Published 2022/09/08 18:34 (JST) Updated 2022/09/08 18:51 (JST) 男性として生まれ、現在は女性として暮らす30代の会社員が性的指向・性自認への差別的な言動や嫌がらせでうつ状態になったとして、勤務先のウェブサイト運営会社「ピクシブ」(東京)と元上司の男性に約555万円の賠償を求めた東京地裁の訴訟は8日、会社側が請求を受け入れる「認諾」の手続きを取った。こうした差別的言動や嫌がらせは「SOGI(ソジ)ハラスメント」と呼ばれている。 訴訟は一部で争う姿勢を見せている元上司との間で継続する。 原告側代理人によると、会社側は訴訟外で対応が不適切だったと認め、原告に謝罪した。
ライター 鯨ヶ岬 勇士 更新日2022.08.15 解説:『バットガール』のお蔵入りと差別問題 ワーナーとDCに批判が集まる経緯と背景 いきなりの「『バットガール』お蔵入り」報道 2022年8月6日現在、アメコミファンや映画ファンの間でのもっぱらの話題と言えば、HBO Maxで配信予定だった映画『バットガール(原題:Batgirl)』の突然のお蔵入りだろう。本作は2021年のミュージカル映画『イン・ザ・ハイツ』のニーナ・ロザリオ役を務め、ドミニカ系アメリカ人のレスリー・グレイス氏が主人公であるバットガール/バーバラ・ゴードンを演じることとなっており、映画での有色人種のバーバラ・ゴードンは2017年のアニメーション映画『レゴバットマン ザ・ムービー』でのロザリオ・ドーソン氏以来となる。他にも彼女のルームメイトで親友のDC実写映画初のトランスジェンダーの登場人物アリシア・ヨーをフィリピン系でト
MCUに登場した初めてのトランスジェンダー 現在公開中の映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』に、トム・ホランド演じるピーター・パーカー(スパイダーマン)やゼンデイヤ演じるMJの同級生として出演しているザック・バラク。 トランスジェンダーであるザックは現在23歳で、本作で大作映画デビューを果たした新人俳優。俳優のほか、シンガーやコメディアンとしても活躍する彼は、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)映画に出演した初のトランスジェンダーとなった。 MCUに新たな風を吹き込んだ華々しいデビューを飾ったザックは、トランスジェンダーだからこそスパイダーマンのように正体を隠すヒーローと自分が重なることがあると米Varietyのインタビューで語った。
本書『12階から飛び降りて一度死んだ私が伝えたいこと』(光文社)は、なんともすごいタイトルだ。そして、これは実話だ。 マンションから飛び降り生還 東京・新宿で、複数のバーや人気イベントを手がけ、経営者や漫画家として成功していたモカさんは、29歳の時、躁うつ病が悪化し、マンションの屋上から飛び降りた。しかし偶然にも車の上に落下し、奇跡的に生還した。過酷な入院生活の中での気づきを経て、その後は残る人生を社会貢献に使うことを決意。さまざまな悩みを抱える人からの人生相談に当たってきた。本書はそんなモカさんを朝日新聞記者の高野真吾さんが取材した本だ。 第2章、「飛び降りたあの日」が衝撃的だ。2015年10月23日の明け方、モカさんは、精神安定剤を1シート、12粒飲み干した。恐怖心を克服するためだ。意識がもうろうとする中、空を見上げ、屋上から飛び降りた。 次に目を開くと、病院の病室だった。母と弟がいた
イベントへの参加を呼びかける代表の星賢人さん(前列左)、姉で取締役の星真梨子さん(同右)らJobRainbowのスタッフたち=東京都渋谷区で 性的少数者が働く環境に配慮した「LGBTフレンドリー企業」約二十社が集まる合同採用イベントが三十日、東京都渋谷区の渋谷ヒカリエである。性的少数者も自分らしく働ける職場づくりを目指す同区のベンチャー企業「JobRainbow」が運営。代表の星賢人(けんと)さん(25)は「会社でプライベートをさらけ出す必要はないが、ライフワークバランスを考えると、家族の事情を言う場合もある。自分らしく生きることが幸せに直結する」と話す。 (神谷円香) イベントは事前申込制で入場無料。学生も社会人も年齢不問で参加できる。服装は自由。同性パートナーが既婚者と同じ福利厚生を受けられたり、社内で啓発活動をしている企業などが出展する。ソフトバンク、富士通などの大手も参加し、実際に
米ロサンゼルスで開催された映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のプレミア上映会に出席したスカーレット・ヨハンソン(2018年4月23日撮影)。(c)Neilson Barnard/Getty Images/AFP 【7月14日 AFP】新作映画でトランスジェンダー(性別越境者)の犯罪者役に起用されたことで猛反発を招いていた米女優スカーレット・ヨハンソン(Scarlett Johansson、33)は13日、この役を辞退することを明らかにした。 ヨハンソンが主演することになっていた映画は『Rub and Tug(原題)』。マッサージ店を経営しながら売春をあっせんし、1970~80年代の裏社会で暗躍したトランスジェンダー男性、ダンテ・「テックス」・ジル(Dante "Tex" Gill)を描いた作品だ。 ヨハンソンの配役が発表されると、ソーシャルメディア上ではトランスジェンダー俳優が
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