女性はもちろんあらゆる国籍や障害の有無を問わず、全ての性別、全てのセクシュアリティの性暴力被害者が取りこぼされない社会を求めて私はここに立っている。 性暴力はシスジェンダーの女性に対して振るわれるものとして語られがちである。しかし語られることが少ないだけでトランスジェンダーの女性の多くも性暴力を受けている。女性だけではない。シスジェンダーの男性、トランスジェンダーの男性、ノンバイナリー・・・あらゆる性別の人達が性暴力を受けるし、決して珍しいことではない。
米バージニア州シャーロッツビルで演説する知事選の共和党候補グレン・ヤンキン氏(2021年10月29日撮影)。(c)Anna Moneymaker / GETTY IMAGES NORTH AMERICA / Getty Images via AFP 【10月30日 AFP】米国のジョー・バイデン(Joe Biden)政権の今後を占う試金石とみられているバージニア州知事選で、性自認が流動的である「ジェンダーフルイド」とされる高校生による校内女子トイレでの性的暴行事件が争点の一つとなっている。 バージニア州の少年裁判所は今週、ラウドン(Loudoun)郡の15歳の高校生に対し、今年5月に校内の女子トイレで同級生に性的暴行をしたとして有罪判決を言い渡した。 被害者の父親は加害者がジェンダーフルイドだと地元メディアに語っているが、AFPは独自に検証できていない。米紙ワシントン・ポスト(Washin
米ポップ歌手デミ・ロヴァートさん。米ネバダ州ラスベガスで(2018年5月20日撮影、資料写真)。(c)LISA O'CONNOR / AFP 【5月20日 AFP】米ポップ歌手デミ・ロヴァート(Demi Lovato)さん(28)は19日、自身を男性と女性のどちらとも考えない「ノンバイナリー」であると公表し、自分を指す代名詞に「they」や「them」を使い始めることを明らかにした。 ロヴァートさんはツイッター(Twitter)で、「たくさんの癒やしと自分を見つめなおす努力」の結果、決断に至ったと説明。「これは、本当の自分を愛する人と共有できていない人たちのためにすること。皆には、自分に正直に生き続けてほしい。そして、私がたくさんの愛を送っていることを知ってほしい」と書き込んだ。 ロヴァートさんはこれまで、自身のうつ病や摂食障害、依存症などのメンタルヘルス問題についてオープンに話してきてお
▼高校生と中学生の男子を「さん」に変えたのは2016年、小学生は18年。就学前はもともと「ちゃん」で、全ての年代で男女の敬称が同じになった。言葉を換えれば、踏み絵を迫らなくなった。戸籍上の性別に違和感を抱く人が苦しさを共有してくれるようになっているのだから、メディアには応える義務がある ▼読売テレビが報道番組内の企画が不適切だったと謝罪した。店員から常連客の性別が分からないと相談を受け、胸を触り、保険証を撮影して「正真正銘の男」と報告した ▼正真正銘の男って何だ。私たちには分類し、分かった気になり、安心したい習性があるのだろう。しかし、性のあり方は限りなく多様で、多様なまま受け入れるのみ。内面に踏み込んで「判定」する権利も、もちろんない ▼常連客自身は取材を了承していた。とはいえ、放送すれば別の悩める当事者にも届き、傷つける。局側には想像力が欠けていた。コメンテーターが番組内で即座に人権問
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