「ハフポスト」が10月27日、「表現のこれから」というカテゴリにおいて、『レペゼン地球・DJ社長に聞いた「あの、でっち上げセクハラ炎上、なんだったんですか?」』という記事を公開した。 これはタイトルの通り、今年の夏にDJ集団・レペゼン地球(なお、彼らはYouTubeで絶大な人気を誇っているが、様々な理由によりYouTuberを自認していない)が起こした、“炎上マーケティング”として、セクハラ・パワハラ告発狂言を行ったことについて、『「婚活」時代』(ディスカヴァー携書、山田昌弘氏との共著)、『ハラスメントの境界線』(中公新書ラクレ)などで知られる白河桃子氏が、レペゼン地球のリーダー・DJ社長にインタビューしたものである。 去る7月17日(多くの学生が夏休みに入る日のため、YouTuberらはこの時期を重要視している)、レペゼン地球の事務所に所属する、ジャスミンゆま氏がツイッター上にて「DJ社
「NO.1キャバ嬢」、「月収数千万」ーー。キャバ嬢というとこんなイメージを持つ人も多いだろうが、メディアで報じられるような「きらびやかな夜の世界」はほんの一部でしかない。 「キャバ嬢なめんな。」(現代書館)は「キャバクラユニオン」の布施えり子さんが、キャバクラの労働実態に迫った本だ。布施さんは2009年から、2000件以上キャバ嬢などの相談に応じ、約300件ほど団体交渉をおこなってきた。 賃金未払いに多すぎる天引き、理不尽なことも自己責任と思い込まされる風潮。「夜のルール」がはびこる中、圧倒的に弱い立場のキャバ嬢たち。布施さんは「世知辛いけれど、安心して働ける場所ではないと思っておかなければならない」と呼びかける。 ●多すぎる天引き ーー2010年から11年3月にお店がつぶれるまで、布施さんもキャバ嬢として働いていたそうですね。働く時間と時給が働くその日ごとに決まるというのは驚きました 私
事故原因は不動産仲介会社「アパマンショップ」の従業員が、片付けのため室内で消臭スプレー約120本を噴射し、その後、湯沸かし器を点火した際に引火、爆発したものと判明している。 アパマンショップを展開する「APAMAN」は、公式ホームページで「けがをされた方々の一日も早い回復をお祈りし、関係する皆様に心からお詫びします」と謝罪した。 爆発から一夜明けて、避難所から自宅へと戻る近隣住民。現場周辺では爆発の衝撃で窓ガラスが割れた住戸が少なくないが、これから寒さが厳しくなる中で、その足取りは重い ©宮嶋茂樹 だが、「アパマンショップ」元従業員は、「あれは起こるべくして起こった事故です」と「週刊文春」に告発する。 「アパマンでは、借主と賃貸契約を結ぶ際に仲介手数料以外に『消臭・抗菌代』などをつけるようノルマが課されています。といっても専門業者が入って作業をするわけではなく、店舗スタッフが消臭スプレーで
2010年、経営破綻に陥った「ハウステンボス(以下、HTB)」をV字回復させた、カリスマ経営者であるエイチ・アイ・エスの澤田秀雄社長(67)が12月1日、「週刊文春」の直撃取材に応じ、HTBからの“撤退宣言”を口にした。 「HTBはほぼ再生が終わりました。僕の役割はそろそろ終わりかなと思っています。近々HTBの一部は売りに出されます。僕も退く準備に入っています」(澤田氏) 小誌はHTBの退職者数の推移が記された内部書類を入手した。それによれば、この8年で従業員は1000人をゆうに超える数が退職しており、安定的なマンパワーの供給不足により、現在パーク内で重大事故に繋がりかねない危険要因が生まれているという。 昨年8月にはバンジージャンプのアトラクションで金属製のワイヤーが切れて、利用男性が右肩を打撲。ひとつ間違えば、死亡事故となった可能性もあった。週刊文春の取材により、その他にも様々なハザー
東京ディズニーランド(千葉県浦安市)で着ぐるみに入ってショーなどに出演する女性社員2人が、運営会社の労務管理に問題があるとして裁判を起こした。テーマパークのキャラクターに扮して夢を売る働き手が、自らの労働環境について声を上げるのは異例だ。何があったのか。 「憧れの仕事なので、ずっと我慢してきました。でも耐えきれません」。7月19日に千葉地裁に提訴した原告の契約社員の女性(38)は、そう打ち明けた。 5年以上にわたり、上司からパワーハラスメントを受けていたと主張。安全に働ける職場環境をつくる義務を会社が果たしていないとして裁判に踏み切った。パワハラの背景に、過酷な労働環境によるゆとりの欠如があると訴えている。 訴状などによると、きっかけは2013年1月ごろ。着ぐるみのキャラクターに扮し、客にあいさつをして回る「グリーティング」業務の最中に、男性客に右手の薬指を無理やり曲げられ、けがをしたこと
滝川 麻衣子 [編集部] and 佐藤 茂 [ジャーナリスト] Nov. 01, 2017, 06:30 AM 185,071 「これは江戸時代?と思いました。今の日本で、まさか自分がこんな目にあうとは思いませんでした。安倍政権が女性の活躍を促して少子化を止めようとしているのに、実態は真逆です」 最初に来日してから30年近い年月が流れ、日本にも慣れ親しんできたつもりだったと、カナダ出身の男性は流暢な日本語で話し始めた。 男性は、三菱UFJモルガン・スタンレー証券の機関投資家営業部の特命部長、グレン・ウッド(Glen Wood)さん(47)。 ウッドさんは10月26日、勤務先の三菱UFJモルガン・スタンレー証券を相手取り、正当な理由なく休職命令を受けたとして、地位の保全や賃金の仮払いを求める仮処分を東京地裁に申し立てた。一連の出来事のきっかけが育児休業取得にあったとするウッドさんの主張から、
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