研究によると、トランスジェンダー(出生時の身体的性別と性自認が異なる人)で性転換した人の大半が、その選択を考え直すことはないという。しかし、ある2人のトランス男性が互いに恋に落ちたとき、性自認をめぐる2人の旅は思いも寄らない道をたどることになった。
連日メディア等で、LGBTQ等性的マイノリティの皆さんが注目されています。多くの当事者の方もカミングアウトし、様々な知識が共有されつつあります。 ですが一方で、LGBTQとセットで語られることもある「インターセックス/性分化疾患」について正確な知識を持っている人はまだ少なく、社会に向けて発信しようとする当事者の方も数えるほどしかいらっしゃいません。 性分化疾患はここ15年の間に、生物学的知見も進歩し、迷信ではない現実の当事者の状況も明らかになっています。そして実は、現実のDSDsを持つ子どもたちや人々は、むしろ切実に女性・男性であることが大多数で、「男でも女でもない中性の人」といったステレオタイプな偏見が、当事者家族の社会的孤立や自殺企図率を高める原因にもなっているのです。 申し遅れました。いわゆるインターセックス/性分化疾患、現在では「DSDs(ディーエスディーズ):Difference
悠さんはトランスジェンダー。生まれ持った体は女性だが、自認する性別は男性だ。性別を変える手術は受けていないものの、着ている洋服や振る舞い方から、男性と認識されることがある。
もう17年も前ですが、昔付き合っていた人が入院したのが1月末だったなとふと思い出しました。 3か月前くらいにひどいケンカをして連絡を取らなくなり、そのまま自然消滅で終わるのかと思っていた時に「入院する事になって他に頼る人がいないので着替えとか持ってきてほしい」というメールが来て、病院に行ったらひどく瘦せ細っていて言葉が出ませんでした。 彼はエイズを発症していました。半月ほどで旅立ってしまいましたが、毎日苦しそうな顔をしていた事だけがひどく記憶に残っています。 彼は故郷にあまり良い思い出がないようで実家とは全く連絡をとっていなかったのですが、お医者さんに説得されたようで最期を迎える一週間くらい前にお母様がいらっしゃいました。彼の家に泊まるとの事だったので、事前に部屋にあるゲイ要素のものは紙袋に入れて私が預かりました。 その時から私は「毎日お見舞いに来て世話をしてくれるとても親しい"友人"」と
衆院議員が性的指向や性自認のことを「趣味みたいなもの」と言うのを聞いて笑ってしまった。習い事のように何かのきっかけで始めたり、途中でやめたりできるもののように聞こえたから。当事者からすると、むしろ生を貫く芯みたいなものだと捉える人が多いに違いありません。言語にたとえるとどうでしょう。母語と同じように特段意識はしなくても、他者との交流の中で自然と芽生え、育ち、人間としてのポテンシャルを深めてくれる資質の一つであると私自身は見ています。言葉と違うのは、外国語のように学習してまるで違う文化に身を投じることはできない、という点でしょうか。 同性愛者、両性愛者、トランスジェンダーの人々をひっくるめて「生産性がない」ので「支援」に値しないという別の議員が発した言葉も、お粗末すぎて、反論する気持ちも起きません。 私は、日本社会に生きるのに、支援を必要とする意識を持って来ませんでした。でも最初から日本で日
マニラのゲイ・ナイトクラブ「ネクター・ナイトクラブ」(Nectar Nightclub)が、バチェラレット・パーティーの主催者からFB経由で来た失礼な質問のスクリーンショットを公開し、話題を呼んでいます。 詳細は以下。 Gay Nightclub Blasts Bachelorette Party Organizer For Fretting She Would Get HIV from its Clientele - Towleroad Gay News バチェラレット・パーティーというのは、結婚を控えた女性が同性の親友らと一晩どんちゃん騒ぎをする「独身さよならパーティー」のこと。フィリピンでは現在同性同士は結婚できないので、基本的に異性愛者が開くパーティーということになります。「ネクター」によれば、ある日そのバチェラレット・パーティーの開催を考えている人からお店のFacebookに偏見
カータンとトークショーをやらせていただいた、その翌日。別口の講演会に登壇させていただきました。 LGBTのお子さんをお持ちの親御さん方が中心となって互助的な活動を行う団体からの、ご依頼でした。 会場の片隅には、おとなしくお絵かきに興じる5〜9歳ぐらいの女の子達が。 お母さんに連れられてきた彼女達は、男児として産まれてきたものの性別違和を訴え、女児として生活している子たちだとのこと。 昭和の頃ならば性的マイノリティの子どもたちは、周囲の誰にも気持ちをわかってもらえずに、ただただ自分を責め続けていました。 でも、彼女達の親御さんは、お子さんの性別違和をちゃんと受け止め… 然るべき医療機関を調べて診察を受け… 性的マイノリティについて必死で勉強し… 教育機関にかけ合って… さまざまな風に吹かれながらも頑張っています。 それを考えただけでも、グッときてしまうワタクシでございました。 さて、講演会に
東北・仙台で「ひと」の声を聴き、ともに考えていく活動を【前編】 男性と女性の「ダブルジェンダー」だという小浜耕治さん。持参してくれた手作りのマスコット作品は、どれもあたたかみがあって表情豊か。おだやかで周りをなごませるチャーミングな人柄がうかがえる。1992年より東北・仙台で25年間LGBTに関わる活動に取り組み、東北のさまざまな民間活動を牽引してきた。そんな小浜さんのLGBT活動の歴史はとても興味深いものだった。 2017/06/08/Thu 小浜 耕治 / Koji Kohama 1962年、大阪府生まれ。東北大学理学部を卒業後、同大大学院に進学し、地質学・古生物学を研究。1992年に自分へのカミングアウトを果たし、それを発端としてゲイサークルやHIVの活動に従事。LGBTの枠にとらわれず精神障害や発達障害、生活困窮といったより困難を抱えている人の相談支援を幅広く行っている。現在、宮城
私は射精の専門家なのですが、「射精すると体にいいのか?」ということをよく聞かれます。実際、「セックスは体にいい」という報告はたくさんあります。心臓にも、ホルモンにも、精神的にも、セックスを多くしている人の方が健康的であるとの報告はたくさんあるのです。 でも、それはセックスという行為があってのことであり、射精自体が体にいいかどうかなんて、わかっていないのです。例えば、マスターベーションは体にいいのでしょうか? ◆男性ホルモンの増加 「マスターベーションをしすぎると、ハゲる」とか、「頭が悪くなる」なんて都市伝説がありますが、それは全くのでたらめで、健康にどんな影響を与えるかなんて調べた研究は今までほとんどありませんでした。 ここで、一つ興味深い研究があります。 先日の日本性機能学会で、マスターベーションをしている時のホルモンの変化に関する研究がありました。射精をする前後で、どれだけホル
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