国土交通省が2017年度の都市鉄道混雑率調査を発表。複々線が完成した小田急小田原線の混雑率が大幅に低下しました。 多摩線、江ノ島線も混雑緩和 2018年7月17日(火)、国土交通省が2017年度の都市鉄道混雑率調査を発表。複々線が完成し、朝ラッシュ時に列車が増発された小田急小田原線の混雑率が大幅に下がりました。 線路4本が並ぶ小田急小田原線の東北沢駅付近(2017年12月、中島洋平撮影)。 同線は代々木上原~登戸間のうち10.4kmについて、東京都が進める連続立体交差化事業(おもに線路を高架あるいは地下化し、踏切をなくす事業)とともに複々線化を進めていました。「複々線化」とは、上り下り1本ずつの線路が走る「複線」から、上り下り2本ずつの計4本とする事業です。 東北沢~梅ヶ丘間1.6kmの複々線化が完成し、2018年3月17日(土)には複々線を生かすダイヤ改正を実施。朝ラッシュのピーク時間帯