スイス食品大手ネスレの本社(2020年11月19日撮影、資料写真)。(c)Fabrice COFFRINI / AFP 【10月8日 AFP】スイス食品大手ネスレ(Nestle)は7日、植物を原料にした卵とエビの代替食品をスイス、ドイツ両国の一部店舗でテスト販売すると発表した。 ネスレは、需要が高まる菜食主義者やビーガン(完全菜食主義者)向け食品のラインアップに力を入れている。 卵の代替品「vEGGie」の原料は大豆たんぱく質とオメガ3脂肪酸で、本物と同じようにスクランブルエッグやオムレツ、ケーキやクッキーなどに使える。 エビの代替品「Vrimp」は海藻とエンドウマメ、コンニャクの根が原料で、「ジューシーな食感と風味はエビそのもの」という。 金融大手クレディ・スイス(Credit Suisse)が6月に実施した調査によると、世界の肉類・乳製品の代替食品の市場規模は現在の140億ドル(約1兆