要人を守るSPに扮したドライバーが迎えてくれる「SP風タクシー」や、忍者に扮した「忍者でタクシー」、さらにはタクシーでめぐる心霊ツアーまで……横浜を拠点とする三和交通がユニークな企画を次々と打ち出しています。背景には、ある切実な思いがありました。 正直、あまり注文がなかった… 横浜を中心に、東京、神奈川、埼玉でタクシー事業を展開する三和交通(横浜市港北区)で、ドライバーが様々なものに扮したタクシーを導入しています。 拡大画像 ドライバーがSPに扮した「SP風タクシー」のイメージ(画像:三和交通)。 たとえば、要人警護のSPに扮した「SP風タクシー」。黒いスーツにサングラス姿、小脇に拳銃(水鉄砲)を忍ばせ、左耳に“それっぽい”インカムのイヤホン(じつはどこにもつながっていない)を装着したドライバーが、基本的にポーカーフェイスで接客するというもの。2018年8月下旬にはツイッター上で話題にもな