ソーシャル系マッチングアプリ「Tinder(ティンダー)」で性的指向を選択できる「オリエンテーション機能」が世界7ヵ国で導入されてから約1年、ティンダーのダイバーシティへの試みはユーザーにどんなインパクトを与えている?(フロントロウ編集部) Tinderで62%が性的指向を選択、ジェンダーの選択も拡大予定 Z世代に広く支持されているソーシャル系マッチングアプリ「Tinder(ティンダー)」では現在、9 つの性的指向(ストレート、ゲイ、レズビアン、バイセクシャル、アセクシャル、デミセクシャル、パンセ クシャル、クィア、クエスチョニング)から、自身の性的指向を選択してプロフィールに表示させることができる「オリエンテーション(性的指向)機能」が一部の国で導入されている。 日本を含む多くの国に順次拡大していく予定の同機能。すでに導入されている7ヵ国(アメリカ、カナダ、
米国イリノイ州シカゴでLGBT書店を営んでいたTwitterユーザ、@TweetChizoneさんが、かつてその店でゲイかもしれないと悩む男性からの電話を受けたときに起こったことをTwitterで報告し、話題を呼んでいます。 詳細は以下。 www.pride.com まずは@TweetChizoneさんによる一連のツイートをどうぞ。 Oh God I can’t even tell this story and not cry. I used to manage an LGBT bookstore, when bookstores were still a thing. One night, a caller says he thinks he might be gay and is considering self-harm. We were not a crisis center! B
女子生徒が「女性を好きになった」とスクールカウンセラーに相談する場面。DVD「みんなで考えるLGBTs」より=サン・エデュケーショナル提供 LGBTなど性的少数者について性の多様性を学ぶ中高生向けのDVD教材「みんなで考えるLGBTs」を、映像教材製作会社「サン・エデュケーショナル」(東京都)が作り販売している。学校で性の多様性について学ぶ必要性が高まる一方で、中高生向けの視聴覚教材は、とても少ない。監修した日高庸晴宝塚大学看護学部教授は「互いの違いを尊重し、ありのままの自分に誇りを持てるよう多くの人に見てもらいたい」と話している。 DVDは全3巻(各約20分、1万8000円)。1、2巻は「好きになる性」「心の性・表現する性」を扱い、同性愛者や体と心の性が異なるトランスジェンダーの生徒らが戸惑いながらも自分自身を肯定していく姿を、ドラマ仕立てにした。性の多様性を考える内容で、教員が授業をす
性のあり方や家族の形態は人それぞれ。そんな認識が広がるなか、行政や民間企業では、あらゆる人に快くサービスを受けてもらうために、利用者や顧客の呼び方に配慮する動きが出ている。 「夫、妻、旦那様、奥様」ではなく「配偶者、パートナー、お連れ合い」に。「お父さん、お母さん」は、「保護者の方、ご家族の方」に――。千葉市が今春、市職員や教員向けに作った指針「LGBTを知りサポートするためのガイドライン」で、こんな言い換え例を挙げた。 市民に対応する際は「性別や…
サムソン高橋の不定期連載「忘れた頃に入稿します!」その1 「保毛尾田保毛男のおかげでした」 これが読まれているころには鎮火して忘れられているのだろうか、ますますこじれているのだろうか。先日の話である。 フジテレビ、『とんねるずのみなさんのおかげでした』が、前身の『みなさんのおかげです』から30周年ということで、スペシャル番組を放送した。その中で懐かしのキャラクターとして石橋貴明がホモをデフォルメした『保毛尾田保毛男』に扮し、これが見事に炎上したのである。 私はこの事件でふたつのことに驚いた。 ひとつは、「番組側はこれが非難されることに気付かなかったのか?」という驚きである。 ご存知の通り、ここ数年のフジテレビは、なにかの悪霊に憑りつかれているとしか思えないほどにやらかし続けている。 ある件に関しては言いがかりにもほどがあるなと不憫に思い、ある件に関しては自業自得だなと情けなく思い、印象は様
男性同士の恋愛を描く「BL(ビーエル)(ボーイズラブ)」の人気が止まらない。漫画や小説にとどまらず、アニメやゲーム、実写映画まで登場した。作り手も読者も、ほとんどが女性。なぜ、これほど女性たちを引き付けるのだろうか。 ●読んでハッピーに 長身男性の力強い手が、もう一人の線の細い男性の肩を抱き寄せ、優しく唇を重ねる--。漫画制作用の液晶タブレット画面に、少女漫画のような軽やかなタッチでキスシーンが描かれていく。ペンを握るのは、ロングヘアに流行の肩出しトップスを着た若い女性。BL漫画家の海行(うみゆき)リリさんだ。早稲田大を卒業後、会社勤めを経て6年前にプロ作家の道へ。現在、芳文社のBL漫画雑誌「花音」で連載している。 幼い頃から物語を読んだり書いたりすることが好きだった海行さんが、BLに出合ったのは中学生のころ。いつものように書店に立ち寄った時、たまたま手にしたのがBL小説だった。新鮮な感覚
前提となる知識が共有される日は来るのだろうか。 制作サイドの自覚なき偏見 日本マクドナルドが制作したCMが炎上し、動画がインターネット上から削除された。炎上した動画は、5人のお笑い芸人たちがテーブルを囲み、「ナゲッツゲーム」をする内容だった。ゲームでミスをした男性(ダンディ坂野)に対して、お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーがキスしようとし、怯える表情のダンディ坂野がクローズアップされて終わる。カズレーザーは、男性とも女性とも交際経験のあるバイセクシャルであることを以前から公表している。ちなみにこの動画の中で、カズレーザーの相方である安藤なつは、ダンディ坂野をその体で押さえつける役を担っている。 制作側が自らの偏見に気付いていないことがわかる良いケースだと思う。このCMは、「ゲイ(もしくはバイ)の男性は男性なら誰でも性的な対象にする」という偏見の基に成り立っている。 異性愛者の男性が
企業による結婚支援を後押しするため内閣府の有識者検討会が示した提言の素案に対し、見直しを求める声が出ている。既婚者が独身者に助言する「婚活メンター(良き指導者)」を配置する案などに対し、女性支援団体などは「独身者へのハラスメントになりかねない」と批判している。 提言は20日にもまとめる方針。素案では「結婚や出産の押しつけは厳に避けるべき」とした上で、企業や大学による「自主的な取り組み例」として婚活メンターの配置や独身者向け交流会の開催などを列記した。 民進党が13日に開いた会合では、女性支援団体が提言に反対する署名が8千筆を超えたと報告。「独身社員との交際を執拗(しつよう)に勧められ、職場に行くのが苦痛になった」といった実体験を紹介した。性的少数者への差別解消を求める団体も「結婚は当然という風潮が性的少数者を追い込む」と訴えた。 検討会の委員でもある労働政策研究・研修機構の内藤忍研究員は「
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