チョコレート菓子「ブラックサンダー」を主力商品とする有楽製菓(東京)は2020年、自社製品に使う全てのカカオ原料を児童労働に頼らないものにすると発表した。調達先の変更は簡単ではなかったが、全製品の約96%の原料を切り替えた。河合辰信社長は「商品を通じてお客さんに笑顔を届けたいと思ってやってきたが、その過程で誰かの笑顔を搾取しているとしたら矛盾だと思った」と話す。 チョコレートの原料カカオを生産する西アフリカでは、子どもが学校にも行かず収穫などの作業に従事させられる児童労働が横行する。欧米の企業が先行していたが、日本の菓子メーカーの間でも児童労働に頼らないカカオだけを使用し、さらには現地農家に農業支援などを実施して労働環境の改善を手助けする動きが加速している。(共同通信=板井和也)
Published 2023/10/21 16:33 (JST) Updated 2023/10/21 16:49 (JST) 旧ジャニーズ事務所のジャニー喜多川元社長(2019年死去)による性加害問題を受け、フジテレビは21日、社員、元社員への調査に基づく検証番組を放送した。渡辺奈都子報道局長が「男性に対する性被害への認識が著しく低かった」と、反省の弁を述べた。 喜多川氏のセクハラ行為の真実性を認めた、03年の東京高裁判決を報道しなかったことについて「正面からニュースで扱う認識が全くなく、芸能ゴシップ、スキャンダル的な扱い」をしたとする、当時の報道部門関係者の証言を紹介した。 事務所所属タレントの逮捕情報をいち早く把握したが、報道局側と編成局側との調整により、他社よりも遅く報じることになった事例を公表。渡辺局長は「気遣いや配慮があったことは認めざるを得ない」と話した。 「他社のイケメング
※この記事には性被害に関する記述があります。読まれる際は注意してください ジャニーズ事務所の創業者・ジャニー喜多川氏による性加害を取材した、英BBCのドキュメンタリー「J-POPの捕食者 秘められたスキャンダル(Predator: The Secret Scandal of J-Pop)」が、日本国内でも静かに波紋を広げています。 同番組は、ジャーナリストのモビーン・アザー氏が日本に訪れ、ジャニー氏による未成年の少年たちへの性加害とその背景について、関係者たちへ取材するというもの。ジャニー氏から性被害を受けたという元ジャニーズJr.の男性たちや、1999年11月~12月に問題について報じた『週刊文春』の記者(当時)たちなどに取材し、最後にはついにジャニーズ事務所に乗り込んでいきます。 アザー氏の取材に対し、元ジャニーズJr.の男性たちが明かした被害はさまざまですが、例えばハヤシ氏(仮名)は
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