中国の人件費上昇などを受けて生産拠点の分散を目指す「チャイナプラスワン」。その波に乗り、衣料品輸出額で世界2位に成長したのがアジアの最貧国の1つ、バングラデシュだ。国内総生産(GDP)の1割が繊維産業で、輸出額の8割をアパレル製品が占める。輸出基地としてだけでなく、日本を上回る人口約1億6000万人の内需開拓を目指す日本企業の動きも盛んだ。衣料品販売店「ユニクロ」を展開するファーストリテイリン
日本銀行は26日、シンガポールの中央銀行にあたるシンガポール通貨庁との間で、新たな資金供給の枠組みで合意した。現地に拠点のある邦銀がシンガポール・ドルを必要とした際、新たに日本国債を担保に、同通貨庁から資金供給を受けることができる。 日銀がこの枠組みを設けるのは、アジアではタイに続き2国目。この秋にも運用を始める。これまで日本国債を担保に資金を調達する場合、いったん日銀から円通貨で借りる必要があった。今後はシンガポール通貨庁から、直接、現地通貨での調達が可能となる。 シンガポールは日本の輸出先としては7番目に大きい。700近い日本企業が進出するなど、近年、日本経済との結びつきが強まっている。 関連記事日銀の資金供給量、過去最高 前月比13.9兆円増7/2市中の通貨量、伸び率最大に 5月、日銀速報6/12〈ロイター〉日銀、次回決定会合で期間2年以上の資金供給議論へ=関係筋6/1〈ロイター
三菱UFJフィナンシャル・グループは2日、タイ大手のアユタヤ銀行を買収すると正式に発表した。11月からTOB(株式公開買い付け)を実施し、株式の51%以上を取得する。邦銀がアジア大手銀の経営権を握るのは初めて。アジアを舞台に中小企業や個人向けを含む総合金融サービスを展開する。アユタヤ銀の株式25%を持つGEキャピタルはTOBに応じ、タイでテレビ局などを展開するラタナラック家は25%の持ち分を維
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