多摩市内で最も交通量が多いとされている関戸の「新大栗橋交差点」。昨年3月に同交差点の横断歩道を自転車で通行中の小学生が左折するトラックに巻き込まれて亡くなる痛ましい事故が起きたことを契機に、昨年10月、完全歩車分離式の信号機が導入された。導入されてからまもなく1年が経過。その後を取材した。 鎌倉街道と川崎街道が交差する「新大栗橋交差点」は、市内で最も交通量が多く、その量は都内でも有数の交差点とされている。昨年3月、この交差点で小学生が青信号の横断歩道を自転車で渡っていた際、左折してきたトラックに巻き込まれて亡くなるという悲惨な事故が起きた。 その事故直後から、歩行者が横断歩道を渡る際、車が左折して横断歩道に進入できないようにする歩車分離信号の実現を求めて、地元住民・自治会で署名活動を行い、約2万筆を集めて道路を管理する東京都南多摩東部建設事務所へ提出。多摩市は多摩中央警察署長に、多摩市議会