原子力規制委員会は20日の定例会合で、テロ対策の不備で事実上の運転禁止を命じている東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)について、東電の小早川智明社長を呼び、再発防止の取り組みなどについて聴取した。
記者コラム「多事奏論」 論説委員・田玉恵美 図書館で奇妙な体験をした。ある資料を閲覧したいと申し出ると、しばらくしてやってきた職員にこう言われた。 「これは、所蔵しているかどうか、お答えしないことになっているんです」 私は新潟県立図書館で、来年の世界文化遺産登録をめざす佐渡金山について調べていた。検索したところ、かつての鉱山会社が提供した「佐渡鉱山史」を所蔵しているとの記述があったのだが……。 説明に出て来た職員は、隣にある県立文書館の副館長だった。この資料があるかないかすら言えないのはなぜか聞くと、「それも言えない」という。 取材すると、佐渡鉱山をめぐっては、ほかにも新潟県で「お蔵入り」になっている資料があった。 「戦時中に佐渡鉱山で働いた朝鮮人労働者の名簿を、県立文書館が持っている」 歴史研究者の竹内康人さんは、研究者仲間から以前そう聞いた。今年4月、同館に閲覧したいと申し出ると、非公
アイテム 1 の 3 原発の再稼働は国政レベルでの関心の高さに比べ、地元ではその是非をめぐる議論は盛り上がりに欠く。資料写真、東京電力・柏崎刈羽原子力発電所、2012年11月撮影(2022年 ロイター/Kim Kyung-Hoon) [1/3] 原発の再稼働は国政レベルでの関心の高さに比べ、地元ではその是非をめぐる議論は盛り上がりに欠く。資料写真、東京電力・柏崎刈羽原子力発電所、2012年11月撮影(2022年 ロイター/Kim Kyung-Hoon) [柏崎/東京 27日 ロイター] - ホテルニューグリーン柏崎の支配人・柴野孝宏さん(44)は営業環境が思わしくないことに頭を悩ませている。JR柏崎駅前という好立地にあるものの、1998年開業当時の全盛期と比べると169ある部屋の稼働率は現在、半分程度に落ち込んでいる。東京電力・柏崎刈羽原子力発電所のバスツアーなど観光需要が消失したほか、
風俗店で働く女性のオンライン相談に乗る「風テラス」の社会福祉士(左)と弁護士=2021年10月、東京都千代田区 性風俗で働く女性の中には精神疾患や軽度の知的障害があったり、生活に困窮したりしている人がいるのに、福祉や法的な支援が届いていないとして、困り事の解決を手助けするNPO法人を社会事業家や弁護士らが設立した。 法人名は「風テラス」(新潟市)。障害者や高齢者の性の悩みを支援する活動をしている同市の坂爪真吾さん(40)が理事長として4月に立ち上げた。 坂爪さんは「見えにくい場所で孤立している女性が、必要な支援につながることができる仕組みをつくりたい」と話す。相談に関する情報をホームページに掲載しているほか、活動への寄付を募っている。
出荷を待つコロナ製のエアコン=新潟県三条市東新保の同社で2020年7月8日午後1時50分、露木陽介撮影 新潟県三条市の市民団体が、新型コロナウイルスの影響で経済的に困窮している県内の一人親家庭を対象に、家庭用エアコンを無償で設置するプロジェクトを始めた。同市に本社を置く暖房・空調機器メーカーのコロナが、無償で新品のエアコンを提供する。【露木陽介】 プロジェクトを実施するのは、コロナ禍を受け、県内でフードバンク事業に取り組む11団体が連携して4月に発足した新潟県フードバンク連絡協議会(事務局・三条市)。新型コロナの影響で生活に困窮する家庭向けに、食料を無償提供する緊急支援を5月に始めた。家庭や店舗などから不要になった食料を集め、これまで延べ約2000世帯の一人親家庭に届けてきた。 その中で、家庭からは「お金がかかる外出を控えていることで、子どもがずっと家にいなければならず、ストレスを抱えてい
JR東日本の羽越本線を走る観光列車「海里」のデビュー日が決定。日本海を眺めながら、酒田行き下り列車では新潟の料亭による日本料理が、新潟行き上り列車ではイタリアンがそれぞれ楽しめます。 「ダイニング」車両で料理を提供 JR東日本新潟支社は2019年6月27日(木)、新潟・庄内の食と日本海の景観を楽しめる観光列車「海里(かいり)」を、10月5日(土)から新潟~酒田間で運転すると発表しました。 HB-E300系を使った観光列車「海里」のイメージ(画像:JR東日本新潟支社)。 「海里」は、ディーゼルハイブリッドのHB-E300系(4両編成、新造)を使用します。1号車(30席)は窓側に向けた2人掛けリクライニングシート。2号車(32席)は4人掛けコンパ―メントシート8室で、座席はフロフラットにして足をのばしてくつろげるといいます。3号車は売店とイベントスペースを設置。4号車(24席)は食事を楽しめる
大雪の影響で立ち往生するJR信越線の車両=新潟県三条市で2018年1月12日午前7時55分、本社機「希望」から 雪に慣れたはずの新潟で、満員状態の信越線普通電車が15時間半も立ち往生する異常事態。12日に記者会見したJR東日本の経緯説明からは、事態を過小評価し、現場判断がことごとく裏目に出た様子が浮かび上がった。混み合った車内では乗客たちが互いに助け合いながら運転再開を待った。 JR東によると、積雪時は運転士と支社指令室が連絡を取り合って運行を判断する。電車は午後6時55分、東光寺駅を発車。当時線路には大量の雪が積もっていたが、電車前面に雪をかき分ける金属板が付いており、「前進可能と判断した」(新潟支社広報室)。しかし発車して300メートル、1分もたたないうちに電車の前にたまった雪で停止した。 東光寺駅に戻ることも検討したが、無人駅でホームに雪が積もっており乗客を避難させるのは困難。さらに
乗客、席を譲り合い 新潟県三条市のJR信越線で11日夜から12日朝にかけて15時間以上にわたって乗客が電車内に閉じ込められた。「雪国新潟」の想定をも上回る豪雪が招いた結果だが、乗客や専門家らはJR東日本の判断の甘さを指摘した。12日午前、席を譲り合うなどして一夜を明かした乗客らは、互いをいたわり合う一方、JRへの恨み節を口にした。【後藤結有、金沢衛、堀祐馬】 午前4時半ごろ、家族らが迎えに来た乗客から降車を始めた。辺り一面銀世界となった田園地帯のど真ん中。立ち往生中、鳴りっぱなしだった踏切の警報音が響く中、乗客たちは疲れた様子で家路につき始めた。午前7時半ごろには約430人いた乗客も半数近くに。立ち往生から約14時間半後の12日午前9時30分、除雪車2台がようやく到着し、雪に埋もれていた進路を開いた。
点字ブロックと普通の床面がモザイク模様のように入り組んでいる万代シテイバスセンター=新潟市で2017年11月(新潟県視覚障害者福祉協会提供) 新潟市中心部にある「万代(ばんだい)シテイバスセンタービル」1階の一部が、点字ブロックと床面のタイルを区別せずに黄色と白色のモザイク模様のようにデザインされ、ツイッター上で問題視する意見が相次いでいる。視覚障害者の7割を占める弱視者はブロックだけでなく色も歩行の助けにしているからだ。専門家は「誰のため、何のための点字ブロックなのか再確認してほしい」と訴える。 ビルはJR新潟駅(新潟市中央区)の北西約700メートルにある。中心部と郊外を結ぶ1日約650便(平日)のバスが発着し、飲食店なども入る8階建ての複合商業施設だ。
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