ブランド価値が企業の優劣を決める今、やみくもに品質を追求してじり貧に陥らないための、本当の成長戦略とは 日本ブランドが危なくなって久しい。今では世界に2つとない心躍る製品を生み出しているのはソニーでもパナソニックでもなくアップルであり、アップルを脅かしているのはサムスン電子だ。さらにそのすぐ後ろには、中国勢も迫っている。 一方、株式時価総額に占めるブランド価値の比率は高まる一方で、ブランド戦略は成長戦略そのもの。米プロクター&ギャンブル(P&G)の元グローバル・マーケティング責任者で『本当のブランド理念について語ろう──「志の高さ」を成長に変えた世界のトップ企業50』の著者であるジム・ステンゲルに、ブランド価値向上の秘訣と日本ブランド再生のヒントを聞いた。 ──消費者の忠誠心と財務成績をベースに世界のトップブランドをランキングした「ステンゲル50」に入った日本企業は、楽天市場一社だけだった
今じゃ不景気で作っても売れないそんな自動車業界なのだそうなのだけれども、車に夢がいっぱい詰め込まれていたそんな時代もあったわけで、1950年代〜1960年代につくられたアメリカンドリーミングなコンセプトカー12車種なのだそうだよ。 【oobject » the golden age of american concept cars】 1956年 ポンティアック:Pontiac Club de Mer 原子力パワーで走るフォードの車: Ford Nucleon 1967年の映画"Clambake"に使われた:Corvette XP-87 Sting Ray Racer 1955年のオリジナルのバットモービルの元になった:リンカーンFutura 1956年 Oldsmobileの Golden Rocket GM社:Firebird III(ファイアーバード3号) 1962年 Ghia社のセレ
Four graduates from the MArch Design Research Laboratory course at the Architectural Association in London have sent us these images of their thesis project, a conceptual proposal for an environment to host Expo 2010 in Shanghai, China. Called Braided Urbanism, the group project was carried out by Renata Paim Tourinho Dantas from Brazil, Anna Papachristoforou from Cyprus, Irene Guerra from Spain a
デヴィ夫人オフィシャルブログ Powered by Ameba みなさま、ごきげんよう。 わたくしも、 ブログとやらを始めさせて頂くことに致しました。 連日TVなどで、もっともらしい神妙な顔をした評論家やコメンテーターが、 今回の田母神氏の事件について右へ倣えと言わんばかりに、 批判・攻撃しているのをみて、怒りと共に、何と情けないと思った。 外国のジョークに、こんなものがある。 遭難した船があり、飛び込んで人を救った人達に質問したところ、 イギリス男性は、「紳士だから」 イタリア男性は、「女性にもてたかったから」 アメリカ男性は、「ヒーローになれるから」 フランス男性は、「当たり前でしょう」 我ら日本人男性は、「皆が飛び込んだから」、と答えた。 というジョークがあるが、国民性の表し方が、的を射ている。 まさに今回の田母神氏の件はピッタリ。 日本のマスコミは何かが起こると、すぐに右へ倣えで保
ちょっと前の話になりますが、今回の日本のノーベル賞受賞研究が軒並み「基礎」的なものだったためか、恒例の「基礎vs応用」論が局地的に盛り上がったようです。 こちらは去年の記事ですが、科学研究業界の見方としてわりとポピュラーなので紹介します。 基礎研究の反対語は? 基礎研究:すぐ役には立たない、知的好奇心のみ、道楽チック 応用研究:即役立てる、金になる、企業がやってる そんな拙くもボンヤリしたイメージをもってませんでした? 研究を「基礎←→応用」という1軸ではなく 「基礎←→末梢」「純正←→応用」の2軸で表現する。 この基準で考えることで、いろんな誤解をとくことができる模様。 原理をつきつめていくものが「基礎」で、なんかコチョコチョやってるのが「末梢」 金にならないのが「純正」で、技術に発展し金にもなるのが「応用」 分かるっちゃあ分かるんですが、「末梢」とか「純正」とかいった表現になんとなく発
「機動戦士ガンダム」の監督として知られる富野由悠季さんが10月27日、「東京コンテンツマーケット2008」(独立行政法人・中小企業基盤整備機構関東支部主催)のトークセッションに登場し、「プロフェッショナル・クリエイターの条件」というタイトルで自らの“プロ論”を披露した。 「自分流の言葉づかいしかできなくて本当に申しわけない」と言いながら、集まったクリエイターに刺激的な言葉を投げかける富野さん。セッションは、コンテンツ関連のコンサルティングを手がけるQPRの清田智社長との対談形式だったが、事実上富野さんの独演会だった。 「コンテンツ」という言葉はおかしい セッションのタイトルは「プロフェッショナル・クリエイターの条件」ですが、これは無理やりつけたタイトル。ここにいる人(コンテンツマーケットの出展者など)はプロクリエイターの条件を満たしてますから。ぼくみたいなロボットアニメの専門家がぐだぐだ言
AXIS 10月号 の記事から。(p76-80) アートセンター・カレッジ・オブ・デザインと、イリノイ工科大学のデザイン大学院教育を取材している。 アートセンターの『デザインの再定義』が、たいへん興味深い。「学際的なチームが世界の大きな問題を目前にして、オリジナルでクリエイティブな解決方法を探求することがデザインである」という。 IDEO社のイノベーションへの取り組みやスタンフォード大学のD-schoolの動向、イノベーションを起こせる組織や人材への社会的な注目が背景にあることは容易に想像できるが、‘あの’アートセンターが、あえて「表現」を語らない点は(かつて目にした‘圧倒的な表現力’を知っている者にとっては)少々ショッキングですらある。 「ここでは未だ存在しない職種のためのトレーニングを行い、企業でチェンジ・エージェント(変化の起点)となる人材を生み出したい」とは、同大のアン・バーデック
最近のデザインを見ていて感じるのは「かっこいい」という言葉にあてはまる ものがあまりないなあと。 クルマ離れが言われていますが、同様に「メカニカル離れ」も進行している ように思います。ガンダム世代がデザイナーの働き盛りにあってもなお 「かっこいい」を指向していないのはなぜかなあ。 かっこいい=メカニカルという図式は単純すぎるしわたしが思う「かっこい い」はそういうフェーズ(難しく言っちゃった)にはないように思います。 あえていえばわたしの中の「かっこいい」は建築的なものであります。 今デザインは、エモーショナルというかポエティック(詩的)というかなにか 「ほわっとした」ものが好まれている。その根底を考えると『ほんとうにパソ コンの時代がきちゃった』事がおおきい。 「未来のコンピューティング」というのは、なんだかシャキーンとしたエッジ のきいたもの例えて言えばスターウオーズの宇宙船のようなも
The Knowledge Navigator concept piece by Apple Computer (1987) inspired by the earlier "dynabook" vision and work of Alan Kay Knowledge Navigator (or view this piece larger on YouTube or at the DigiBarn Collection at Archive.org). Note that this file is (c) Copyright Apple Computer Inc. and cannot be republished without their permission. See also: Jon Udell's blog about the Knowledge Navigator pie
[Concept Cars – GM Firebird I, II and III Experimentals] アップルの製品造りに関する興味深い記事がある。「なぜアップルはコンセプト製品(Concept Products)を造らないのか。」 Counternotions: “Why Apple doesn’t do ‘Concept Products’” by Kontra: 12 August 2008 コンセプトカー(concept car、show car)といえば、モーターショーなどで展示されるニューデザインの試作車だ。未来を思わせるデザインを見ると誰もが心ときめく。 ところが、「最も創造力に富む」といわれるアップルはコンセプトモデルを造らない。 * * * Real Artists Ship [Knowledge Navigator] そうだ。クパティーノが最
「センスの良い技術者にデザイナーはかなわない」 会社時代に、わたしはそういう「結論」に達していました。 わたしが在籍した頃のケンウッドはステレオ用のチューナーの優秀さで世に知 られていました。その会社にあっても「別格に優秀」といわれていた若い技術 者のAさんと一緒に仕事をさせていただいたことがあるのですが、 Aさんは、当時最新のチューナーの方式についてこんな説明をしてくれたこと があります。『たとえば水の入ったコップがあって、常にコップ全体を計るの は大変だけれど、コップ自体は一定だからコップからあふれた水だけを計測し ても同様の結果が得られるし、その部分を詳細に計る方が要領よく精度が上が る。』といったたとえ話しで、その「ムツカシシイ最新技術」を公式も数字も 用語も使わずに、技術に明るくないわたしでも「目に見えるように」説明して くれたのです。 今でこそ「たとえ話」でモノや状態を説明する
■■「STRAMD Advanced」を開講すべき? ― 次世代型「戦略経営デザイン人材育成講座」再興構想 ― ■「デザイン経営」の時代やって来るか? ■最初の著作は刺繍本 ■■チョコレート、無念の思い出 ■■■勝見勝先生 ■■■影さんを悼む ■■2019年の新年所感 ■■■9年振りの台湾訪問と講演・展示会 ■■飯粒を残すような奴は出世しない! ■■「写真撮影」への思い入れ ■■「コーポレート・アイデンティティ戦略」改訂版を刊行予定 ■我がオフィス(事務所)転々記 ■■■STRAMD、9年目を前に終了、さて次なる展開は? ■■桑沢デザイン研究所以来の友人、坂本和正君逝く ■■■STRAMD第8期生修了、そして第9期生募集へ ■■9年目を迎えるSTRAMD(戦略経営デザイン) ■■王超鷹と中国の切り絵文化展、そしてPAOS上海のこと ■■盟友「木谷精吾」逝く ■イヌ型ロボット、AIBOから復
考えていることから…。 「デザインの価値」…なんていう言い回しを、(デザイナーだから)自分自身でも時折使ってしまっているけれど、「デザインの価値」だけが、「物」の背後霊のようにふわ〜っと遊離している訳ではないので、「デザインの価値」以外に、それが施されている対象(プロダクトデザインであれば→物)に含まれる価値について、全体的に捉えるようにしないと見誤ると思っている。 もちろん、大手メーカーの商品開発プロジェクトのように、企画、営業等々…いくつものセクションが関所となっている場合は、目が幾つもあるので見誤ることは少ないが、個別の認識にずれがある状態のまま、全体的な話しをしようとする場面に出くわしたことも多い。「評価のための判断基準」という意味でも「価値」の認識はチームクリエイションの場合は特に重要だと感じている。 プロダクトデザインであるなら、重さと手触りと形を持った「物」に含まれている価値
「デザインの仕事を考えると、クライアントがいて、未来の本当の顧客がいて、デザイナーとしての自分がいる。この3つの輪がかみ合わないと仕事にならない。一番気を付けているのはデザイナーとしての関わり方。自分に強い信念があって、好きなことがあって、得意技があって、主観的な部分、こだわりがないとモノは作れない」 どこに目指すべき未来があって、誰がどういうモノを欲しがっているのか、最終的な答えは誰にも分からない。そういう暗闇の中に分け入って手探りでモノを作っている。「俺はこれを信じるから、みんなついてこい」という人がいないとモノ作りができない。フェラーリのような限られたユーザーに向けて作られるものは、特にその傾向が強い。だから、強いリーダーシップを持つことが必要になる。それが、奥山の信念だ。 仕事が来てから考えてもうまくいかない 一方で、デザインディレクター、あるいは経営者という立場に立てば、たとえ自
デザイナーのみなさん 後世にも残るいいデザインをしてますか。 後世にも残るいいデザインをするにはどうすれbがいいか。 それはまず「現世」でもいいといわれるデザインをすることでしょう。 わたし会社を入ってから20年間にわたってドイツのデザイン賞の年鑑を 買い続けていました。 年鑑が手元にとどいてぱーっとその分厚い本をめくるわけですが おーっと息を呑むデザインがいくつもあってそれらに「しおり」をつけるように しておりました。 最初に買ったときからは30年の歳月が流れましたが、そのしおりのついた 製品はけっこう今見てもすばらしい。 もちろんその製品がドイツや世界で売れたかどうかはわかりません。 今も売れている製品はほとんどないかもしれません。 しかしその年鑑に載ったたたずまいは変わりません。 後世に残るには今いいと思うものを作るしかないのです。
時代の先端を走るクリエーターたちは何を考え、何を手がかりにして幅広い支持を得る仕事を成し遂げているのか。仕事に臨む姿勢や独自の発想法などについて解き明かす。工業デザイナーの奥山清行氏に聞く第2回目は、モノ作りのあり方について。明確なビジョンを持たずにリサーチを始めるのは危険だと語る。詳しくは動画をご覧ください。 (2008年07月14日、05分26秒) 関連記事 トップクリエーターの仕事術 奥山清行【2】明確なビジョンを持て 絵が下手なことに 負い目を感じていない サトウ オオキ(第3回) トップクリエーターたちは何を考え、何を手がかりにして仕事をしているのか。デザインオフィス「nendo」代表のサトウオオキ氏に聞く第3回目。プロジェクトを進めるにあたり、重要になるのがスケッチ。シンプルな絵で表せるとき… (2008.09.29、04'04") アイデアやひらめきは 半径数百メートル内
製品のデザインに取り掛かる際には、できるだけユーザーの志向やニーズを捉えるために、事前にリサーチを行うのが普通だ。ところが、奥山の最新の著書を読み進んでいくと「リサーチはするな」という見出しが目に飛び込んでくる。その本意はどこにあるのか。 奥山は「決してリサーチを否定しているのではなく、自分の考えを持たずにリサーチを始めてしまう危険性を認識してもらうために、わざと刺激的な見出しを付けた」と説明する。 「何が欲しいですか」という聞き方は間違い 頭の中に自分自身である程度の基準を構築する前に、現在の市場から情報が生の形で入ってくるとそれにどうしても左右されてしまう。ところが実際に製品を出すのは数カ月後、あるいは数年先になる。その時にはすでに市場は変化している 「モノ作りはレストランで料理を出すことに似ている」というのが奥山の持論だ。客は今までに食べたことがないようなおいしい料理が出てくることを
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