重慶市のテーマパークで開催された安心睡眠のパフォーマンスアートイベント(2021年3月20日撮影、資料写真)。(c)CNS/陳超 【4月1日 東方新報】不眠に悩む人と深夜に会話をして睡眠に導く「哄睡師(寝かせ師)」という新たな「職業」が中国で広まっている。若者を中心にニーズは増えているが、同じようなビジネスが「低俗なポルノ」とみなされ禁止された前例があり、なりゆきが注目される。 「お客さんが話したいことや悩みごとにずっと耳を傾けることもあれば、お客さんの要望で私の方から話すこともあります。他に本を朗読したり、癒やしの歌を歌ったり。お客さんが眠った後もしばらくは話を続けて、頃合いを見てそーっと通話を切ります」 20代の女性、蔣さんは「寝かせ師」の仕事をそう説明する。彼女は大学を卒業して2年。昼はレストランで勤務し、副業として深夜に不眠に悩む人の相手をしている。中国でインターネットを検索すると