タグ

ブックマーク / science.srad.jp (25)

  • 米フロリダ州の男性、わずか4回の試行で51番目のメルセンヌ素数を発見 | スラド サイエンス

    Great Internet Mersenne Prime Search(GIMPS)は12月21日、これまで知られている中で最大の素数かつ51番目のメルセンヌ素数となる、282,589,933-1(M82589933)が12月7日に発見されたことを発表した(プレスリリース、 The Registerの記事)。 発見に使われたコンピューター資源を提供したのは、米国・フロリダ州のITプロフェッショナルの男性だ。この男性は何年にもわたってGIMPSのソフトウェアをコンピューターのストレステストとして使用しており、プロジェクトへの恩返しとしてメディアサーバーで素数の探索を最近開始したそうだ。 GIMPS参加者の中には20年以上にわたる数万回の試行で探索に成功しない人もいる中、この男性は4か月未満、わずか4回の試行でM82589933を発見したという。男性のメディアサーバーはIntel Core

  • 長崎南高校科学部、段ボールとビニール、100円の除菌スプレーで作った無菌装置で植物の組織培養に成功 | スラド サイエンス

    長崎県・長崎南高校の科学部が、段ボールと市販の除菌スプレー、ビニールを使った安価な無菌室で植物の組織培養を行うことに成功したという(西日新聞)。 同科学部では、絶滅危惧種のナガサキギボウシを培養する試みを行っていたという。しかし、通常こういった植物の組織培養に使われる無菌装置は200万円ほどで、高校の部活では導入が難しい。そこで同科学部では段ボール箱を使った無菌装置の開発を行ったそうだ。 当初は次亜塩素酸ナトリウムを使った殺菌を試みていたが、顧問の教師が冗談半分で100円の除菌スプレーを提案したところ、無菌状態を保つ効果を確認できたという。 この装置を使って1年ほどの再現実験も行われており、ナガサキギボウシやレタス、ジャガイモなどの培養に成功しているとのこと。

  • 歯周病菌を飲み込むと臓器に影響が出るという研究結果 | スラド サイエンス

    歯周病は歯だけでなく全身に影響があると考えられていたが、その理由は「飲み込んだ歯周病菌によって腸内細菌のバランスが崩れ、悪玉菌の毒素が腸から吸収される」ためであることがマウスを使った研究で明らかになった(読売新聞)。 これらの変化は、肥満や糖尿病でみられる特徴と似ているという。

  • 大地震の発生前20~60分前に予兆を観測する新手法 | スラド サイエンス

    東日大震災やその前後の大地震の際、「電離圏」で電子の数が増える異常があったという。これを利用して大地震を発生1時間から20分前に予測する手法を、京都大学の研究者らが開発したそうだ(共同通信、京都大学の発表、Journal of Geophysical Research ‐ Space Physics誌掲載論文)。 大地震と電離圏での電子数の変動に関連性があることは以前から確認されていたが、従来は電離圏の異常を検知するために地震発生後のデータが必要であったため、地震予測には利用できなかったそうだ。それに対し今回の研究結果では、1つのGPS観測局だけで異常を検知するのではなく、クエーサー等の電波星(準星)から放射される電波を、複数のアンテナで同時に相関を取ることで計測する「VLBI(Very Long Baseline Interferometry、超長期線電波干渉法)」にヒントを得た新たな

  • 国民生活センター、「水素水生成器」販売の2事業者に効果の明確化を要望 | スラド サイエンス

    独立行政法人国民生活センターが、「水素水」生成装置に対し「活性酸素の一種を抑制する水をつくるとうたった装置-飲用による効果を表したものではありません-」といった注意喚起を行っている。 問題とされているのは、「水道水を電気分解して水素を発生させることにより、活性酸素の一種であるヒドロキシラジカルを抑制する水ができる」という製品。確かにこれらの装置では水の中のヒドロキシラジカルは抑制できるようだが、人体に対しての効果は不明で「飲用による効果を表したものではない」という。 メーカーによる製品の説明自体には「示されている抑制率のデータは人体に対する効果・効能を表すものではない」との記載があるため法的な問題はないようだが、同センターは「水の中のヒドロキシラジカルを抑制するという水に、どのような効果があるのかを明確にするよう要望します」としている。

  • 科学は民主主義によって決められるものではない | スラド サイエンス

    Slashdot「Science By Democracy Doesn't Work 」より。 米国の上院では2つの環境に関連する法案が審議された。一つは「気候変動がデマではない」というもので、これは大差で可決された。続いて「気候変動が人間によって引き起こされたのかどうか」が審議されたが、こちらは否決された。このように、科学が真に有効かを議会投票で決めるのは科学とは対極の考えに位置している。科学の議論はコンセンサスの合意を目的としていない。むしろ答えを明確にするために問題を提起することにあるからだ。これは過去の科学史における議論を見ても明らかだという(medium.com、The WashingtonPost)。 なお、先の2つの議論は、米民主党が環境問題に関連のあるキーストーンXLパイプライン建設法案を廃止するために仕掛けたトラップだったという。民主党側は両方とも可決されると踏んで、その

    arajin
    arajin 2015/01/28
    「米国の上院では2つの環境に関連する法案が審議された。一つは「気候変動がデマではない」というもので、これは大差で可決」「「気候変動が人間によって引き起こされたのかどうか」が審議されたが、こちらは否決」
  • 社会主義に長く晒されていると、ズルするようになるという実験結果 | スラド サイエンス

    ミュンヘン大学とデューク大学の研究チームが合同で行った実験によれば、社会主義はモラルにゆるみを生じさせることが分かったとのこと(Economist、Slashdot)。 実験では、被験者としてベルリンの住民から任意に250人を選出し、サイコロを40回振らせて、数字の合計が最も大きい人を勝者とするゲームを行った。このゲームでは、サイコロを降る前にサイコロの上面か下面どちらかを選び、振ったあとに指定した面の数字が自分の得点となる。しかし、どちらの面を選んだのかを申告する必要はなく、たとえば、当は上面の数を選んでいたのに数の大きい下面の数を記録するという「ズル」が可能となっていた。正直に申告を行えば、4や5、6と同様の頻度で1、2、3という数が記録されるはずだが、実験の結果、被験者の中にはズルしたのではないかと疑わしくなるほど大きな数ばかりを記録する人がいたという。 ゲームの終了後、被験者らに

  • シャワーの代わりにバクテリア入りボディミストを4週間使い続けたら | スラド サイエンス

    米国・マサチューセッツ州のスタートアップ企業 AOBiomeが開発した、肌を清潔に保つことができるというバクテリア入りのボディミストを使い、シャワーを浴びずに4週間過ごすという実験をジャーナリストのJulia Scott氏が行ったそうだ(The New York Times Magazineの記事、 The New York Times — The 6th Floorブログの記事、 KALWのニュースクリップ、 家/.)。 AOBiomeが開発した「AO+ Refreshing Cosmetic Mist」には、アンモニアを酸化する亜硝酸菌(AOB)の一種ニトロソモナス・ユートロファが含まれる。AOBiomeの科学者らは肌を清潔に保つほか、消臭、消炎、免疫力の強化などが期待できると考えているようだ。Scott氏が会った同社の開発者の中には12年間シャワーを浴びていないという人もいるが、そ

    arajin
    arajin 2014/05/25
    「AOBiomeが開発した「AO+ Refreshing Cosmetic Mist」には、アンモニアを酸化する亜硝酸菌(AOB)の一種ニトロソモナス・ユートロファが含まれる。」
  • カナダ・オタワ市、野鳥を追い払うために無人機を投入 | スラド サイエンス

    カナダガンやカモメなどの排泄物による河川や公園の汚染に悩まされているカナダ・オタワ市では、これらの野鳥を追い払うために無人機を投入したそうだ(Ottawa Citizenの記事、 CBC Newsの記事、 AFPBB Newsの記事、 家/.)。 市内を流れるオタワ川のペトリーアイランドでは、カナダガンやカモメの排泄物による汚染がひどく、ビーチが閉鎖されることもあったそうだ。対策として投入されたのは無線操縦の小型ヘキサコプターで、地面すれすれを飛び回ることで鳥たちを驚かせ、追い払うことができるという。ただし、カナダガンは一度逃げると翌日まで戻ってこないが、カモメは繰り返し追い払う必要があるとのこと。そのため、おもちゃのラジコントラックを別途走り回らせてカモメを追い払うということもしているそうだ。無人機が導入された7月末以降は川の水質が改善し、カナダガンの集まっていた東側のビーチを閉鎖せず

  • 日本でのCO2排出枠、金銭的価値が全く無くなるも枠は増え続ける | スラド サイエンス

    あるAnonymous Cowardのタレコミより。国家や企業に対し温室効果ガスの排出量を割り当てるとともに、それを取引できるようにする「排出取引」が、国内では事実上無価値になっているという(日経新聞)。 記事で国内制度の問題として挙げられているのが、排出枠を購入したいという企業・団体がないという点だ。機器メーカーなどによる排出枠の取引はあるものの、排出枠の管理は面倒であり、顧客もうまい使い方が見えていない状態であるという。さらに排出枠の大口需要家として期待されていた電力会社も震災による赤字でその購入を行えない状況になっているという。 一方、排出枠はほぼコストゼロで創出できるために増え続けており、需要がないのに供給だけは増えていくという状態だそうだ。そのため、排出枠の「在庫」は増え続けており、多くが残されているという。排出量取引には多額の税金も投じられており、その有効性が疑問視されている。

  • ビッグバン理論には致命的な欠陥がある? | スラド サイエンス

    3 月、ESA (欧州宇宙機関) が持つ天文衛星 Planck が、宇宙誕生時の名残を伝える微弱なマイクロ波「宇宙マイクロ波背景放射 (CMB)」を最高精度で観測した全天マップを発表した (AstroArts の記事)。この Planck により得られた知見とこれまでに得られたヒッグス粒子のデータを組み合わせることにより、これまでのビッグバンを起源とする標準宇宙論の考えが変わる可能性が出てきたという (Nature News & Comment の記事、、家 /. 記事、arXiv:1304.2785 より)。 これまでの標準宇宙論 (ビッグバン宇宙論) では、最初期の宇宙はビッグバンの後インフレ的に拡張を続けてきたと考えられてきた。しかし、プリンストン大学の天体物理学者 Paul Steinhardt 氏のチームが先週投稿した論文では、CMB の観測で得られたデータなどから考えると、こ

  • 太平洋に100トンもの硫酸鉄を散布する「海洋肥沃化」が行われる。国際法違反との指摘も | スラド サイエンス

    地球温暖化対策として「ジオエンジニアリング」(地球環境の人工的な操作)が一部で提唱されている。たとえば今年の7月には米国のRuss George氏がカナダの太平洋沖で100トンもの硫酸鉄を散布、8月にその周辺域で二酸化炭素を吸収する植物プランクトンが10,000平方キロメートルに渡って大量に発生していたことが確認されている。しかし、こうした「海洋肥沃化」は国際法違反であるとする指摘もある(家/.、Guardian記事)。 同実験はカナダ西部のハイダグアイ島から200海里離れた海域で行われたが、同海域でサーモン漁を行う先住民族のハイダ族は「サーモン繁殖促進プロジェクト」であるとの説明を受けていたとのこと。同実験に協力するハイダ族はサーモンの水揚げ量が増大することを期待しており、一方のGeorge氏は収益性の高い炭素クレジットによる収入を期待している。 国際自然保護連合のKristina M

  • 星出宇宙飛行士、歯ブラシでISSを救う | スラド サイエンス

    星出、ウィリアムズ両宇宙飛行士による国際宇宙ステーションの船外活動が5日に再度実施され、今回は無事に作業を完了した(JAXAの記事、 MSN産経ニュースの記事、 NHKニュースの記事、 家/.)。 8月30日に実施された国際宇宙ステーションの船外活動は、ボルトの不具合により作業が完了できず、途中で打ち切られていた(/.J記事)。今回はボルトの不具合に対応するため、歯ブラシなどを組み合わせた掃除用のツールを作って作業にあたったそうだ。両宇宙飛行士は、電力切替装置#1のボルトやボルトを受ける支柱に付着した金属粉を清掃し、グリースによる潤滑を行った後に再度取り付けを行った。電力切替装置#1は無事に起動し、取り付け作業は完了したとのことだ。ボルトが無事締まったとの報告を受け、地上の管制室では拍手がわき起こったとのことである。

  • 中国やインドの大気汚染、米国の気候に影響を与える | スラド サイエンス

    経済成長により、中国やインドでは毎年数多くの車や工場施設、そして家庭が2万トン以上の煤塵やメタンガスを排出し、そしてそれによって暗く色のついた雲が形成されるようになった。この雲は「the Asian brown cloud(アジア褐色雲)」とよばれ、世界トップクラスの汚染を象徴するものとなった。そして、米気象学者による新たな研究結果によれば、これらの汚染は排出国のみならず、遠く離れた米国の気候にまで影響を及ぼすことが明らかになった(Science、家/.)。 中国は2000年から2006年の間に、アジア褐色雲の原因となる炭素エアロゾルの排出量を倍増させた。その結果、雲は大幅に厚くなった。これまでの研究では、このような雲の層が厚くなると地球に届く太陽光の量が減少し、地上の温度が下がることは分かっていたのだが、新たな研究では、夏季モンスーンの風を弱める役割を持ち、モンスーンの発生時期や場所を

    arajin
    arajin 2012/05/30
    「the Asian brown cloud(アジア褐色雲)」「夏季モンスーンの風を弱める役割を持ち、モンスーンの発生時期や場所を変える」
  • ドイツで16歳の少年、ニュートンも解けなかった難問の答えを見つける | スラド サイエンス

    あのアイザック・ニュートンも解くことが出来なかった難問を、このほど16歳のドイツ人少年、Shouryya Ray氏が解いてしまったとのこと。この「難問」とは、重力の影響と空気抵抗を受けた投射物の軌道を正確に計算する方法というもの(家/.、news.com.au記事)。 これは数世紀に渡って数学者を悩ませてきた難題であるが、その答えを、Ray氏はなんと学校の課題に取り組んでいるうちに答えを見つけてしまったのだという。 インドで生まれたRay氏は、12歳の時に父親の仕事の関係でドイツ移住。父親の影響で幼い頃から数学教育を受けており、微分積分は6歳の時に学んだのたそうだ。

  • ヒトに高い知性を獲得させたかもしれないコピーミスが特定される | スラド サイエンス

    ある遺伝子の選択的な複製がヒトの知性の進化に寄与した可能性があることが指摘されている (Discovery News の記事、(家 /. 記事、doi: 10.1016/j.cell.2012.03.033) 。 ヒトにはおよそ 30 個の選択的に複製された遺伝子があり、これらは偶発的なコピーミス (部分的なコピーの重複) により生じている。研究グループはこのうち SRGAP2 に着目してこの遺伝子を部分的に重複させて、元来 SRGAP2 を持たないマウスのゲノムに導入したところ、脳が発達する間の神経細胞の移動が速くなったとのこと。これは脳組織の効率を良くする働きがある。しかも、脳細胞から突起した軸索が他の細胞と結合する様は、より人間的な脳のようであったとのこと。

    arajin
    arajin 2012/05/13
  • LEDの発光効率が100%を超える | スラド サイエンス

    MITの研究チームは、高温下で非常に低い電圧をLEDに印加すると、発光効率が100%を超えるという研究成果を発表した(論文概要、 DVICEの記事、 PhysOrg.comの記事、 家/.)。 印加する電圧を下げていくと入力電力は電圧の2乗に比例して減少するのに対し、LEDの発光出力は電圧に比例して減少していき、超低電圧時には発光効率が100%を超えるとのこと。30ピコワットの入力電力で69ピコワットの発光出力が得られたという。これはLEDが周囲の熱エネルギーを吸収して電力に転換するためで、発光効率が100%を超えるとLEDの温度は低下するとのこと。常温では十分な吸熱は行われないが、発熱の少ないLED照明や冷却システムなどへの応用も考えられるという。

  • 負極に昆布を使用すれば、リチウムイオン電池の容量が 10 倍に | スラド サイエンス

    せっかくなんで今回の話を理解するために必要なリチウムイオン電池の知識を. ・バインダー 電池の電極は基的に活物質とバインダーから出来ています. 活物質というのは実際にLiイオンを吸収・放出する材料です.ただ,粒子が大きいと内部までイオンが浸透するのが大変になる(使える容量が減る,充放電速度が遅くなる)ため,通常はナノ粒子化して使用します.こうすると表面積が増えてイオンの吸収・放出が速くなり(=充放電が速くなる),中心まできっちりイオンが入れるため容量もしっかり使い切れるようになります. その一方,ナノ粒子のままだとバラバラに崩れてしまいますし,集電極(外部と繋がっている電極)との電気的な接触も取れませんから,ナノ粒子をしっかり結びつけて全体の形状を保持するための「糊」が必要になります.これがバインダーで,今回の報告ではこのアルギン酸ナトリウムをバインダーとして15wt%使用しています.リ

  • 宇宙ゴミ問題が深刻化、衝突の可能性が高まる極めて危険な状況に | スラド サイエンス

    近年増え続ける宇宙ゴミの問題が深刻化しており、宇宙飛行士および宇宙船が危険に晒されているという。真剣に問題に取り組むべき「転換期」に差し掛かったとのこと(Reuters、家/.記事)。 米国学術研究会議(NRC)によれば、米宇宙監視ネットワーク(SSN)が追跡した宇宙ゴミは、2006年12月には9,949個であったが、今年7月には16,094個に増加しており、このうちの20%は中国が2007年に破壊した気象観測衛星FENGYUN 1-Cから派生したものであるとのこと。また現段階で、地球軌道を周回するこういったゴミの量は衝突を避けられない程のレベルに達しており、衝突が起きれば更なる宇宙ゴミが発生することになるという。宇宙飛行士及び宇宙船が衝突に巻き込まれる可能性が高まっており、「宇宙環境がますます危険な状況になっている」と調査を率いたDonald Kessler氏が報告している。 NRCは

    arajin
    arajin 2011/09/05
    「国際法上、他国の宇宙物質を回収することが禁じられている」
  • 10年以上におよぶ研究の末、電子の正確な形が明らかに | スラド サイエンス

    先日日記 [srad.jp]にも書いたのでちょっと補足. 素核の理論によれば,素粒子等には電気双極子能率(EDM)が存在するのではないか,と考えられています.要は電気的な双極子モーメントですね. これは電子や,中性子,クォークなどにも存在すると考えられています.電子やクォークでは元々の電荷にプラスして,僅かながら電荷の偏りが生じて,電子の「上下」にδ+とδ-が生じる,というものです.中性子だと,全体としては中性だけど一方がちょっとプラス,他方がちょっとマイナスになる,という. #「上下」の方向は,その素粒子のスピンによって決まります. この微妙に生じた双極子を,「丸くない成分」と表現しているわけです. そしてこのEDM,理論によって存在は予言されているのですが,見つかると嬉しい点が2つあります. ・嬉しい点1 これがもし存在すると,時間反転対称性の破れの直接観測になります. 我々の知ってい

    arajin
    arajin 2011/05/29
    電子に有限の大きさがあると確認されたのではなく、現在の測定精度では完全な球対称であることが示された、そうだ。