“エシカル・チェック”欠く企業。「ヘルプマーク」酷似グッズや「カミングアウト」便乗、背景を有識者に聞いた
「そろそろトロントから追い出されるかもしれない。」 トロントのアネックス・エリアで、赤レンガが可愛い小さな家の二階に暮らしているレズビアン・カップルはいつかそんなことを話してくれた。アーティストとして活躍する二人はそれぞれ別にフルタイムでも働いている。平日の昼間は収入のために仕事をして、夕方や週末にアーティストとして活動をする。トロントの物価を考えると、アーティストとしての収入だけでは厳しいのだろう。しかし、高騰し続ける物価と家賃に彼女たちは限界を感じていて、長年住んで綺麗に装飾したアパートを離れる日も近いかもしれないと心配していた。そこの大家は少し前から着実にリノベーションを進めている。近いうちに売って、一儲けしようと考えているのだろう。こうやってトロントから追い出されて行く人はここ数年増えている。 2008年にトロントにやってきた当時、この街はアートに溢れていた。クィアやトランスのアー
ドイツ・ベルリンのリービッヒ34区にある不法占拠された住居ビル前で、警備に当たる警官ら(2020年10月8日撮影)。(c)Odd ANDERSEN / AFP 【10月10日 AFP】ドイツ・ベルリン中心部で9日、同市でわずかに残る不法占拠住宅からの立ち退きに反対する抗議デモが行われ、夜には暴動に発展した。空き家の不法占拠は、ベルリンでは自由な空間の象徴とされている。 ベルリン当局は、同市フリードリヒスハイン(Friedrichshain)にあるリービッヒ34(Liebig34)区の住民を退去させるため、多数の警官を動員。フリードリヒスハインは、旧東ベルリンの流行最先端にある地域に位置し、現在、不動産価格が急騰している。 抗議デモは当初、平和的に行われていた。だが夜になると、土砂降りの雨の中、マスクと黒服姿の多数のデモ隊が繁華街のミッテ(Mitte)区から横断幕を持って行進。横断幕には、「
空港から駅に移動し、地上に出ると早速トランス女性とおぼしき人が大声で電話をかけていた。安宿に向かうためにGoogleマップで経路を表示すると、事前に「サンフランシスコはそのエリアを歩かなければ安全だから」と言われていたドンピシャの地域に誘導されていたのだった。 危険エリアことテンダーロイン地区は小便くさく、バスが来ると「They」バッジ(どのような三人称で呼ばれたいのかを現したもの。theyは性別を問わない呼称)をつけたホームレスも乗ってきて、結局冒頭の彼女とthey氏と私の少なくとも3人のクィアが海のほうへ揺られていった。 サンフランシスコと言えば、近年家賃がとんでもなく上昇し、ホームレスがどんどん増えていることが問題となっている。薬物依存や精神疾患を抱える人も多いが十分なサポートに繋がれていない。路上でのいさかいや注射器のポイ捨て、夜中に空いている公衆トイレがないことによる野外排泄が多
クレジットカード大手のマスターカード(Mastercard Inc)は17日、トランスジェンダーなどの顧客が、カードに記載する名前を選択できる「トゥルー・ネーム・カード」(True Name card)を発行すると発表した。 同社によると、LGBTQIA+コミュニティの人々、特にトランスジェンダーやノンバイナリー(男性、女性に当てはまらないと認識する人)は、カードを使用する際、差別に直面することがあるという。調査では、外見と性別や名前の一致しないIDを提示した約3分の1の人々が、嫌がらせや攻撃を受けたり、サービスを拒否されたりするなどの経験がある。 マスターカードは、ネットワーク企業に本名とカード名が一致する必要があるかを調査した後、トゥルー・ネーム・カードの発行を決定した。顧客は、法的な変更手続きを行わず、記載する名前を変更することができる。カードの種類にはクレッジットとデビットカードが
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