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語りの権力性と死に関するcrowserpentのブックマーク (15)

  • 男性にも「ことば」が必要だ

    世界経済フォーラムが毎年発表している「ジェンダー・ギャップ指数」の2021年版によると、日の順位は156か国中120位であり、先進国のなかでは最低クラス、東南アジア諸国よりも低い[1]。例年、日ではとくに「ジェンダー間の経済的参加度および機会」および「政治的エンパワーメント」の指標が低いことがポイントだ(逆に、「教育達成度」と「健康と生存」の数値は他の先進国とほぼ変わりない)。日の女性は、政治や経済という「公」の領域から、いまだに締め出されつづけている。 また、2021年に小田急電鉄小田原線で起こった刺傷事件では、容疑者が取り調べで「幸せそうな女性を見ると殺してやりたいと思うようになった」と発言したことから、女性という属性をターゲットにしたヘイトクライムや「フェミサイド」であると論じられた[2]。自身も強姦事件の被害者であるジャーナリストの伊藤詩織も論じているように、日は性犯罪の被

    男性にも「ことば」が必要だ
    crowserpent
    crowserpent 2022/04/14
    「弱者男性論」をめぐる現状についてよく整理された文章だった。この辺の話のこじれやすさの背景には「孤独」の問題の扱いの難しさがあると思う。
  • 「死にたいと言ってる奴は死なない」ではなく、生存本能が「死にたい」と言わせてる仮説 - ←ズイショ→

    死にたい死にたい言ってるやつは結局死なないんだ的な言説は定期的にネットリアル問わず観測されるがこれまで30年とかそこら生きてきた体感として死にたい死にたい死にたい言ってて当に死ぬやつはいくらでも見てきたし一方でなんだかんだ死なない奴もいくらでも見てきたが死にたいとも言わずなんのアラートも無しにひっそりと死んでしまう奴というのもそれなりにいてそういうやつは大抵死んだ後に今思えばあれはあいつなりのアラートだったのかなとも思わせられるのでやるせないみたいな経験がある人にはあるしない人にはないのだろうしアラートを受け取ったことがある人もない人も死にたい死にたい言うやつは死なないって言ったりするし死ぬ時は死ぬなんて言ったりするしそこははっきり言って個人差なのかなと思わんではないが死にたい死にたいと言おうが言うまいが人間勝手に死ぬ時は死ぬし死ぬなら事前に言ってよねって思うし言ってくれたのが目の前のあ

    「死にたいと言ってる奴は死なない」ではなく、生存本能が「死にたい」と言わせてる仮説 - ←ズイショ→
    crowserpent
    crowserpent 2019/02/14
    本能かはともかく、「死にたい」がSOSというのはそうだと思う。しかしそれ故に「死にたいと言う奴は死なない」という語りが「聞く側の自己防御」として生じているのかも。
  • 脅しの道具としての「孤独死」 - 烏蛇ノート

    昨年の暮れに、「30~40代がいずれ迎える「大量孤独死」の未来」という記事がちょっとした話題になりました。 千葉県のマンションに住む60代の男性は、孤独死してから半年間にわたって発見されなかった。男性の傍らには、犬と7匹が一緒に息絶えていたという。 (中略) この男性は、独身で一人暮らし。仕事はしておらず、親の遺産で生活していたようで、貯金は2000万円ほどあり、経済的には特に不自由ない生活を送っていた。 だが近所や親族との付き合いはなく、人間関係がほとんどなかった。 その結果として男性は、孤独死という事態を迎えたのである。 30~40代がいずれ迎える「大量孤独死」の未来 - 東洋経済 記事では、自室で亡くなった男性と、一緒に死んでいたペットの様子がおどろおどろしく描写され、「ペットの多頭飼い」は社会問題であると強調されたのち、単身者の「孤独死」が今後増加するであろうという危機感を煽る文

    脅しの道具としての「孤独死」 - 烏蛇ノート
  • 30~40代がいずれ迎える「大量孤独死」の未来

    新築マンションで死後半年発見されず 千葉県のマンションに住む60代の男性は、孤独死してから半年間にわたって発見されなかった。男性の傍らには、犬と7匹が一緒に息絶えていたという。 死後半年と聞くと特殊なケースと思われるかもしれないが、高断熱や気密性の高いマンションでは、訪問者でもない限り、長期間遺体が見つからないことも多い。長期間遺体が放置されてきたこともあり、すさまじい光景だったようで、物件を買い付けた不動産屋はその臭いに卒倒しかけたという。 この男性は、独身で一人暮らし。仕事はしておらず、親の遺産で生活していたようで、貯金は2000万円ほどあり、経済的には特に不自由ない生活を送っていた。 だが近所や親族との付き合いはなく、人間関係がほとんどなかった。 その結果として男性は、孤独死という事態を迎えたのである。 男性が住んでいた3DKのマンションを訪ねると、正面玄関は、ヨーロピアン風の黒い

    30~40代がいずれ迎える「大量孤独死」の未来
    crowserpent
    crowserpent 2018/12/27
    この記事に限らず、「孤独死」の議論は大抵「何を問題にしたいのか」の焦点が曖昧で、複数の問題がごちゃまぜになりやすい。あとで何か書くかも。/言及しました。https://crowserpent.hatenablog.com/entry/2019/01/19/224620
  • 岡本顕一郎さん殺害に関し「はてな社の問題」を問うなどの取材について : やまもといちろう 公式ブログ

    あんま連エントリするつもりもないんですが、ちょっと午後電話が鳴りやまない状態でして、ずっと外出中だったので電話の電源が切れてしまいました。 それはそれとして、連絡の内容で「被害に遭った岡顕一郎さんの人柄について」という内容ならまあ分からなくもないんですが、かなりの割合が事件の被害者の背後関係についてでして、変な報道になりかねないなと思って一応の注意喚起であります。 あくまで私の私見ですが。 ・ はてな社が加害者を放置したのが原因ではないか はてな社とは発信者情報開示請求で争ったこともあり、はてな社の考え方、筋の通し方もある程度知る私としては、はてな社の対応は非常に堅実&筋が通っており、適切に申し立てをしたり、話し合うことのできる組織だと思っています。 今回、取り沙汰されている加害者がはてな社のサービス「アノニマスダイヤリー(通称、「増田」 はてな社に登録IDは知られるが、対外的には匿名状

    岡本顕一郎さん殺害に関し「はてな社の問題」を問うなどの取材について : やまもといちろう 公式ブログ
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    crowserpent 2018/06/26
    突発的な凶悪事件に対しての、過度に一般化された「一見分かりやすい説明」が孕む問題について。概ね同感。
  • BLOGOS サービス終了のお知らせ

    平素は株式会社ライブドアのサービスを ご利用いただきありがとうございます。 提言型ニュースサイト「BLOGOS」は、 2022年5月31日をもちまして、 サービスの提供を終了いたしました。 一部のオリジナル記事につきましては、 livedoorニュース内の 「BLOGOSの記事一覧」からご覧いただけます。 長らくご利用いただき、ありがとうございました。 サービス終了に関するお問い合わせは、 下記までお願いいたします。 お問い合わせ ※カテゴリは、「その他のお問い合わせ」を選択して下さい。

    BLOGOS サービス終了のお知らせ
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    crowserpent 2016/10/12
    「死ぬくらいなら辞めれば」という言説が犠牲者非難として機能することについて。
  • 「〜は死ぬべき」に対抗するのは「〜は生きていて良い」ではないと思う - 表道具

    今回の虐殺事件は,様々な点で人間の心をえぐり出すものだったと思う. 私もいくつか思うところはあり,なんとか抑えていたところもあるが,いくつかの記事を読んでこれは看過できぬと思い記事を書くことにした. zen-iku.jp zen-iku.jp d.hatena.ne.jp これらの声明や記事は実際にこの事件に関わる大きな社会課題に取り組んできて,その意味で強い主張で発信している,これは非常に重要なことで,物事を進めていくために彼らのような意志をもってやっていくこと,またそれを実際にやっていることには敬意を表する. しかし,この主張ははがゆい. 障害のある人一人ひとりの命の重さに思いを馳せてほしいのです。そして、障害の有る無しで特別視されることなく、お互いに人格と個性を尊重しながら共生する社会づくりに向けて共に歩んでいただきますよう心よりお願い申し上げます。 http://zen-iku.j

    「〜は死ぬべき」に対抗するのは「〜は生きていて良い」ではないと思う - 表道具
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    crowserpent 2016/07/28
    「善意」で「不幸」を決め付ける語りの暴力性と、それに対抗する語りがまた当事者を抑圧しうることのジレンマについて。
  • 自死遺族の立場で親に読ませたい、シロクマ先生の著書「若作りうつ」 - 玖足手帖-アニメブログ-

    あらすじ ひょんなことからTSUTAYAで書のあとがきと結論を立ち読みして、「これは父親への誕生日プレゼントに最適だ」と思い、購入したのであった。 内容はブログで書いてあるので、ネット環境にある人は特に読む必要はないのだが、ネットでおもしろ動画を見てばかりいてあまりネットで文章を読む習慣のない父親に読んでもらうには、書籍と言う形がいいのではないかと思い、購入した。 内容 ”「若作りうつ」社会”(シロクマ先生の新著)を読んだ。 「"「若作りうつ」社会"を読んだ。」を読んだ。 | 熊代亨 『「若作りうつ」社会』を出版しました - シロクマの屑籠 「若作りうつ病」 - シロクマの屑籠 コミュニケーション市場から弾き出された人間の余生 ~「若作りうつ」社会(熊代亨)~ - 自意識高い系男子 http://anond.hatelabo.jp/20140302215233 ロスジェネ世代の精神科医・

    自死遺族の立場で親に読ませたい、シロクマ先生の著書「若作りうつ」 - 玖足手帖-アニメブログ-
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    crowserpent 2014/03/18
    人生における「運」や「偶然」の帰結を、「成熟」や「適応」の枠組みに当て嵌めて語ろうとすることの欺瞞について。
  • 孤独死の問題が結婚で解決できるっていうのはおかしくないか?

    「従来通りの家族生活」を送れない人は難民扱いされるのか。 これまた凄い差別がやってきたな。 結婚してないか、子供がいないから将来孤独死だーって話になってるけど、 もしそうだとしたら今「孤独死」という単語が登場して問題になってるのはおかしいよな。 今孤独死してる人達って、わりと強制的に結婚してきたはずの戦後世代じゃないのかと。 そして一番問題になるのは団塊世代が寿命を迎える近未来じゃないの。人数が多いんだから。 結婚歴の有無じゃなくて、ようは一人で住んでるから孤独死になるわけでしょ。 結婚してたって配偶者に先立たれたら孤独になる。 子供が居たとしても、遠方に娘が嫁いだとか転勤で縁のない土地引っ越した息子とかで孤独になる。 同居してくれる、あるいは近くに一緒に住んでくれるケースはかなり恵まれてるかと。 それが結婚率さえ上がれば解決すると思われてしまうのは逆に問題のような気がする。 市役所に埋葬

    孤独死の問題が結婚で解決できるっていうのはおかしくないか?
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    crowserpent 2014/03/03
    その「おかしさ」の原因は、本来切り分けて考えるべき幾つかの問題が「孤独死」概念でごちゃ混ぜにされているところにあると思う。
  • 被害者としての自認を阻むもの - apesnotmonkeysの日記

    先週 NHK Eテレで放送されていた「ハートネットTV」の「シリーズ 貧困拡大社会」、「相次ぐ若者の過労死」「若者を追い詰める“ブラック企業”」の2回分を(録画しておいて)見ました。 http://www.nhk.or.jp/heart-net/tv/calendar/2012-10/22.html http://www.nhk.or.jp/heart-net/tv/calendar/2012-10/23.html 一般論としては報道やルポルタージュ、ネットの情報等を通じて知っていることを上回るような知見を与えてくれるものではありませんでしたが、取材を受けた過労死者・自殺者遺族の姿を見ると、劣悪な労働環境が一人の人間の命を奪ったという事態の重さを改めて痛感します。 とりわけ印象的だったのは、過労死した青年と同期入社だったという取材対象者の言葉です。彼自身、入社2年でうつ病を発症し、休職と

    被害者としての自認を阻むもの - apesnotmonkeysの日記
    crowserpent
    crowserpent 2012/12/01
    被害者を自認すること、それについて語ることの困難さに対して、どのような態度を取るべきかということについて。
  • 「普通の人生を普通に生きる権利」すらお前たちは奪うのか。

    先に断っておくが、このエントリでは当事件の事実関係や市や学校の対応、ネット上の意見などに一切関与せず、「いじめ」と「自殺」について個人的な意見を述べるものである。 滋賀県大津市で起きた男子中学生の自殺を巡って世間に様々な声が上がっている。 Twitterを眺めていても、数は少ないながらも多種多様な人たちが共存する僕のTL上ではこの件を巡って、「いじめ」あるいは「いじめと自殺」を巡って活発な意見交換が行われており、日々感服するばかりである。インターネット上において「いじめ事件」が大々的に取り上げられるのは何も昨今に限った話ではない。何年も前から日の各地で痛ましい「いじめ」についての事件が起こるたびにインターネットではそれについて激しいレスポンスが生まれてきた。それらは基的に「いじめ」について批判的な意見なのだが、時にそれらは過剰すぎるといっていい反応に発展し、自称「正義の味方」たちが暴走

    「普通の人生を普通に生きる権利」すらお前たちは奪うのか。
    crowserpent
    crowserpent 2012/07/07
    「いじめられる方に問題がある」に対する反論の論理が透徹してるのは凄いと思う。「物理的に逃げる」難しさが構造的なものだということについても。
  • 自殺した人を責める?これ以上どうやって? - 聴く耳を持たない(片方しか)

    まとめよう、あつまろう - Togetter [twitter:@egachan]氏の考えとしては『自殺した人は死んでからも世の中から責められて当然。自殺という選択をした人は最低の人間』で、『自殺したことをもっと攻めるべき。自殺するやつは最低だ。と。』だそう。 亡くなった人をこれ以上どう責めるのか?当然その人自身には直接文句も言えないですから、どうするのでしょうか?公然と亡くなった人を糾弾するのでしょうか? 話は変わりますが、あしなが育英会という組織があります。 http://www.ashinaga.org/ 病気や交通事故事件、災害で親を失った子供(遺児)を支援するNPOで、奨学金制度を通じて遺児の進学などを支える活動を行っています。また、親を失った精神的なショックのケアなども行われ、遺児同士が交流する場などを設けたりもしています。 そうした中で、自分の体験を話すという「つどい」とい

    crowserpent
    crowserpent 2010/06/18
    「自殺した人を安易に責めるのでは今以上に遺族・遺児は孤立してしまいますし、自殺の防止にもならないでしょう。」
  • ハッピーエンドなんか信じられるか

    『昔の失敗が成長につながったと考えれば、つらい過去もそこまで気にすることないんじゃない』 そう言われたけれど、受け入れられなかった。からだが拒絶したのだ。 ほとんど渇いた喉元に無理やり甘いパンを詰め込まれたようで、味を噛み締める余裕もなくわずかな水分を奪われた気がしたのだ。 けれど、人はパンをべなきゃ生きていけないし糖分がなきゃ脳も働かないらしいから無理やり飲み込もうとしてみて、 後でトイレで吐いた。 相手は100パーセント善意なはずなのに。 正直言って、ハッピーエンドにアレルギーがある。 映画とかの架空の話ならまだ割り切れるけど、それを実社会で適応しようとする考えが気持ち悪い。 だからフジテレビ『エチカの泉』みたいなゲストの人生を全肯定する番組も嫌いだ。というか、生理的に受け付けない。 できるだけ、ただの具体例として聞いてほしい。 高校一年の時、ある人を傷つけた。 それまで僕は彼女を救

    ハッピーエンドなんか信じられるか
    crowserpent
    crowserpent 2009/11/14
    これも「近代の罠」の一種。/ハッピーエンドなんか信じなくていいけど、「ハッピーエンドを信じたい人たち」のことは、そっとしておいてあげてください。
  • ポートランドの活動家、ボニー・ティンカーさんからわたしが学んだこと - macska dot org

    わたしの尊敬する活動家の一人で、わたしと同じオレゴン州ポートランドに住んでいたボニー・ティンカーさんが、旅行先のヴァージニア州で交通事故にあい、61歳という年齢で亡くなった。彼女は西海岸で最も歴史の古いドメスティックバイオレンス(DV)シェルター、Bradley-Angle Houseの創設者であり、ゲイやレズビアンをはじめとする性的少数者の人たちが作る家族を支援する団体Love Makes A Familyの代表としても長年活動を続けてきた。また、社会的公正と非暴力主義を掲げるクエーカー教の信仰者として、ポートランドにおける平和運動や人権運動でも中心的な活躍をしてきた。追悼にかえて、わたしが彼女から学んだことをいくつか記録しておきたい。 わたしがボニーさんを知ったのは、Love Makes A Familyの代表としてだった。わたしの友人が大学に通いながらこの団体でたまたま仕事をしており

    ポートランドの活動家、ボニー・ティンカーさんからわたしが学んだこと - macska dot org
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    crowserpent 2009/07/05
    「本当に誰かを説得したいときどのような態度で臨むべきなのか」/DVシェルターの問題に関して:http://macska.org/article/118 , http://macska.org/article/235
  • 飯島愛の先生 - (元)登校拒否系

    最近はテレビをほとんど見なくなってしまった。ネット中毒だからだ。 正確にはテレビ番組を見ることはあるが、YouTubeで見る。  さて、このたびの訃報にせっして、ふと思い出したことがある。 僕がまだテレビっ子だったころのことだ。  久米宏が司会。たぶん。よく覚えてないけど。 それは「成功者の半生」を再現して、人がスタジオでコメントする、みたいな番組だった。 それで飯島愛が出てきた。 そう、彼女が「成功者」であった時代があったのだ。 そしてこれはそのころの話だ。  彼女の半生は壮絶なものだった。 その中のエピソードとして、超ウルトラ最低な教師に出会ってしまったという話があった。 そしてそれを「きっかけ」の一つとして彼女は不良街道に突入するのであった。。。 詳しくは覚えてない。たぶん、彼女の自伝を読めば書いてあるんじゃないかな? 僕は特に興味がないから、記憶を確かめたいとまでは思わない。  

    crowserpent
    crowserpent 2008/12/26
    「あの苦しみがあったからこそ、今の彼女がある、という例のあの言い方だ。」 語り直されてしまうこと、語られざるを得ないということについて。
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