第17回世界陸上ドーハ大会、女子やり投げ予選。観戦に訪れた人々(2019年9月30日撮影)。(c)Giuseppe CACACE / AFP 【11月19日 AFP】9月末から10月にかけて行われた第17回世界陸上ドーハ大会(17th IAAF World Championships in Athletics Doha)では、地元選手の金メダル獲得に街が沸いた一方、大会の運営には批判が集まり、不安は3年後のサッカーW杯(2022 World Cup)にまで波及している。 10日間の大会で、おそらく競技外で最も激しく批判されたのが、大会序盤の空席が目立ったスタジアムだろう。そのショッキングな映像を見た人からは、W杯の観客動員を不安視する声も上がった。 英国のサルフォード大学(University of Salford)でスポーツビジネスを教えるサイモン・チャドウィック(Simon Chadw