2月19~20日にパシフィコ横浜で開催されたクラシックモーターショー、ノスタルジック2デイズ。 その会場内で、ひときわ輝いていたのが、トヨタモビリティ神奈川(神奈川トヨタ)が出展していた、初代トヨタ・クラウン(トヨペット・クラウン)だ。 1955年式トヨペット・クラウンRS。一人のオーナーが生涯で1台だけ乗り続けた愛車。神奈川トヨタがレストアを行い、「ひゃくばんクラウン」として親しまれている。 AUTOCAR JAPAN編集部 漆黒のボディは新車のごとく、いや新車以上にピカピカに輝き、室内も古さを感じさせない。しかも、ナンバープレートは当時のまま、陸運局の地名(品川や多摩など)が付かない「5」で始まるものなのだ。 RS型と呼ばれる初代クラウンが発表されたのが、1955年(昭和30年)1月。 そしてこのクルマは、その年の5月登録。まさに「初期ロット」と呼べるモデルだ。 その証拠が、ボン