by PiccoloNamek 18世紀に起こった産業革命以降、人類は化石燃料からエネルギーを作り出し、驚くべきスピードで文明を発展させました。反面、温室効果をもたらす二酸化炭素やメタンの排出量が激増したことで、地球温暖化を引き起こしたといわれていますが、地球温暖化を防ぐ方法の1つとして「Stratospheric Aerosol Injection(SAI、成層圏エアロゾル注入)」が注目されています。そんな中、ハーバード大学とイェール大学の研究者が、SAIについての最新の研究論文を発表しています。 Stratospheric aerosol injection tactics and costs in the first 15 years of deployment - IOPscience http://iopscience.iop.org/article/10.1088/1748-9
<地球温暖化対策として、成層圏にエアロゾル(煙霧質)を人工的に注入して太陽光を反射する構想があるが、その場合、農作物にどんな影響を及ぼすのかという研究が行われた> 地球温暖化を緩和する目的で、成層圏にエアロゾル(煙霧質)を人工的に注入して太陽光を反射させる地球工学的な構想がある。米国の研究チームは最近、こうした対策は農作物の収量に悪影響を及ぼす可能性があるとする調査結果を発表した。 気候変動と地球工学(ジオエンジニアリング) カリフォルニア大学バークレー校(UCバークレー)の農業・資源経済学部で博士課程のジョナサン・プロクター氏らが実施した研究で、英学術誌『ネイチャー』に論文が掲載された。米紙ワシントン・ポストなどが報じている。 地球工学(ジオエンジニアリング)のうち、成層圏にエアロゾルを注入する構想は、過去に大規模な火山噴火が起きたとき、地球規模で気温が下がった事例に着想を得ている。 火
宮崎県の霧島連山・えびの高原(硫黄山)が噴火した後、近くの川から環境基準値の約200倍のヒ素が検出されたことを受け、麓にある鹿児島県の伊佐市と湧水町では農家が3日までに、下流の川内川から取水する本年度の稲作を断念することを決めた。 2市町によると、栽培を取りやめるのは水田計3100ヘクタールのうち2割の620ヘクタール。今月下旬から始まる田植えを前に、関係者が2日に協議した。火山活動の先行きが見通せず、被害拡大の際に対応できないと判断した。 宮崎県によると、川内川上流の支流に当たる同県えびの市の長江川で4月下旬、高濃度のヒ素を検出した。
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