Published 2022/03/25 18:17 (JST) Updated 2022/03/25 19:44 (JST) 自らを中傷する複数のツイッター投稿に「いいね」を押され、名誉を傷つけられたとして、ジャーナリスト伊藤詩織さん(32)が自民党の杉田水脈衆院議員に220万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は25日、請求を棄却した。伊藤さん側は控訴する方針。 武藤貴明裁判長は、「いいね」には幅広い感情が含まれ、ブックマークや備忘目的でも用いられると指摘。「押すこと自体を違法行為と評価することはできない」とした。 伊藤さんは記者会見し「裁判所がセカンドレイプを許しているような気持ちになった」と語った。杉田議員は「妥当な判決だと受け止めている」とのコメントを出した。