同時期、ロンド
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