パリで来年2月4日、スポーツタイプ多目的車(SUV)の駐車料金を「3倍」に値上げする規制の是非を問う住民投票が行われる。世界的に人気の高いSUVだが、「車体が重くて場所を取り、環境の汚染源になる」とパリのアンヌ・イダルゴ市長は主張する。一体どういうことなのか。(岸本拓也)
パリで来年2月4日、スポーツタイプ多目的車(SUV)の駐車料金を「3倍」に値上げする規制の是非を問う住民投票が行われる。世界的に人気の高いSUVだが、「車体が重くて場所を取り、環境の汚染源になる」とパリのアンヌ・イダルゴ市長は主張する。一体どういうことなのか。(岸本拓也)
警察庁は13日、高速道路で時速80キロとなっているトラックの最高速度の引き上げに向けて、有識者検討会を設置すると明らかにした。トラック運転手の残業規制強化で人手不足などの物流危機が予想されている「2024年問題」への政府の対策の一環。物流業界から、荷物の速達につながるとして政府へ要望が出されていた。 検討の対象となるのは、車両総重量8トン以上の中型や大型のトラック。8トン未満のトラックは既に100キロに引き上げられている。有識者検討会は26日に最初の会合を開き、論点を整理した上で、年内をめどに提言を取りまとめる方針。 現行の速度規制は1963年に道交法施行令で定められて以降、変更されていない。政府は6月にまとめた24年問題に対応する政策パッケージの中で「交通事故の発生状況、車両の安全に係る新技術の普及状況などを確認した上で、(80キロの速度規制を)引き上げる方向で調整する」と明記しており、
6月24日、政府が今月7日に閣議決定した経済・財政運営の指針「骨太の方針」について、与党・自民党が日本自動車工業会(自工会)に配慮して文案を修正し、ハイブリッド車(HV)も電動車に含まれることを明確にしたことが分かった。写真は2009年7月都内で撮影(2022年 ロイター) [東京 24日 ロイター] - 政府が今月7日に閣議決定した経済・財政運営の指針「骨太の方針」について、与党・自民党が日本自動車工業会(自工会)に配慮して文案を修正し、ハイブリッド車(HV)も電動車に含まれることを明確にしたことが分かった。自民党の会合で行われた修正議論のやり取りをロイターが確認した。 欧米や中国メーカーが純粋な電気自動車(EV)に舵を切る一方、水素やバイオ燃料などと組み合わせれば内燃機関も脱炭素技術として活用でき、充電インフラなどが整っていない国や地域には必要だとする多くの日本車メーカーの主張を反映し
4月7日、EVなどのバッテリー材料として欠かせないレアメタルのリチウムで、革新的な生産技術「直接リチウム抽出法(DLE)」が注目を集め、企業や米エネルギー省が開発に多額の資金を投じている。写真は、米投資会社バークシャー・ハザウェイの子会社がDLE技術の試験を行う、カリフォルニア州のソルトン湖に映る夕日。3月15日撮影(2022年 ロイター/David Swanson) [7日 ロイター] - 電気自動車(EV)などのバッテリー材料として欠かせないレアメタル(希少金属)のリチウムで革新的な生産技術が注目を集め、鉱業大手のリオ・ティントや米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)、さらには米エネルギー省までもが開発に多額の資金を投じている。
4月6日、ドイツの自動車メーカー、フォルクスワーゲン(VW)のアルノ・アントリッツ最高財務責任者(CFO)は、2020年代末までに多くの内燃エンジン車のモデルを廃止し、販売台数全体を減らしていくと発言、利益率の高い高級車に専念する方針を示した。写真はVWのロゴ。2019年9月撮影(2022年 ロイター/Fabian Bimmer) [ベルリン 6日 ロイター] - ドイツの自動車メーカー、フォルクスワーゲン(VW)のアルノ・アントリッツ最高財務責任者(CFO)は6日、2020年代末までに多くの内燃エンジン車のモデルを廃止し、販売台数全体を減らしていくと発言、利益率の高い高級車に専念する方針を示した。
独ウォルフスブルクにある自動車大手フォルクスワーゲンの組立工場で、通称「キャット・タワー」に展示された同社の車両(2015年3月10日撮影)。(c)AFP/TOBIAS SCHWARZ 【4月1日 AFP】独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は3月31日、電気自動車(EV)への転換をアピールする目的で米国法人の名称を「ボルツワーゲン(Voltswagen)」に変更すると「うそ」の報道発表を行ったことを謝罪した。メディア各社は激怒しており、AFPは「背信行為」だと批判している。 問題となっているのは、VWが3月30日に行った報道発表。信ぴょう性を疑う向きもあったが、同社広報が事実だと主張したため、メディア各社は一斉に報じた。その後VWは、社名変更はマーケティングチームが考案したジョークだったと認めた。 VW米国法人はAFPに宛てた文書で、同社がEVを重視していることに「楽しくて面白い方法」
ベルギーのアントワープで、大気汚染を測定する人形「クレア」をのせたベビーカーを押すボランティアら(2021年1月25日撮影)。(c)Kenzo TRIBOUILLARD / AFP 【2月26日 AFP】ベルギーのアントワープ(Antwerp)で友人と午後のハイキングに出掛けたフィーラ・ボナールス(Veerle Bonaers)さんは、ベビーカーを押す手を止めて地図を確認した。どうやら道を間違えたらしい。 ベビーカーに乗っている赤ちゃんはおとなしい。人形だからだ。名前は「Clean Air for Everyone(きれいな空気をみんなに)」の頭文字をつなげたクレア(Claire)だ。三つのセンサーがクレアにつながれていて、工場や自動車から放出される粒子状物質を測定する。 クレアを連れた2人は、アントワープ大学(University of Antwerp)のキャンパスから、ベルギーの悪名高
クルマのリアウインドウ付近に貼られている「燃費基準達成車」「低排出ガス車」と書かれたステッカー、剥がしてもよいものなのでしょうか。そもそも、どのような意味を持っているのでしょうか。 新車の製造時または販売時に貼られる 昨今のクルマの多くでは、リアウインドウ付近に、「〇〇年度燃費基準達成車」や「低排出ガス車」といったステッカーが見られます。 「燃費基準達成車」ステッカーと、「低排出ガス車」ステッカー(2019年6月、乗りものニュース編集部撮影) 国土交通省自動車局によると、これらステッカーは基本的に「新車の製造時または販売時に貼りつけられるもの」とのこと。つまり、ユーザー本人が貼ったものではないケースがほとんどです。ステッカーの目的について、同局は次のように話します。 「環境に優しく燃費のよいクルマの普及促進を図るためです。環境性能を可視化することで、省エネルギーへの関心を高める狙いがありま
炎天下の駐車場で車内に置き去りにされた子どもが、熱中症などで命を落とすケースが後を絶たない。酷暑のこの時期、パチンコ店が見回りを強めるなど、あちこちで注意が呼びかけられている。 千葉県八千代市のマルハン八千代緑が丘店。女性従業員が昨夏、駐車場の車の中でぐったりとした2歳ぐらいの女児を見つけた。 気温は30度を超えているのに、エアコンは動いていない。窓をたたき、声をかけても反応はない。店内のアナウンスで車の持ち主を呼び出し、警察に通報。ガラスを割ろうとした瞬間、女児が寝返りをうった。 発見から10分後、戻ってきた両親は「短時間じゃないですか」「こんなことで子どもは死にません」。いらだった様子だったという。 当時店長だった片山晴久さん(38)=現・静岡店長=は「保護者との温度差を感じる。夏場の車内が危ないと思っている人が少なすぎるのでは」と話す。 赤ちゃんの寝顔の下に、「救出の為(ため)、車の
英政府が2040年までにハイブリッド車(HV)の新車販売の禁止を検討していると、英紙フィナンシャル・タイムズなどが5日報じた。トヨタ自動車のプリウスなども対象に含まれる可能性があり、実現すれば日本の自動車メーカーの戦略にも影響を及ぼしそうだ。 英政府は昨年7月、40年までにガソリン車とディーゼル車の新車販売を禁止する方針を発表。報道によると、禁止対象にHVも含める案が検討されている。政府内では、電気だけで少なくとも50マイル(約80キロ)走れる車のみ販売を認める案などが出ているという。 ただ、運輸省の広報担当者はHVの販売禁止計画の報道を否定。フィナンシャル・タイムズによると、ゴブ環境相らがこの案を支持しているが、グレイリング運輸相は反対しているといい、閣僚間で意見がまとまっていない模様だ。 報道された案が実現した場合、エンジンと電気モーターを併用するプリウスなど通常のHVは英国では売れな
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