北京冬季五輪、フィギュアスケート、アイスダンスで金メダルを獲得したフランスのガブリエラ・パパダキス/ギヨーム・シゼロン組(2022年2月14日撮影)。(c)WANG Zhao/ AFP 【3月29日 AFP】恋い焦がれるような視線に優雅なリフト、悠々と絡み合い、重なり合うお互いの体。多くの人にとって、フィギュアスケートのカップル種目では二人の化学反応とラブストーリーの匂いが大きな魅力になっている。 しかし先日の北京冬季五輪に出場した中には、そうしたお決まりのストーリーにうんざりしている選手がいる。 北京五輪のフィギュアスケートには、米国のマディソン・チョーク(Madison Chock)とエヴァン・ベイツ(Evan Bates)のように、実際に恋人同士のカップルも出場した。二人の絆は周囲から見ても明らかで、演技の原動力にもなっていた。アイスダンスに出場した二人は、演技を終えると抱き合い、リ
表題について、まずは表象の話から始めたい。例えば、同性愛者がどのように映画で描かれるか。以前、Netflixの映画「オールド・ガード」の感想を書いたときにもちょっと触れたが、同性愛者の表象は、カップル単位になりがち。他のキャラクターに恋をしていたり、他のキャラクターとカップリングされていたり。 nigenige110.hatenablog.jp 描きやすい同性愛と、描きにくい同性愛 これは、「同性愛」というものを描くときにそうしたほうが描きやすいという側面もあれば、(男性同性愛の表象については)BL市場への目配せという側面もあるだろうし、ノンケのひとたちが受け入れやすい表象のかたちという側面もあるだろうし、同性愛者らもまたそのようなロマンティックな表象を求めているという側面もありそう。いずれにしろ、ひとりで暮らしている同性愛者や、誰かと恋をしたりカップリングしたりしていない/するつもりがな
ソーシャル系マッチングアプリ「Tinder(ティンダー)」で性的指向を選択できる「オリエンテーション機能」が世界7ヵ国で導入されてから約1年、ティンダーのダイバーシティへの試みはユーザーにどんなインパクトを与えている?(フロントロウ編集部) Tinderで62%が性的指向を選択、ジェンダーの選択も拡大予定 Z世代に広く支持されているソーシャル系マッチングアプリ「Tinder(ティンダー)」では現在、9 つの性的指向(ストレート、ゲイ、レズビアン、バイセクシャル、アセクシャル、デミセクシャル、パンセ クシャル、クィア、クエスチョニング)から、自身の性的指向を選択してプロフィールに表示させることができる「オリエンテーション(性的指向)機能」が一部の国で導入されている。 日本を含む多くの国に順次拡大していく予定の同機能。すでに導入されている7ヵ国(アメリカ、カナダ、
悠さんはトランスジェンダー。生まれ持った体は女性だが、自認する性別は男性だ。性別を変える手術は受けていないものの、着ている洋服や振る舞い方から、男性と認識されることがある。
米国ジョージア州でトランス男性の高校生がプロム・キングへの立候補を阻止されました。抗議の結果、今年のプロムではキングでもクイーンでもない「プロム王族」を選ぶことになり、この生徒は「ロイヤル・ナイト」に選ばれたとのこと。 詳細は以下。 www.towleroad.com この生徒、デックス・フライヤー(Dex Frier)さんは同州ホール郡のジョンソン高校の生徒で、2年生のときから男性として生活しているとのこと。しかしながらフライヤーさんによれば、同校は彼がプロム・キングに立候補することを認めず、生物学的女性はクイーンにしか立候補できないと主張したのだそうです。そんな規則は存在しないにもかかわらず、です。 同校の学生はフライヤーさんの立候補を認めるよう求める署名を始め、3万人以上の賛同者を集めました。この件はニュースでも報道され、結局今年のプロムではジェンダーとは無関係な「プロム王族(Pro
そろそろつらい。友人は少なくコミュ力はない。仕事もキャリア積めるような職種ではなく給料も少ない。そもそも能力がない。 趣味はBLと二次創作を読んだり買うことで、自分自身には創作能力はない。 顔はブスなのでそうそうに恋愛市場に足を踏む入れることに挫折して未だ処女だ。まず恋って感情を人に抱いたことがない。 今更そういうことがしたいとも思ってはいないのでそれはそれでいいのだが、無駄に年齢だけ重ねていくのがたまに無性につらくなる。 何も生み出さずただひたすら時間と金を消費していく毎日。人生がすっかすかだ。 自分の年齢は他人より10年ほど差があるように思う。自分自身で思う自分の年齢は28歳だ。 たとえば性別が生物学的な性別と自己認識の性別で乖離することが性同一性障害なら年齢が乖離してる自分は年齢同一性障害なのだと思う。 38歳のおばさんだからやるべきこと知っておくべきこと対応できなきゃいけない社会的
ジェンダー観が新しいラブロマンス ドレスが着たい王子セバスチャンと、極秘で彼を助けるお針子フランシスのロマンスを描くコミック。王子が日によって性自認が変動するジェンダーフルイドな人であるところが新しいし、恋愛要素もクィアでよかったです。絵柄もすごくキュート。 性の流動性と変身の物語 「ドレスが着たい男の子」というと、すわ男性ボディーで「心が女」なキャラクターの話かと誤解されそうですが、違うんです。それがよくわかるのが、セバスチャンがフランシスに吐露するこの台詞(p. 44)。 「鏡に映る自分を見て、『これがぼくだ、セバスチャン王子だ! 男物の服を着て、父さんに似てる』と思う日もある。それが全然しっくりこない日もある。そういう日には、こんな気がするんだ。自分は実は……王女なんだ、って」 Some day I look at myself in the mirror and think, "T
(c)2017 ASESORIAS Y PRODUCCIONES FABULA LIMITADA; PARTICIPANT PANAMERICA, LCC; KOMPLIZEN FILM GMBH; SETEMBRO CINE, SLU; AND LELIO Y MAZA LIMITADA マリーナ(トランスジェンダーの女優ダニエラ・ヴェガ)は齢の離れた恋人オルランドが突然の死を遂げたとき、悲しみで涙も出ないのを警察に疑われ、彼の妻からは“バケモノ”扱いされたうえ、彼の息子からも憎まれる。それが世の中のトランスジェンダーの女性を見る目なのだろうか。そんな逆風の中でもマリーナはめげない。亡きオルランドに愛されていた自信があるし、女であることの自信もある。近年ハリウッドでの活躍が注目を集め始めているチリ映画界が生んだセバスティアン・レリロ監督は、奔放な映像を交えながら、トランスジェンダーの女性
マイノリティーとして育つと、自分の仲間を見つけた瞬間、異様な程のアタッチメントを感じる瞬間があります。 ちょっと前に見かけた『Golden』ってショートフィルムもそうだったんですけど。初めて仲間を見つけた時の喜びとか、相手への親近感とか、恋心と区別つかなかったです。 顔も性格も全然タイプでもないし遠くに住んでるし、年齢もかけ離れてるのに、セクシャリティが合致するという理由だけでガーッと好きになってしまいそうになる。そんな経験ないですか?わたしはあります。 もちろん、時間が経つと、憑き物が落ちたように思いは収まるのですが、我ながら不思議です。(なんでこんな人に一瞬でも欲望を抱いてしまったのかしらん)と。 でも本当はその理由は分かっています。他に「好きになっても良い人」がいなかったからなのです。 魅力的なノンケ、素敵な女性に囲まれていても、どんなに密かに好感を持つ人がいても、好きになっちゃいけ
ドラマトピックス ★こちらのページは2022年2月で更新を終了いたしました。 新しいドラマ情報はこちらをご覧ください。 ドラマ10 女子的生活 主人公はトランスジェンダー“女子”! 坂木司の痛快ガールズストーリーをドラマ化! NHKドラマ初主演! 志尊淳 現代社会に生きる、等身大の「女子」を熱演! 【概要】 1月からのドラマ10は、“戦うヒロイン”の痛快で爽快な物語です。 “かわいい女子的な生活”に憧れ、田舎から都会に出てきたヒロイン・みきは、ファッション通販会社に働くOL。 でも、ひとつ大きな秘密があります。 それは、みきがトランスジェンダーであるということ。みきの性別は男性なのですが、見た目はスラリとした美人。しかし、男に興味がなく、好きになるのは女性、という“複雑な”人物なのです。 そんなみきのもとに、ある日、同級生だった後藤という男が転がりこんできます。みきの姿に戸惑う後藤ですが、
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