かつては多くの高速バスが停車したものの、いまでは1日たった1本のみ停車という高速バス停が徳島県にあります。周辺環境も「秘境感」ただようこのバス停に降り立ってみました。 隣のバス停が発展するにつれ… 淡路島を経由して関西と四国を結ぶ高速バスが行きかう神戸淡路鳴門道。沿道にはいくつかの高速バス停がありますが、そのなかには、停車本数が極端に少なく、草の生い茂るバス停もあります。 拡大画像 朝7時35分、大毛島バスストップにやってくる1日1便のバス(画像:oleolesaggy)。 そのバス停があるのは、徳島県鳴門市の北東に浮かぶ大毛島(おおげじま)です。人口約5000人、7㎞四方ほどの島には神戸淡路鳴門道 鳴門北ICのほか、本線上にふたつの高速バス停があります。うち、内陸に位置する「大毛島バスストップ(BS)」が当該のバス停です。乗り場に立ってみると、視界に映るのは山と、空と、道路のみ。乗り場は