10月3日、ウクライナ政府は、ロシアの軍事侵攻による国内の環境被害が約360億ユーロ(353億ドル)に上るとの推計値を明らかにした。写真はオデーサ州ズメイヌイ島で、破壊された建物の横を通るウクライナ兵。7月提供(2022年 ロイター/Press service of the Ukrainian Armed Forces) [ブリュッセル 3日 ロイター] - ウクライナ政府は3日、ロシアの軍事侵攻による国内の環境被害が約360億ユーロ(353億ドル)に上るとの推計値を明らかにした。
米国がウクライナに提供する155ミリりゅう弾砲。カリフォルニア州のマーチ空軍予備役基地にて撮影、米海兵隊提供(2022年4月27日公開)。(c)AFP PHOTO / US MARINE CORPS / Cpl. Austin Fraley 【5月1日 AFP】米国はウクライナへの軍事支援強化に向け、国際会議を主催したほか330億ドル(約4兆3000億円)の追加予算を議会に要求した。一方で、ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領による核兵器使用の脅しを無視し、プーチン氏の限界を試そうとしている。 米国は4月26日、ドイツの米軍基地で40か国に声を掛けてウクライナ支援に向けた国際会議を主催。プーチン氏は翌日、他国の介入があれば「電光石火の対応を取る」と警告。「そのための手段は全て持っている」「われわれはそれを自慢するのではなく、必要があれば使用する」と発言した。
英エディンバラのスコットランド議会議事堂前で行われた化石燃料の使用に反対するデモで、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領に扮した「絶滅への反逆」のメンバー(2022年4月1日撮影)。(c)ANDY BUCHANAN / AFP 【4月2日 AFP】英エディンバラのスコットランド議会議事堂前で1日、化石燃料の使用に反対するデモが行われた。気候変動の危機を訴える団体「絶滅への反逆(Extinction Rebellion)」のメンバーがロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領に扮(ふん)したり、ロシアエネルギー大手のロゴ入りの燃料容器を手にしたりして抗議活動を行った。他にも、「レッド・レベル・ブリゲード(Red Rebel Brigade)」のメンバーが抗議パフォーマンスを行った。(c)AFP
イタリア・ローマで開かれた20か国・地域(G20)首脳会議にオンラインで出席するロシアのウラジーミル・プーチン大統領と中国の習近平国家主席(2021年10月31日撮影、資料写真)。(c)Evgeny PAULIN / SPUTNIK / AFP 【11月3日 AFP】米国のジョー・バイデン(Joe Biden)大統領が、国連(UN)気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)に中国とロシアが対面で出席せず、リーダーシップを発揮していないと批判したことについて、両国は3日、相次いで反論した。 【関連記事】米大統領、COP26欠席の中ロ首脳を批判 世界最大の温室効果ガス排出国である中国の習近平(Xi Jinping)国家主席は、新型コロナウイルスの流行が始まって以来、外遊を控えており、英グラスゴーで開催中のCOP26にも欠席した。 外務省の汪文斌(Wang Wenbin)報道官は3日、バ
【9月19日 AFP】巨大なロシアの原子力砕氷船が凍り付いた北極海を突き進み、北極点(North Pole)への航路を切り開く。見渡す限り真っ白な世界。だが、ここでも気候変動の影響がうかがえる。 「1990年代や2000年代初期には、氷はもっと手ごわく、分厚かった」と、砕氷船の船長を務めるドミトリー・ロブソフ(Dmitry Lobusov)氏(57)は語る。30年近い船乗り生活の多くの時間を、北極圏で過ごしてきた。 昔は何年も融解しない氷がかなりあったが、「そんな氷も、今ではめったに目にしない」と話す。 ロブソフ氏の「50年の勝利(50 Let Pobedy)」号は、ロシアが増強中の大型原子力砕氷船団に属している。船団は、北極圏において、ロシアの力を誇示する役割も果たしている。 砕氷船は氷結した海で商船を先導し、ロシアの原油や天然ガス、鉱物資源を世界中に輸送させる。ロシアは、アジアと欧州を
ロシア・ネネツ自治管区に近い北極海沿岸(2018年3月8日)。(c)Sergei GAPON / AFP 【7月13日 AFP】北極海の端に位置するロシアの極北、ネネツ(Nenets)自治管区で5月、隣のアルハンゲリスク(Arkhangelsk)州と合併させるという政府の計画に対し、抗議運動が展開された。 先住民団体のメンバーで、ネネツの自治を支持するリュドミラ・ラプタンデル(Lyudmila Laptander)さん(61)は「ネネツが他の州と合併されてしまったら、私たちの言葉や伝統を守る人がいなくなって、忘れ去られてしまう」と訴える。 政府の合併計画は、広範囲にある豊富な鉱物資源の採掘合理化が目的だった。だが、住民4万4000人の抗議活動によって、計画は葬られた。ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領の統治に対し、反対の声が上がるのはまれだ。 今月上旬に行われた、
ロシア北極圏の軽油が大量流失した地域を示した図。(c)Laurence SAUBADU, Fabien MARCHESINI DUFAU / AFP 【6月9日 AFP】ロシアの北極圏にある都市ノリリスク(Norilsk)で燃料油が流出し、河川を広範囲に汚染した事故についてロシア当局は5日、永久凍土が融解したことが原因だとし、同じように脆弱(ぜいじゃく)な地域に立てられているインフラ施設の点検を指示した。 永久凍土の融解は人々の健康と自然環境を脅かす「時限爆弾」であり、地球温暖化を加速させる恐れがある。 事故は5月29日に発生。ロシアの金属大手ノリリスク・ニッケル(Norilsk Nickel)が子会社を通じて所有する火力発電所の燃料タンクが倒壊し、軽油2万1000トンが流出した。 ■永久凍土とは 永久凍土は主に北半球に分布しており、北半球の露出した陸地の約4分の1の面積を占めている。概し
【ウラジオストク聯合ニュース】ロシア極東ウラジオストクに輸出された日本製の自動車から基準値を超える放射性物質が検出されたことが、22日分かった。現地メディアが税関当局の話として報じた。 現地メディアによると、ウラジオストク税関は21日午後に日本から到着したトヨタ自動車のプリウス1台から基準値を超える放射性物質(ベータ線)が検出されたと明らかにした。 ロシア、ベラルーシ、カザフスタン、アルメニア、キルギスの5カ国で構成されたユーラシア経済連合(EAEU)は、放射性物質が基準値を超過した製品の輸入を禁じている。 税関はこの自動車を日本に返送すると説明した。 2011年3月に発生した東京電力福島第1原発事故により、ウラジオストクから輸入された日本製品から基準値を超える放射性物質が検出された事例は同年4月から17年6月までに計875件あったという。 現地メディアは、日本製の輸入車から放射性物質が検
ロシアのシベリア東部ヤクーツクで、ひびが入ったアパートの横を歩く女性(2018年11月26日撮影)。(c)Mladen ANTONOV / AFP 【12月15日 AFP】世界有数の寒冷地であるロシア・シベリア(Siberia)東部ヤクーツク(Yakutsk)では、温暖化の影響を受けて永久凍土が危険なレベルにまで解け始めている。 ヤクーツクの9階建てアパートに住むエドゥアルド・ロマノフ(Eduard Romanov)さんは、アパートを支える梁(はり)が沈下し、ひびが入り始めている箇所を見せながら、建物全体が不安定になっていると説明した。 建設作業員で環境活動家でもあるロマノフさんは、「2年前から建物がゆがみ始め、40センチほど傾いた」と語った。 世界で唯一、永久凍土の調査を行っている「メルニコフ永久凍土研究所(Melnikov Permafrost Institute)」の科学者によると、
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