洗濯と言うのは手でやるとものすごく体力と時間がかかってしまい、他のことをやる余力がなくなってしまいます。特に発展途上地帯ではこの余力で生活費を稼がなければいけないわけですから洗濯の省力化は大きなポイントとなります。このプロジェクト「GiraDora」はそこに注目、足こぎ式の人力洗濯脱水機を開発し、この問題に対抗します。 「GiraDora」はわずか40ドル(約3200円)で生産できる足こぎ式の洗濯/遠心脱水機 現在の設計はこんな感じ。なお、プロトタイプは野菜の水切りを行うサラダスピンナーを利用したものでした。 ペルーの高地のスラムでは水も電気も不足しています。 そのため給水車が通いますが、水の量は限られてしまいます。清潔な水を得て、必要最小限の水で生活するのはものすごい手間と時間がかかります。 また洗濯機が使えないので洗濯に必要な時間は1日6時間。これを週に3~5回、乾燥に最大3週間ともな