統合失調症には陽性症状と陰性症状がある 統合失調症とは、脳のさまざまな働きをまとめられなくなり、考えや気持ちがまとまらない精神状態が続く病気です。 幻覚や妄想などが起こり、本当は言われていないのに悪口を言われたと思い込んだり独り言が増えたりします。 統合失調症には陽性症状と陰性症状があります。 陽性症状は幻覚が見えたり幻聴が聞こえたり、ありもしない妄想を信じ込んだりなど、現実にはあるはずがないものが現れる状態です。 現実にはなにも起きていないのにいじめを受けたと思い込んだり、誰かに監視されていると思い込んだりする人もいます。 妄想や幻覚は非常にはっきりと見えたり聞こえたりすることもあるので、病気のせいだと気づくことが難しくなります。 24時間ひたすらベッドに横になっている これに対して陰性症状は、活動性が低下して感情が現れなくなったり、意欲が低下したりする状態です。 身なりにまったく構わな