地元銘菓のういろう、まんじゅうを用いたパンはいかが――。帰省シーズンのこの時期、名駅周辺の喫茶店やパン屋で「名古屋系パン」の品ぞろえが充実している。 マーメイドカフェJR名古屋駅店は、「青柳総本家」のういろうを挟んだクロワッサンを9日、売り出した。味は4種、税込み各248円。開発担当者は「名古屋名物の中でういろうは埋もれがち。新たなお土産として定着させたい」。名鉄百貨店本店にあるアンデルセンは数年前から、「餅文総本店」の「ういろ」を包んだういろパンを扱っている。税込み195円。帰省シーズンは通常の1・5倍の1日計60個を売る。JR名古屋高島屋では、納屋橋まんじゅうをペーストにして生地に練り込んだデニッシュ食パン(税込み1201円)も、人気だ。