中国では珍しい政治風刺漫画をネットで発表し人気を博していた「変態唐辛子」こと王立銘氏(41)が中国メディアなどの批判を浴び、出張先の日本の入管当局に滞在延長を求めた。支援者の協力で願いはかないそうだが、息苦しさを増す母国の言論状況への危機感は強い。 「中国版ツイッター」の微博などで漫画を発表しつつ、食品のネット販売で生計を立てていた王氏は5月、日本製品の販売に向けたリサーチで来日。ところが8月、自身の微博アカウントが突然、封鎖された。 その後、共産党機関紙人民日報傘下のサイトが王氏を「媚日」「売国奴」などと批判し、関係部門に「法に基づく調査」を求める文章を掲載。王氏が目にした日本人の礼節や日本の平和主義などについて好意的な感想をネットでつぶやいたことも批判された。 北京で公安に連行された経験も… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定
自民党の安倍晋三総裁が、日本の現状に危機感を募らせている。民主党政権の弱腰・場当たり外交をあざ笑うかのように、中国艦船は連日のように、沖縄県・尖閣諸島周辺の日本領海や接続水域を侵犯・侵入している。野田佳彦首相は内閣改造を断行したが、衆院解散から逃げ回るだけで、長引くデフレや円高を克服して、日本経済を成長軌道に乗せる策を示すことができない。安倍氏は連載「突破する政治」の特別インタビューに応じ、「中国に一歩も引かない」と言い切り、「日本を取り戻す」ための戦略を一気に語った。 --野田第3次改造内閣をどう見るか 「国難に当たり、まず適切な対応を取ってほしい。同時に、新閣僚の顔ぶれには不安がある。いろいろ、あげつらう気持ちはないが、私が小泉内閣の官房副長官だったとき、田中真紀子文科相が外相に起用された。外務省を混乱させ、外交機密を漏洩(ろうえい)するなど、国益を害したのは事実だ」 --党首
私は中国語がわからないので環球時報の英語版を読むのだが、なかなか含蓄深いお話があったので、ここは一つ、日本国民も中国様のお考えを拝聴してみようではありませぬか。拙い試訳ではあるが(参照)。 9月18日には戦争を顧みる機会である 今日は、前世紀、日本が中国に侵入した、あの9月18日の出来事の81周年記念日である。日本侵略への抗戦は1945年に終了したが、魚釣島問題での最近の世論加熱をめぐって再びその警戒が沸き起こってきている。中国と日本の間に新たなる戦争が始まるのかと懸念する人が多数いる。 西太平洋域の国々にあって両国は主要な競争相手であった。81年前に始まった惨事で中国は、日本による最大限の屈辱に苦しんだ。日本は強大な軍事力の優位で隣国を侮蔑し続けた。日本政府が降参してもその心理的な優位が断念されることはなかった。日本人にしてみれば、中国の勝利は米国やソ連によってもたられたものである。 1
最初に述べておくべきは、尖閣諸島は日本の領土であり、領土問題は本来なく、日本の実効支配下にあるという従来の主張を是とすることです。ネットの情報を見て右往左往している人は、外務省のこのサイトを百回読んで、落ち着きましょうね。 尖閣諸島に関するQ&A http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/senkaku/qa_1010.html で、語るべきは三点です。 ■中国人が尖閣諸島問題で怒る理由をよく理解すること 中国が後から領有権を主張した尖閣諸島問題が、中国国内のプロパガンダの材料となり、政府への不満のガス抜きとして反日行動が当局管理の下で行われてきている話は一般的に日本人も良く知るところとなっています。 ただ、今回中国の当局の承認のもとで香港活動家が船舶で尖閣諸島に上陸した背景には、日本政府が最終的には却下したものの日本の一部有志が尖閣諸島の既存施設管理・補修のために
関連トピックス胡錦濤尖閣諸島 丹羽宇一郎・駐中国大使の公用車が襲われた事件で、北京市公安局は、日本国旗を奪ったとみられる中国人の男を拘束し、事情聴取を始めた。複数の関係筋が29日、明らかにした。身元や動機などは明らかになっていないが、沖縄・尖閣諸島に上陸した香港の活動家を逮捕したことに対する日本側への不満が関係している可能性がある。 ただ、中国のネット上では、尖閣問題をめぐり反日感情が高まっており、この男を「英雄」とみなして摘発に反対する意見が多数を占めており、刑事責任を問うかどうかは、胡錦濤(フー・チンタオ)指導部が最終的な政治判断をするものとみられる。 大使館関係者によると、27日午後4時(日本時間午後5時)過ぎ、男は乗用車で北京市内の東四環路を走っていた丹羽大使を乗せた公用車に幅寄せするなどして、無理やり停止させ、前方に立てていた日本国旗を奪って逃げた疑いが持たれている。 続き
【上海=河崎真澄】中国広東省の民間企業幹部が24日、中国版ツイッター「微博」で「1949年から71年まで中国政府は釣魚島(尖閣諸島)を日本の領土と認めていた」と異例の発言をした。日本領有を示す53年1月の中国共産党機関紙、人民日報の記事や、複数の公式地図など根拠を挙げている。微博では中国国内からの感情的な反論に加え、「知識のない大衆が中国共産党に踊らされたことが分かった」などと賛同する見方も広がっている。 発言をしたのは同省広州の電子サービス企業、広東捷盈電子科技の取締役会副主席との肩書を持つ女性の林凡氏。林氏は微博の運営会社、新浪微博から「実名」の認証を受けており、10万人以上の読者をもつ。 林氏の資料によると、人民日報は53年1月8日付の紙面に掲載した記事で「琉球群島(沖縄)は台湾の東北に点在し、尖閣諸島や先島諸島、沖縄諸島など7組の島嶼からなる」と表記していた。中国当局が監修した53
香港人活動家の尖閣上陸で始まり、19日の日曜日には中国各地での反日デモにまで発展した騒ぎに、「これからどうなるのだろう」と感じている日本人は少なくない。わたし個人は逆に中国人の方が泰然としているという気がしている。というのも中国人はある意味、単純明確に「領土問題」としてこの事件をとらえているのに対して、逆に日本側には見えていない点があまりにも多く、その状態で解読しようとすればするほどわからなくなり不安に結びつく、つまり「知らないこと」が猜疑を生んで怖れや戸惑いに結びついているように見える。 今回まず明らかになった「不明点」は、日本社会には尖閣(中国では「釣魚島」、台湾や香港では「釣魚台」と呼ぶ。本稿では中国側視点を紹介する場合は「釣魚島」で統一する)を巡る領土紛争についての認識に大きな誤解があることだ。 活動家の上陸が伝えられた瞬間から、ツイッターなどでは「反日」という言葉が飛び交い出した
香港在住の時事評論家の何亮亮氏は15日、香港に拠点を置く鳳凰衛視(フェニックステレビ)の番組「新聞今日談」で、日本側が香港人の活動家に尖閣諸島の魚釣島への上陸を許したのは、「日本側が自制したからだ」という見方を示した。「上陸成功」に興奮する声とは一線を画し、日本側の冷静な対応に注目した。 何氏は、意外だったこととして、日本側が活動家の上陸を許したことと述べた。海上保安庁の装備は優秀であり、情報も早くから得ていたと指摘。「(上陸阻止のため)なぜ最も強硬な方法をとらなかったのか」と疑問を感じたという。 活動家の立場からすれば、日本の艦船の包囲を突破したことになるが、「日本側には、最も不幸な局面を回避したいとの意志があった」と指摘した。 何氏は、最も不幸な局面とは「海上保安庁が、巡視船を活動家の乗る漁船に強くぶつけること」と説明。死傷者が出れば、事態は極めて騒然とすると論じ、「私は、日本は事態を
■11月の大統領来日直後に 【ワシントン=佐々木類】日米両防衛当局が、11月のオバマ米大統領の来日直後から、米海軍と海上自衛隊を中心に空母ジョージ・ワシントンも参加しての大規模な統合演習を実施することが明らかになった。作戦の柱は、沖縄・尖閣諸島近海での中国漁船衝突事件を受けた「尖閣奪還作戦」。大統領来日のタイミングに合わせ統合演習を実施することにより、強固な日米同盟を国際社会に印象付け、東シナ海での活動を活発化させる中国軍を牽制(けんせい)する狙いがある。 日米統合演習は2004年11月に中国軍の潜水艦が沖縄県石垣島の領海を侵犯して以来、不定期に実施されている。複数の日米関係筋によると、今回は、中国軍が尖閣諸島を不法占拠する可能性をより明確化し同島の奪還に力点を置いた。 演習の中核は、神奈川・横須賀を母港とする米第7艦隊所属の空母「ジョージ・ワシントン」を中心とする航空打撃部隊。イージス艦
今からちょうど20年前の夏。私のもとに、四川省に住む妹からある修練法の書籍4冊が送られてきた。一気に読み終えた。さらにもう一度読み返したとき、私の心には、この「法輪功」を修練しようという気持ちが芽生えていた。 妹に電話をかけ、北京で功法を教わることのできる場所はないかと尋ねた。すると、「公園へ行くといいわよ。大きな公園なら、たいてい練功場があるはずだから」と教えられた。 さっそく近所の陶然亭公園や、天壇公園に2日続けて足を運んでみた。だがそれらしい集団は見当たらない。3日目にふたたび天壇公園を探したところ、南門のあたりで気功を行っている人たちを見つけた。「あの人たちかしら?」。胸が高鳴った。 ついに自分の居場所を見つけたという高揚感と、この上ない安心感で心が満たされた。まるで、私の身体も心も一瞬にして、まばゆい光と感動に包まれたかのようだった。 その日から、私は毎日この場所で、朝6時から8
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