NHKBS2では今「懐かしのみんなのうた」を連続して再放送していて*1、今日の放送分には昭和41(1966)年の「ドナドナ」が入っていました。 ある晴れた 昼さがり いちばへ 続く道 荷馬車が ゴトゴト 子牛を 乗せてゆく かわいい子牛 売られて行くよ 悲しそうなひとみで 見ているよ ドナ ドナ ドナ ドナ 子牛を 乗せて ドナ ドナ ドナ ドナ 荷馬車が ゆれる 青い空 そよぐ風 つばめが 飛びかう 荷馬車が いちばへ 子牛を 乗せて行く もしもつばさが あったならば 楽しい牧場に 帰れるものを ドナ ドナ ドナ ドナ 子牛を 乗せて ドナ ドナ ドナ ドナ 荷馬車が ゆれる (訳詩 安井かずみ*2) この歌の背景と言われているものを採り上げなくても、これは十分子供心に悲しい歌として残っていました。どれだけ慈しんで育てたとしても、もしそれが食肉用の動物ならば必ず出荷ということになります。