全国の保育園で入園シーズンを迎えた。2018年4月の全国の待機児童数は4年ぶりに減少し、2万人を下回った。都道府県別で待機児童が最も多い東京都でも5414人となり、10年ぶりに5000人台まで減った。近年、保育園整備を急ピッチで進め、保育定員を拡大した成果がようやく表れた形だが、政府が01年から目標に掲げる待機児童「ゼロ」は達成できていない。今春も一部の自治体では入園が「狭き門」となった。ゼロはなぜ遠いのか。
INTRODUCTION 自分が住んでいる街と隣の街で病気の死亡率に大きな格差があったとしたら……。日本経済新聞が全国1741市区町村のがん、心疾患、脳疾患の死亡率を比べたところ、同じ県内なのに市区町村で2倍を超える格差もあることが分かった。医療費を使わずに死亡率が低い地域がある一方、たくさんの医療費を使っているのに死亡率が高い地域もある。どこに問題があるのだろうか。まず自分の住んでいる市区町村、都道府県の実態を見てみよう。
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