綿矢りさ『生のみ生のままで』を読んだ感想です。ネタバレあるので注意してください! 綿矢りさ『生のみ生のままで』あらすじ 綿矢りさ『生のみ生のままで』感想(ネタバレあり) 萌えることは萌える 少女漫画的設定 突然社会派? やっぱり軽視されるレズビアンのセクシュアリティ 読む時代が違えば夢中になっていたかも それよりもこれを読めと言いたい作品群 綿矢りさ『生のみ生のままで』評価 綿矢りさ『生のみ生のままで』あらすじ 「私たちは、友達じゃない」 25歳、夏。恋人と出かけたリゾートで、逢衣(あい)は彼の幼なじみと、その彼女・彩夏(さいか)に出逢う。芸能活動をしているという彩夏は、美しい顔に不遜な態度で、不躾な視線を寄越すばかりだったが、四人で行動するうちに打ち解けてゆく。 東京へ帰った後、逢衣は彩夏と急速に親しくなった。やがて恋人との間に結婚の話が出始めるが、ある日とつぜん彩夏から唇を奪われ、「最
今回の連載では、女性を「不完全女性」と認定するとはどういうことか、について考えていきたいと思います。「不完全女性」って何じゃそりゃ……と思われるかもしれませんが、特定の女性をなんとなく女性ではないようなものとして扱うというのは、歴史的によく起こっていたことです。今日は私が昔から抱えている、不完全女性として認定されることへの恐怖について書きたいと思います。 『リトル・ブリテン』のエミリー・ハワード 『リトル・ブリテン』というコメディシリーズが、イギリスのBBCで2003年から2005年まで放送されていました。これはマット・ルーカスとデイヴィッド・ウォリアムズという2人のコメディアンがいろんなキャラクターを演じるお笑い番組です。今だと全然笑えないのでは……と思うような内容もあり、クリエイターのマットもちょっと失敗したところがあると回想していますが、当時はとても人気がありました。 私のお気に入り
人形を使って体の仕組みについて説明する徳永桂子さん(中央)=27日、那覇市の琉球新報社 新報小中学生新聞「りゅうPON!」に連載中の「ココロ・カラダ不思議つながり」著者、徳永桂子さん(思春期保健相談士)による講演会「受けそこねた大人のための性教育講座」が27日、那覇市の琉球新報社であった。2017年からの連載をまとめた本の出版を記念した講演で、21人が参加した。徳永さんは思春期の心と体の仕組みや性の多様性について解説し、「性について正しい情報源で学び、自分と相手の心と体を大切にしてほしい」と語った。 徳永さんは「性器の洗い方を習ったことはある?」などと参加者に問い掛け、人形や模型を使って性器の名称、射精や生理の仕組みを説明。その上で「自分の性器を観察する習慣を持ってほしい」と呼び掛けた。 県内の中学生から届いた恋愛や性に関する質問も紹介し、「性に関しては『嫌だ』と言った人の意見が尊重される
トップ > Chunichi/Tokyo Bookweb > 書く人 > 記事一覧 > 記事 【書く人】 こんな本ないのが理想 『ゲイだけど質問ある?』 歌人・鈴掛真(すずかけしん)さん(32) Tweet 2018年12月2日 ゲイであることを公表し、インターネット上で短歌などを発表して若い世代の共感を集めている。本書は、性的少数者(LGBT)への理解が進む一方で「ゲイは女性的」というような誤解も多いと痛感する著者が、入門書になれば、との思いも込めた「代表作として発信できる紙の本」だ。「ゲイが特別な態度で接する存在じゃないと分かってもらえたら」と願う。 「何人に1人がゲイなの?」「ゲイの友情と恋愛の境目はどこ?」などの項目を立て、質問に答える形式で実情や意見を書いた。取り上げたのは恋愛や性の事情、日常生活からカミングアウト、家族や友人がLGBTだと知ったらどうするか、同性カップルの子育て
【2月7日 AFP】今年で死後34年を迎えるフランスの哲学者ミシェル・フーコー(Michel Foucault)が著した「性の歴史(The History of Sexuality)」シリーズのうち、未発表だった第4巻「肉体の告白(Confessions of the Flesh)」が今月9日、ついに出版される。 未完のまま残されていた同著では、「同意」をめぐる繊細な問題についても論じられており、遺著管理者らはフーコーの考えを世に出す機が熟したと判断。仏出版社ガリマール(Gallimard)から出版される運びとなった。 編集者のフレデリック・グロ(Frederic Gros)氏は、セクシュアルハラスメント(性的嫌がらせ)を告発する「#MeToo(私も)」運動の高まりを受け「この独創的な大作の出版にふさわしい時が訪れた」と説明した。 フーコーが同書の執筆を開始したのは1980年代初頭。フーコ
子どもたちに、性暴力から身を守る力をつけてほしいと、27年前に出版された絵本「わたしのからだよ!」が11月1日、復刊されました。自分の体は自分のもの。嫌な触られ方だと感じたら、嫌だと言っていい――。そんなメッセージを伝えています。 加害者以外の大人がいない密室で… 兵庫県宝塚市のNPO法人「女性と子どものエンパワメント関西」が復刊した。もとの絵本は、理事長の田上時子さん(66)が北米で広く読まれていたものを日本に紹介したいと翻訳し、1990年、当時東京にあった出版社から発売した。 初版4千部が3週間で完売するなど、親や教育関係者の反響を呼び、10刷まで増刷して計2万部以上が売れた。やがて、性暴力防止の教育プログラムなども普及し始め、絵本は一定の役割を果たしたとして2005年、絶版になった。 だが、子どもの被害が後を絶たないことから、NPOが自費出版で復刊を決めた。田上さんは「性暴力は加害者
『アスピーガールの心と体を守る性のルール』(デビ・ブラウン:著、志村貴子:イラスト、村山光子:翻訳、吉野智子:翻訳/東洋館出版社) 「風俗嬢の中にはアスペルガーや、軽度の知的障害の女性も結構いる。彼女たちは他の嬢に比べて、本番をOKしてくれることが多い」 ここ1年ほどの間に、こんな言説をよく耳にした。そしてあとに続く言葉は大抵「それで彼女たちは、指名ランクをあげているからずるい」(現役風俗嬢)や、「でもそういう女性たちが働く場が、他にどれだけあるのか。だから風俗は女性にとっても必要だ」(風俗好きな男性)のように、悪口だったり言い訳めいたものだったりがほとんどで、聞いているこっちがうんざりしてしまった。 『アスピーガールの心と体を守る性のルール』(デビ・ブラウン:著、志村貴子:イラスト、村山光子:翻訳、吉野智子:翻訳/東洋館出版社)著者のデビ・ブラウンによると、発達障害のひとつであるアスペル
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