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ブックマーク / note.com/cmasak (5)

  • あなたがたは見分けがつかないから|瀬戸マサキ

    英語に "You fit the description" という表現がある。日語にすると「あなたがそのように見えたから」。スラング等の意味を少し面白おかしく解説する投稿型辞書サイト Urban Dictionary によると、"[p]hrase that police use to justify arresting any African American in any situation" つまり「状況にかかわらずアフリカアメリカ人(黒人アメリカ人)を逮捕することを正当化するときに警察が使うフレーズ」である。 私はかつて在籍したシカゴ大学で、このフレーズをタイトルに冠したイベントに参加した。2011年のことだ。多文化共生や LGBTQ を扱うセンターで、そこに出入りしていた有色人種の学生が中心となって開催したイベントだった。 このイベントの Facebook ページには、過去18

    あなたがたは見分けがつかないから|瀬戸マサキ
  • 職場のセクハラ対応はどうあるべきか|瀬戸マサキ

    私は、某企業で労務管理の仕事をしています。 労務管理とは、「労働条件・就業規則等の管理、勤怠の管理、給与・賞与の計算 等」のことです。 つまり、従業員と会社の契約内容を明確にしたり、それがちゃんと現実に反映されているかを確認したり、問題があったら対応したりといった仕事です。 大きい会社だと、労働条件通知書を作ることを専門にやってる人がいたりすると思います。でも私の働いている会社は従業員こそ多いものの規模が小さいので、私を含めほんの数人で労務管理や経理、人事など事務仕事をこなしています。 そんな状況ですから、従業員同士でケンカが起きたり、セクハラが起きたり、管理者への不満が爆発したりという事態にも、その数人で対応することがほとんどです。 政府から色々なガイドラインが出されていたり、就業規則に関して新たな項目を増やすよう通達があったりしますので、基礎的な方針はどこの会社も一緒だと思います。でも

    職場のセクハラ対応はどうあるべきか|瀬戸マサキ
  • 逃げないDV被害者はバカなのか|マサキチトセ|note

    暴力の被害に遭っている/遭っていた女性が、単に無力だったり無知だったりして何もアクションが起こせなかったり、受動的な実践(泣き寝入りとか暴力への感覚麻痺とか認知の歪みとか)しかやっていないという偏見とは異なり、日々様々なやり方で暴力と向き合って、それをなんとかしようと様々な実践を積極的に、人たちの最も適切と思うやり方でやっているのだということを、様々な統計を使って示している論文『Battered Women's Protective Strategies』(2009年7月・VAWNET)を紹介したい。 まず最初の2つの段落からして重要。私がざっくり翻訳したものを載せるので、正確な内容は原文を当たって欲しい。 虐待を受けた女性が防衛のためにどのような戦略を採用しているのかを調べようとするとき、まず頭に浮かべるべき質問は、「何から防衛するのか」というものだ。「将来も継続する暴力からだ」という

    逃げないDV被害者はバカなのか|マサキチトセ|note
    Jcm
    Jcm 2018/09/25
    外から判断することは難しいので、やはり当人の声を聞く必要があると思う。/先程ブクマした記事にも関連。
  • 杉田水脈の差別発言と、セクマイの自己肯定感 #ThisIsPRIDE|瀬戸マサキ

    LGBTやクィア、性的マイノリティについてひどい物言いをするのはなにも政治家や著名人だけじゃなくて、学校の先生から親戚のおじちゃん、近所のうなぎ屋の店主などから私たちは日常的に嫌なことを聞かされている。 そうやって聞かされたことは少しずつ胸の底に沈み重なって、ちょうど川の底がよどんでいるのと同じように、普段は底のほうでおとなしくしているけれど、小さな石でもひょいと投げ入れればいとも簡単にふわぁと広がって、しばらくのあいだ私たちの心が晴れることはない。 あぁそういえば、私みたいな人間はおかしいんだった。 あぁそういえば、私みたいな人間は迷惑なんだった。 あぁそういえば、私みたいな人間は親不孝なんだった。 どれだけ理性で振り切っても、まとわりつくよどみは消えてくれない。もがけばもがくほど、水はどんどん濁っていく。だからそういう時は、水の中から顔を出して、石を投げ入れた人に文句を言うくらいしかで

    杉田水脈の差別発言と、セクマイの自己肯定感 #ThisIsPRIDE|瀬戸マサキ
  • 「LGBTではないフツーのひと」に考えて欲しいと思う10のこと(2018年版)+動画あり|瀬戸マサキ

    LGBTではないフツーのひと」って、誰だろう? 「フツー」って、どんなことを指すんだろう。 そんなことを思いつつも、でも、「LGBT」と「フツーのひと」は分けて考えられてしまうことが多くて、日常的にもやっぱり、自分のことを「自分はLGBTではないフツーのひとだ」と思っている人はたくさんいるっていう実感があります。 この文章は、そんな人たちへのお手紙のようなものだと思ってください。 ※この文章の内容は、私が自分の生活の中で感じたことを基にしています。私は「LGBT」や「クィア」の代表ではないので、違う考えの人はたくさんいます。私の言う通りにして誰にでも同じように接するのではなく、いつでも、相手との関わりの中で、何を言うべきか、どう言うべきか、決めてくださったら嬉しいなと思います。それは、友達や知り合い、仕事の仲間、近所の人などとして、他人と接するときに普段からみなさんがやっていることと同じ

    「LGBTではないフツーのひと」に考えて欲しいと思う10のこと(2018年版)+動画あり|瀬戸マサキ
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