韓国・ソウルで、フィールズ賞を受賞し記者会見するマリアム・ミルザハニ氏(2014年8月13日撮影、資料写真)。(c)AFP/The Seoul ICM 2014 【7月16日 AFP】「数学のノーベル賞」と称されるフィールズ賞(Fields Medal)を女性で初めて受賞したイラン出身の数学者、マリアム・ミルザハニ(Maryam Mirzakhani)さんが15日、米国内の病院で死去した。40歳。ミルザハニさんはがんを患っていた。 ミルザハニさんの訃報は、友人で米航空宇宙局(NASA)の太陽光システム探査(Solar Systems Exploration)の元ディレクター、フィルーズ・ナデリ(Firouz Naderi)氏がインスタグラム(Instagram)で明らかにした。 イランメディアによると、米スタンフォード大学(Stanford University)教授のミルザハニさんは4年
ジョン・ナッシュ(数学者)が23日、タクシー事故で死去した。享年86歳。英国BBC、米国ビジネスインサイダー等複数のメディアが伝えた。1928年生まれのジョン・ナッシュはプリンストン大学教授。ゲーム理論における非協力ゲームの解の一種である「ナッシュ均衡」などの業績で知られ、1994年にはノーベル経済学賞を受賞している。後半生は統合失調症に罹患し、長い闘病生活を送った。そんなジョン・ナッシュの生涯をモデルにした2001年のハリウッド映画「ビューティフル・マインド」は、アカデミー賞やゴールデングローブ賞を受賞した。 ジョン・ナッシュは現地時間5月23日(土)、米国ニュージャージーにて82歳になる妻のアリシアと二人でタクシーに乗っていたところ、交通事故にあったという。映画「ビューティフル・マインド」にナッシュ役で主演したラッセル・クロウは、Twitterの自身アカウントにて哀悼の意を表明した。
米首都ワシントン(Washington D.C.)の連邦議会議事堂で、ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)大統領(当時)から議会名誉黄金勲章を授けられる第2次世界大戦中の米先住民ナバホの元暗号兵、チェスター・ネズ(Chester Nez)さん(左、2001年6月26日撮影)。(c)AFP/Mike THEILER 【6月5日 AFP】第2次世界大戦(World War II)中に日本をはじめとする「枢軸国(Axis Powers)」が1度として読み解けなかった暗号の作成に協力したアメリカ先住民ナバホ(Navajo)の最初の29人のうち、唯一生存していたチェスター・ネズ(Chester Nez)さんが4日、死去した。93歳。眠ったまま息を引き取ったという。 米国内のナバホ居住地区では今月8日まで半旗が掲揚される。ナバホ・ネーション(Navajo Nation)大統領のベン・
「ウォール街で最も有名な日本人」伊藤清さん死去2008年11月14日 印刷 ソーシャルブックマーク 伊藤清・京都大学名誉教授 確率論の世界的権威で、その理論は金融工学にも応用された数学者、京都大名誉教授の伊藤清(いとう・きよし)さんが、10日午前9時26分、呼吸器不全のため京都市内の病院で死去した。93歳だった。葬儀は近親者のみで行われた。数学関係者有志により12月中にお別れ会が計画されている。 三重県生まれ。東京帝国大理学部を卒業し、内閣統計局統計官、名古屋大助教授などを経て52年から京大教授。その後、学習院大教授などをつとめた。78年に朝日賞、恩賜賞・日本学士院賞、06年にガウス賞を受賞、今年の文化勲章を受章したばかりだった。 専門は確率論。顕微鏡で見える水中の微粒子の動きのような不規則な運動は、微分積分という数学の枠組みでは取り扱えなかった。これを可能にする「確率微分方程式」の理論を
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