沖縄戦中、渡嘉敷島で起きた「集団自決(強制集団死)」を生き残り、体験を証言した金城重明(きんじょう・しげあき)さんが19日午前10時18分、急性心不全のため、那覇市内の病院で亡くなった。93歳。渡嘉敷村阿波連出身。葬儀は23日、日本キリスト教団首里教会で関係者のみで執り行われた。
沖縄戦中、渡嘉敷島で起きた「集団自決(強制集団死)」を生き残り、体験を証言した金城重明(きんじょう・しげあき)さんが19日午前10時18分、急性心不全のため、那覇市内の病院で亡くなった。93歳。渡嘉敷村阿波連出身。葬儀は23日、日本キリスト教団首里教会で関係者のみで執り行われた。
「車や家に花粉のような黄色い物が付着して困っている」-。沖縄県うるま市田場に住む読者の男性(73)から本紙に情報が寄せられた。男性によると「黄色い付着物」の被害に気付いたのは4~5年ほど前。付いたばかりの時は黄色い液状で、乾くと固形となって残るのが特徴。汚れは家の壁や車、洗濯物などに付着し、特に天気が良い日には多い傾向だという。(中部報道部・仲村時宇ラ) 「気になり始めると目についてイライラして、家族も精神的に参ってしまった」と困った男性は市の環境課や県の保健所を訪ねて相談。しかし、原因が分からなかったために対応してもらえなかったという。 長年続く被害にインターネットでも調べるようになり、ミツバチのふんにたどり着いたのは昨年の10月。空中でふんをする習性のあるミツバチが、同様の被害を発生させていることが分かった。 すぐに近所を調べると、自宅から約200メートルほどの場所に巣箱が置かれ、大量
インターネット上に無料で求人広告を出すと勧誘され、一定期間を過ぎると高額な料金を請求されるケースが県内の小規模事業所で相次いでいる。同様の事例は2019年に本紙の報道で発覚後、新型コロナ禍で減少傾向だったが、第5波が落ち着き求人需要が伸び始めた昨秋から再び増えている。
沖縄県宮古島市上野野原の陸上自衛隊宮古島駐屯地内宿舎の自宅で昨年2月、当時5歳と3歳の息子2人を殺害したとして、殺人罪に問われた母親(40)の裁判員裁判の判決公判が24日、那覇地裁であった。小野裕信裁判長は「病的な衝動性の高まりで行動制御能力を失い、心神喪失の状態にあったとの合理的な疑いが残る」として無罪を言い渡した。 2児殺害の事実や精神障がいの影響に争いはなく、行動制御能力が完全に失われた「心神喪失」か、著しい減退「心神耗弱」かという刑事責任能力の有無が争点だった。検察側は懲役8年を求刑していた。 判決は、女性に軽度の自閉スペクトラム症の特性があり、犯行時は抑うつ障がいを併発していたなどとした精神鑑定の結果を踏まえ、長男のささいな言動から子どもたちと自身の将来を悲観したと指摘。 ベルトや洗濯ロープでの絞殺行為は「愛情を持って子らを養育していた女性の人格と大きく乖離(かいり)した極めて異
(新聞社のサイトで新聞についてポジティブにコメントする抵抗感を感じながらですが...) 記事の中にもあるよう、紙の新聞のメリット「自分に興味のない情報にも触れられる」はわれわれの想像以上に大きくなっているように感じます。スマートフォンのアプリで入手する情報は一人一人のユーザーに最適化され、その人の興味のある話題にどんどんと絞られていきます。その仕組みを「フィルターバブル」と呼びます。 最新のITツールを利活用し、コスパ・タイパを切り詰め、無駄のない、効率の良いインプットが推奨される社会の空気を感じます。しかし、こうして自分に気持ちの良い情報にだけ触れ続けていくことで、視野が狭く、わずかな違いを許容することができない不寛容なメンタリティーになってしまうのではないでしょうか。 短期的には、テクノロジーで便利になっているように感じても、中長期的には人生が豊かにはならないのでは?と疑問に感じます(
【東京】初代宮内庁長官を務めた故田島道治が昭和天皇との詳細なやりとりを記録した資料「拝謁(はいえつ)記」の中で、1950年代に日本国内で基地反対闘争が激化しているさなか、昭和天皇が53年11月24日の拝謁で「一部の犠牲ハ已(や)むを得ぬ」との認識を示していたことが20日までに分かった。
沖縄県那覇市出身。1995年渡米。日英両語のロサンゼルス日系紙「羅府新報」でカリフォルニア州議会やロサンゼルス市議会などの担当を経た後に副編集長。2010年12月から現職。米軍普天間飛行場の移設問題をめぐるラムズフェルド元国防長官との単独会見などの一連の取材で12年に第16回新聞労連ジャーナリスト大賞優秀賞を受賞。 玉城デニー知事の8月末の訪問を伝えるグアム地元紙の報道に接した、複数の友人・知人から問い合わせを受けた。米団体幹部や連邦議員、運動家と立場は違うが、いずれも沖縄とグアムの闘いを支援する彼らは「沖縄県知事は、米海兵隊のグアム移転を支持しているのか」と不快感をあらわにした。 テニアンやグアムの米軍基地を視察した玉城知事が、移転推進派のグアム知事との会談で協力を表明し、米軍幹部やグアム知事と笑顔で並ぶ写真が添えられた報道は、「大国から抑圧されているグアムと同じ立場だと思っていた沖縄は
沖縄県内の泡盛メーカーの若手技術者が、企業の垣根を越えて新たな泡盛造りに挑んでいる。泡盛は発酵させたもろみを蒸留して造るが、新たに開発中の泡盛は蒸留工程を3回繰り返すというかつてない製法が特長だ。雑味を除き、米の甘みを引き立てるなど、理想の香りや味を求めた試み。
首里高等女学校4年で沖縄戦に動員された元瑞泉学徒・宮城巳知子(みちこ)さん=享年(89)=の娘婿、成井俊美さん(66)らが、宮城さんの体験を実写化した短編映画の製作に向けて準備を進めている。
差別に苦しんだハンセン病元患者の家族に、ようやく被害回復の扉が開かれた。安倍晋三首相は9日、隔離政策による被害を巡り国への損害賠償を命じた熊本地裁判決を受け入れ、控訴しない意向を表明した。社会の冷たい視線。断ち切られた肉親との絆…。苦悩の日々を過ごした人たちは朗報に「肩の荷が下りた」。
「沖縄で宮城さんら翔南丸の船員らとの再会を楽しみにしている」と話す南雅和さん=6月、東京都内のベトナム料理店「イエローバンブー」
帝国データバンク沖縄支店が5日発表したコンビニエンスストアの業界動向調査によると、沖縄は人口10万人当たりのコンビニエンスストア数が38・6店の全国45位で、3番目に少なかった。同支店は現時点で、沖縄はコンビニ店舗の出店の余地はあるとみる。一方、7月11日に県内初出店するセブン-イレブンの14店舗を加えた場合、沖縄は39・5店の全国40位、5年間で250店舗の出店計画が実現した場合を仮定すると55・9店で東京を抜き全国3位に急浮上、一気にコンビニ激戦地の仲間入りをすることになる。 全国平均は44・6店。1位は北海道の56・6店で、北海道を地盤とするセイコーマートと他店との競争が激しい。2位は山梨県の56・1店、3位は東京都の51・9店となった。店舗数では人口の多い東京都の7123店が最多で、沖縄は557店の27位で全国中位に位置している。ただ、10万人当たりに換算すると、沖縄は45位に下が
沖縄県浦添市の自宅で大麻を所持、栽培したとして、大麻取締法違反の罪に問われた沖縄県立大平特別支援学校の女性教諭(50)と、無職の夫(49)の両被告の判決が20日、那覇地裁で言い渡される。現職教諭が大麻所持容疑で逮捕された事件は大きな衝撃を与えた。なぜ事件は起きたのか。専門家は「大麻は簡単に手に入り、誰もが依存症になる可能性がある。早期に専門機関へ相談することで犯罪は防げた」と指摘する。 関係者によると、被告女性は子どもたちに寄り添い、気配りができる教諭として保護者や同僚などから信頼が厚かった。大学入学前から障がい児教育を志し、演劇や音楽発表など子どもたちの能力を引き出す活動にも取り組んできた。 うつ病を患っていた夫が大麻を栽培するようになったのは約20年前。被告女性は初公判で「教員である私の家で育てることに大きな抵抗感があった。何度も反対し、栽培をやめさせた。でも…」と言葉を詰まらせた。
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