オペラ座の怪人、レ・ミゼラブル、キャッツ。日本でも公演されたことのある世界的に有名なミュージカルたち。そんなミュージカルを英語で観てみたいと考えたことはないだろうか?しかし、英語が話せても、ミュージカルや映画のセリフを完全に理解できる人は少ないだろう。 言語に限った話ではない。視覚や聴覚に障害のある人たちも、目や耳で楽しむ要素の強いミュージカルを健常者と同じ方法で100%楽しむことは難しい。しかし、そんな問題をすべて解決してしまうアプリが、イスラエルのスタートアップによって開発された。 イスラエルのスタートアップ、GalaProが開発したアプリを利用すれば、言語がわからずとも、ミュージカルを楽しむことができる。 このアプリは、ミュージカルの字幕をリアルタイムで多言語で表示してくれる。また、目の不自由な人は、音声によってステージ上で何が起きているのかがわかる。耳の不自由な人にセリフを表示する
「補聴器の日」でもある2018年6月6日(水)より、パナソニックのWEBサービス「聴き鳥テスト」がスタートした。 当サービスは、加齢により最初に聞こえづらくなる音のひとつとも言われる野鳥のさえずりを使って、楽しく「聞こえor聞き取る力」を確認し、難聴の早期発見・補聴器の早期装着を啓発するもの。パナソニック補聴器では、当サービスを補聴器販売店などの店頭で実施する。 ▲鳥の鳴き声が聞こえるかを確認できる「聴き鳥テスト」。 当Webサービスは、現在地を測定しその近くで生息が確認されている野鳥を画面上に表示し、その中から鳴き声を聴きたい鳥を選んで”聴きとる力”を確認することができるものだ。 鳥の鳴き声による”聴きとる力”のテストのほか、地域ごとの鳥の鳴き声などの情報を確認できる「鳴き鳥MAP」、60種類の鳥データを収録した「聴き鳥図鑑」といったコンテンツも楽しめる。 ▲「聴き鳥図鑑」は”聴き取り難
2019-04-222018-05-29 難病ALSに負けず、ウエアラブルデバイスを駆使してVJ/DJを実現 -武藤 将胤 氏 6/19 MOVE FES2018開催 2014年に話題となった、アイス・バケツ・チャレンジを覚えているだろうか。 マークザッカーバーグ、ビルゲイツなど多くの著名人が、バケツに入った氷水をかぶる動画が世界中で流れた。 指名された人物は、バケツに入った氷水を被るか、ALS協会に100ドル寄付をする、もしくは両方を行うというものだ。 そもそも、このALSという難病だが、脳から筋肉に出す命令が伝わらなくなり、例えばコップが持てなくなったり、立てなくなったりしていく。さらには、呼吸するための筋肉も動かせなくなっていく恐ろしい病気だ。 今回、インタビューした武藤 将胤(まさたね)氏は、2013年に難病ALSを発症し、2014年に宣告を受けた。 そして、どんどん体が動かなくな
「昨日デートでボッチャやってきたよ」。そんな会話がある日常を実現することが、パラリンピック競技の真の普及となる-。2020年東京五輪・パラリンピック大会組織委員会のアドバイザーで、クリエーティブ会社「ワン・トゥー・テン」の沢辺芳明社長(44)が、パラスポーツの見方を180度変えようと挑戦している。「サイバースポーツ・プロジェクト」としてボッチャ、ウィル(車いす)に続き、来年前半までにサイバー車いす・テニス、バスケットボール、ラグビーの完成を目指していることも明かした。【三須一紀】 サイバーボッチャを開発した沢辺芳明社長(撮影・三須一紀) 「『パラスポーツを応援しましょう』『障がい者を応援しましょう』ではお客さんは見に来ない。それは正直、きれい事」 歯に衣(きぬ)着せぬ直球で、厳しく本質に迫る。自身も18歳でバイク事故に遭い、車いす生活を送る身だが、むしろ、きれい事をぬぐい去ることで初めて、
音訳の様子(日本点字図書館) 視覚障害者らが著作物を利用することを促すマラケシュ条約が4月25日、参議院本会議で承認された。条約は、著作物を点字図書や録音図書に複製し、利用しやすくするよう各国に求めている。2013年に世界知的所有権機関が採択してから5年を経て、日本も締結することになる。障害者の著作物利用に関する国際的な枠組みづくりが進展すると期待されている。ニーズが顕在化すれば、出版の段階から録音図書の製作が進む可能性もある。 条約は受益者を「盲人、視覚障害者その他の印刷物の判読に障害のある者」とし、識字障害者、書物を持つことの難しい肢体不自由者を含めた。その上で、締約国が受益者のために著作権(複製権、譲渡権、利用可能化権)の権利制限規定を設けること、受益者が利用しやすい形式の複製物の輸出入が円滑に行われるよう制度を整備することを規定している。 日本では既に視覚障害者らが著作者の許諾を得
車椅子でもジェットコースターに VRで実現するバリアフリー 国内外のテーマパークでは、VRとジェットコースターを組み合わせた様々なVRアトラクションが稼働しています。しかし、今回オランダのテーマパーク「Efteling(エフテリング)」に登場したVRアトラクションは少し変わっています。車椅子に乗った人でも、ジェットコースターの体験ができるのです。 「Droomvlucht(オランダ語で「Dream flight」を意味する)」というこのアトラクションは、コースターに乗っておとぎの国の世界を進んでいきます。ディズニーランドの「イッツ・ア・スモールワールド」のようなライド型アトラクションです。これまでは、この魔法の世界を、障害を持つ人(特に車椅子に乗った人)が体験することはできませんでした。 VR版のアトラクション 風の演出で急降下体験も そこでエフテリングが用意したのが、全く同じアトラクショ
by Intel Free Press どの国に生まれようがどんな家庭に生まれようが、全ての子どもたちには学習する権利があります。デジタル技術の習得を目的に貧困国の子どもたちへノートPCを与え、学習の機会を与える活動を行う団体である「One Laptop Per Child project」は、発展途上国の子どもたちがプライベートで使うノートPCの使用方法に、先進国にはない特徴があることを発見しました。 How kids in a low-income country use laptops: lessons from Madagascar https://theconversation.com/how-kids-in-a-low-income-country-use-laptops-lessons-from-madagascar-93305 One Laptop Per Child pr
視覚障害者の芸術鑑賞を助ける VRグローブで“触れる作品” 世界には2.5億人以上の視覚に障害を持つ人がいると言われています。彼らが芸術作品を鑑賞するには、ほとんどの場合、誰かにその作品を丁寧に説明してもらうしかありません。 これを解決するために、プラハ国立美術館では、VRを使って作品を鑑賞する取り組みが行われました。 グローブ型デバイスで作品に”触れる”体験 プラハ国立美術館で展示された「Touching Masterpieces」は、VRを使って作品を鑑賞する展示です。使うのはヘッドセットではなく、触覚フィードバックのあるグローブ型デバイス。これで、作品に触れているような体験ができます。 今回のプロジェクトは、スペインのスタートアップ、NeuroDigitalとの共同でおこなわれました。NeuroDigitalは2015年、Kickstarterでグローブ型のコントローラー「Glove
パラリンピックに向けて2018年4月16日(月)より車椅子視線と介助者視線のストリートビュー撮影編集登録を行います。目的地や経路の情報で、選手や関係者、観戦者はもちろん観光やグルメなど事前に撮影する事により世界中から確認できます。全国対応の為各地に支部を作り会員(無料)を募集します。同時に全国の車椅子移動を支援するNPOとの連携を模索します。 報道関係各位 2018年4月6日 一般社団法人VR革新機構 《車椅子視線でストリートビュー パラリンピックを360°で》 〜 介助者も一緒により便利にそして安心安全に 〜 一般社団法人VR革新機構(本社:東京都千代田区、代表理事:横松繁)ストリートビュー認定フォトグラファーパートナー会は、車椅子や避難車(お散歩カー)視線のストリービューを撮影、編集、登録する「120sv:one twenty streetview」を2018年4月16日(月)より発売
【山本一郎】「ゲーム依存症」問題から見るガチャ商法規制の今後 ライター:山本一郎 少し前から,いくつものメディアで「ルートボックス(=日本でいうところのガチャに相当するもの)が世界的な規制の対象になり始めている」というニュースが報じられ,ガチャ大国である日本のApp Storeでも,プラットフォーム事業者の責任としてガチャの確率表示を義務付ける動きが出てきました。 「App Store審査ガイドライン」が更新。ガチャにおける入手確率の記載を義務化 Electronic Arts社(以下,EA社)が2017年11月17日に世界同時リリースした「Star Wars バトルフロント II」では,ルートボックスにおける排出内容をめぐり大きな問題が発生し,ハワイ州議会議員であるクリス・リー(Chris Lee)氏が「略奪的行為である」という声明を発表,ハワイ州規制当局がEA社に調査を行いました。 ま
東京電力福島第1原発事故で被災した福島県富岡町の臨時災害FM「おだがいさまFM」が30日、放送を終えた。多くの町民が避難した同県郡山市から放送を続けてきたが、昨年4月に町の大部分が避難指示解除となり、一定の役割を終えたと判断した。総務省によると、臨時災害FMは東日本大震災と原発事故後、岩手、宮城、福島、茨城の4県に計30局開設されたが、全て閉局となった。最終番組では複数のパーソナリティーらが
スウェーデンのeスポーツチーム「シルバースナイパーズ」が、古参兵のようでかっこいいとTwitterで話題です。メンバーの年齢が下は62から上は81までと、平均で約73歳。歴戦の勇士が再集結する洋画のような光景に、ときめく人が続出しています。 一人称視点のシューティング「CS:GO(Counter-Strike: Global Offensive)」における、世界初のプロシニアチーム。「年齢は単なる数字にすぎないことを証明するのが我々の使命」と、宣言からしてかっこいい。 レノボをスポンサーとするプロチーム 公式サイト掲載のメンバーは4人。「worrier(心配性)でなくwarrior(戦士)であれ」「生き、笑い、愛し、そしてテロリストを討つ」「今日撃てるものは今日撃て」など、含蓄に富むモットーがさすが人生の先輩といったところです。特に「ティーンスレイヤー」の二つ名を名乗る、紅一点のモニカさん
パナソニックが「IBSA ブラインドサッカーワールドグランプリ 2018」で、パラスポーツ観戦ソリューションと情報配信サービスの実証実験を実施 パナソニックグループ(パナソニック株式会社、パナソニック システムソリューションズ ジャパン株式会社、パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社、以下、パナソニック)は、2018年3月21日(水・祝)~25日(日)に東京・品川区立天王洲公園で開催される「IBSA(※1) ブラインドサッカーワールドグランプリ 2018」において、(1)多視点映像で観戦を楽しめる「スポーツ観戦ソリューション」と、(2)配電地上機器(※2)を活用した情報配信サービスの実証実験を実施します。 ※1 国際視覚障害者スポーツ連盟 ※2 電線網の地中化に伴って、電柱に設置した変圧器や開閉器を地上のボックスに納めた電気設備 「IBSA ブラインドサッカーワールドグランプリ
上: 車椅子対応という項目を検索機能に追加したGoogleマップ Image Credit: Paul Sawers / VentureBeat 米国国勢調査のデータによると、米国市民の2割近くは何かしらの障害を抱えており、そのうちの半数以上が「深刻な」障害があることを報告しているという。これは、英国など他国の状況ともほぼ同じ割合だ。 こうした背景もあって、テック企業はさまざまな障害を持つ人々向けにサービスをアクセシブルなものにすべく尽力している。 今月15日、Airbnbはそのプラットフォームをアップデートし、21のアクセシビリティフィルターを新たに追加した。障害を持つユーザーが、特定の検索フィルターを使って滞在先を見つけやすくすることを目指したものだ。 それ以前も、旅行者は「車椅子対応」といった検索をすることが可能だったが、今回の変更に伴って、障害者用駐車場があるか、部屋まで階段がない
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